明日はもっといい日に

安室奈美恵さまの追っかけをしているただのゲイのおじさんです。

結婚のお祝いについて

2008-06-20 00:27:45 | 思うこと
先日、仲の良かった友人♂が結婚をしました。
その友人は、小学校6年生の時に引越しをしてきて中学まで一緒でした。
彼は、僕とは違って学年で一番の秀才、高校は都内の激有名進学校へ、そのまま現役で東京の国立大学に行き大手証券会社の基幹社員となった勝組人生の人。
そして、27歳で結婚って、はぇー。
未だになんで仲良かったのはよくわからないけど、社会人になってから連絡を取ってませんでしたが、mixiで見つけて一緒に飲んだりする中でした。

結婚式当日は、他の式と重なっていてすでにそちらに出席の連絡をしていたので、仕方なく辞退することに。
いけない代わりにお祝い送らせて~と言ったはいいが、こういうケースは初めてなので悩む悩む。

友人♂に相談したところ、写真楯だぁー置き時計だぁーずっしりしたものを言ってきました。
「ずっと思い出をとっといておけるしー、あれは○○君がくれたんだよーって子供に言い聞かせてくれそうじゃん。」って、これだからノンケの男は・・・。

「そんなの離婚した時、邪魔じゃん!!」
というのは、心に留めておきました。

結婚した友人♀に相談すると、「うちは頂き物の写真楯だらけで困っちゃう」とおっしゃってました。やはり、消えもの系がいいのかなと思いつつ、ここは得意分野でチョイスすることにしました。

果たして、こんなのでよかったかどうか、お気に入りのショップ
LUSHの「幸せピンク」です。
結婚のメインは女性だから野郎の事はこの際、無視です。
奥さんの喜びが旦那の喜びだから。
喜んでくれるだろうか。

奮発しすぎたかな、ご祝儀出したとしても美味しい料理やスイーツ、幸せのおすそ分けにイケメンチェックができるからなぁー。
自分にはケチっても、人にはケチりたくないし、お祝いだし。
でも、相手にもよりけりだけど、次回からは予算さげよう。
自分にはお返しとして決して帰ってこないから、その分だけを差し引いてお互いが気持ちよくなれるように。

どうでもいい話ですが、
先日、用事があって立川に行きました。
グランデュオという駅ビルにトゥモ○ーランドが入っていたので、クリアランスに向けてアイテムのチェックよ!と見ていたところ・・・・、
立川って、多摩地区最大の都市といいながら所詮、東京の場末でしょうと思ってましたが、あなどるなかれ店員♂さんイケメンばかりでした。
アパレルでトゥモ○ークラスだから、皆さん端正な顔立ちなんですが、それでいてプチガチムチで肌は輝くように透き通っていて、何故か短髪。そして、品がある中にエキゾチックでせくしー・・・。
服を見つめている目がせくしー。
服をたたんでいる指がせくしー。
(セクシーって平仮名で書くと全然セクシーじゃないんですね)

さすが、場末といっても中央線。
恐れ入りました。

帰りの電車で、下手したら伊○丹よりもいいかも。
値段がどうだOutletがどうだクリアランスがなんだーいうよりも、男よ男!
これから足繁く通えば、ちょっとは仲良くなれるかもと考えてました。

逮捕される日も近いかも。





働く人の夢

2008-04-22 02:21:45 | 思うこと
今日、本屋さんの店頭でチラッと見て即買い&帰りの電車で完読。(出来ちゃうくらいサクッと読めます)
よくある仕事本かなぁと思いつつ読んでみましたが、中々よかったです。
20代~100歳までの現役で働く33人の方たちの夢ときっかけを短い文章と働いてる姿の写真で綴った本です。

つらいことやむなしくなること今まで味わったことのない挫折や失敗、働いていたら誰しも経験するんだろうけど、それでも頑張れてるきっかけが紹介されてます。
たぶん、普段働きながらだと意識してないけどきっと誰しもあるんでしょうね。
でも、それをずっと大切に胸に抱いてるのと忙しさに追われて気付かずにいるとの違いなのかな?

巻末には自分の人生の夢へのきっかけをそれぞれ5つあげてます。
よくこういうのって、就活時代に自己分析シートとかで思い出しながら書きましたけど、ほとんどネガティブなことばっかりでした。

夢に繋がる、自分の持っている性格だったり、過ごし方だったり、転機だったり幼年・小学校、中・高、大学、社会人から5つだけってあげろといわれると何があるのかな。

夢でなくても今の自分に繋がる5つのものって何だろうな~と考えてみようと思いました。
思いつくままに。(次の日みて後悔しそう・・・フフフ)

幼年・小学校:

両親の離婚により海外から日本に帰国→
環境の変化はあったけどのほほ~んと過ごしてました。
しばらく付き合うと図太いねっていわれるけど鈍感の裏返しかな。
趣味は料理、スポーツは苦手というより興味がない子、ちょっとかわってたかも。

中学:

諸事情により一人暮らししてました→
初日に思ったことは「あ、明日のお弁当のご飯炊かないと。」
やっぱ、鈍かも・・・。いや、常に冷静な判断ができる子かな。
でも、将来への不安や生きることの大変さを一番学んだ時かも。

高校:

過去のトラウマを払拭したくてがむしゃらに打ち込んでいた日々(内心、自分中心じゃないかって思ったりしてました、でもそうでもなかったみたい、最近気付きました)→
母校から学費全額免除や優等賞を頂けた時は感無量でした。
この時に、結果出すって大変、でも頑張ってよかったと思いました。

大学:

大切な親友に会えました。大切な交友関係を守るために身を粉にする人でした。→
内にこもりやすかったのですが、その人を通して自分の知らない世界に触れていくことを教えてもらったと思います。

社会人:

ただほめる人、けなす人、厳しくとも温かい人、忙しくてそんなこと考えてる余裕なかったです。
あっ、新卒で配属になった時、一人いい先輩に出会いました。
社内一の営業マンでお客様からの心配もあつくて、会社には食って掛かる人だったから昇進は少し遅いし上司には嫌われるし、転職されたからやりたいようにやれてよかったんでしょうけど→
結構、影響受けました。結果、上司にはよく嫌われました。
だけだとむなしいので、それなりに度胸はついたかも。

あー、たくさんありすぎてわからん!
もうちょっと整理しまーす。
おやすみなさーい!!

       








手紙っていいですね

2008-02-07 00:51:50 | 思うこと
身の回りを整理していたら、以前勤めていた会社の上司が送ってくれた葉書が見つかりました。印字された転勤の挨拶状のすみに手書きで三行の短い文章がかかれてました。

人の仕事を見ること

人が考えている事を感じる事

自分は一人ではないと自覚する事


人の役に立ちたいと思いながらも自分の殻にこもってしまって、失敗することを恐れてしまったり、いつも一人で悩んでしまったり、上司としてはやりづらい部下だったなと思います。まだ、職場では最年少の社員だったのにどうしてもっと素直になれなかったのかなぁと思います。当時はプライドも高く、自分のことで精一杯でした。

厳しい職場ではあったけれど上司もまわりもよくよく自分のことを見てくれていたと、頭ではわかっていたつもりですが仕事を離れてみてやっと実感できます。

ビルの狭間で

2008-01-11 02:38:26 | 思うこと
あまりいい話ではないのですが、昨日は叔母のお通夜に行ってきました。恥ずかしい話ですが、我家の親戚づきあいは親密なものではないんです。一般的な家庭がどうなのかわからないのでこれはなんともいえないのですが、3年前に亡くなった祖母、今回の叔母ともまともにというか挨拶すら交わしたことがあるとかないとか。

一族で20代は自分を含めて二人だけ、実家を継いだ叔父は子供がいなく、叔母はシングルであったため、期待の跡継ぎの自分は結婚の話題を振られ嫌な思いをしなくて済む薄い人間関係は好都合でした。

叔母は、祖母と暮らしていましたが祖母がなくなった後は一人で暮らしていました。そして、定かではないのですが12月末に永眠しました。定かでないのは、それは孤独死だったからです。本人もそして残された者にとっても辛いことです。これが、今、日本各地で起こっているんですよね。お正月が明けて、亡くなったことがわかって、司法解剖、部屋の片付けなどしたりして、この時、久々に実家の敷居をまたぎました。画像の写真は実家の窓から。人が住むような環境ではないですが、住み続けた人たちにとってはここが終の棲家で幸せだったんでしょうね。

こういうことはあまり書く内容ではないのですが、ちょっと親とうまくいかないことがあって、そろそろ独立した方がいいのかもと考えていた翌日に、連絡があったのでめったなことは考えるもんではないなと思いました。僕は、後悔するのが嫌なんです。これは格好つけたいいかたで、本当は、自分が傷つくのすごく嫌だから多少、苦労しても安心できる道を選らぼうとします。

シングルで一人でなくなった叔母は幸せだったのかな。お通夜の席で考えていました。金銭的には安定していたし、実家で住む家には困らない。祖母を最後までみとることができて本人として役割は果たせたし、好きなこともやっていたようだし。人間、欲を言ってしまえばきりがないから、どういう気持ちで人生を過ごしてきたかで違ってくるのかな。

最後に、お世話になっているお坊さんの言葉に、「この若さで亡くなるとは本人もご家族の方もわからなかったと思います。だから、最後の時まで人間は正直に生きていいかなければならないと思います。」正直て簡単なようで難しい。

でも、不安な気持ちがなく毎日過ごせています。問題はたくさんあるけど、ならないようにしかならないし、考えてもあくまで最悪の事態どうするかということだけで、答えの出ない悩みに立ち止まるよりその影にある幸せをかみ締めた方がずっと毎日がいい気持ちです。もう、母の障害は直らない、近いうちに他の部分も障害がでるかも、自分は結婚できなしする気もない、一つ一つ受入れていくともう、やることやってなるようにしかならない、ちょっとなげやりかな。

今年のクリスマスは・・・

2007-12-02 23:03:23 | 思うこと
先日、うち母親より「今年のクリスマスはロールケーキが食べたいから探しといて」、と注文を受けました。僕は、何気なく、「あぁ、ブッシュ・ド・ノエルね、わかった」と答えたのですが、すぐに脳裏を横切ったのが、それって、自分に彼女がいないことが前提てことじゃん。まぁ、いいんですけど。今年初めてゲイシーンに出てみてから、クリスマスに一人てちょっと寂しいなとはじめて思いました。

クリスマスには早いけど、親にプレゼントを買いました。
ボディバターとボディスクラブ(ともにマンゴー系、画像はボディバター)



普段、ほしいものはないと言う人なので、困ってしまうのですが、寒くなるとあかぎれや手あれが出るみたいなので、ららぽーとにあるThe Body Shopでチョイス。正直、体に使うものなので肌に合うかどうか不安。もし、あわなかった他のをかってあげて、残りは僕が使うからいっか

お店を見ていると、ボディシャンプー(石鹸でもボディソープといわないのね)のほかに、スクラブやらバターやらクリームやら女性て本当大変。オイリーな自分にとってはこういったケア用品は見たことがありませんでした。でも、ゲイとして生きていく以上、そろそろ、気をつけないとな、お肌。お店にはゲイカップルらしき男性の二人連れも色々見てましたね。あと、一人で異様に挙動不審で店員が近づくと逃げ出す男。(逃げなくてもいいのに・・・)自分は店員さんの話を聞いているとあれやこれやほしくなってしまいましたが、そこは友達が見ていたからプレゼントに買いたいみたいな変な理由くっつけて購入しました。(意味ないのに)

で、もう、手あれの時期なので、帰って早々に渡しました。一応、喜んでくれているみたいです。そこは、よかったです。影で、ひそかに自分も使わせてもらってます。

3ヶ月目

2007-11-20 00:53:12 | 思うこと
本日でブログを始めて丁度、3ヶ月がたちます。
僕のHNに0811とついてますが、ここは通常、自分の誕生日を入れたりすると思うのですが、
僕の場合は2007年8月11日の第6回東京レインボーパレードが初めてのゲイシーンだったので、
その日付をHNに付けました。

こういったゲイブログを見始めたのが、一昨年ぐらいから。
ずっと、ゲイなんてありえないと思っていたんですけど、
やっぱ自分の気持ちには嘘をつけませんでした。
色々な方たちの日常を見るうちに、
食べ物やら旅行やら日常生活を書き綴っているのを見ていると、
不思議とですね、悪くないなーというか色々な生き方があるんだなと思えてきたんですね。

コメントやらメールのやり取りをしていくうちに「DASSさんてどんな人?」みたいな、
話が出て、そうだよな~自分の事も書かないと失礼かな~とか自分の気持ちの整理のためにブログをはじめました。

それから、3ヶ月、ブログがきっかけで東京、札幌、関西のパレードを見に行けて、
オフ会にも出させてもらえて、こんなどこの馬の骨ともわからない人間なのに、たくさんの人たちにたくさんお世話してもらって、すごく幸せです。



実際に、オフ会に出てみて、色んな方々とお話できて、メチャメチャ楽しくて。
すごく陽気なんだけれでも皆さん、色んな道を辿られていて苦労していて、
ブログを見ているからそんな苦労も知っている分、集まった方々の笑顔を見ると強いんだなと思います。

自分のセクシュアリティだって、親からもらった大切なものの一つ。
目に見えない障害を抱えている人たちはたくさんいるし、苦しいのは自分だけじゃないんだから精一杯生きようと、
こういう風に思えるようになって、自分の心境も172度くらい変わったんだなと思います。

一つ悩みが解決するとですね、また、別の問題やら悩みがポツポツと表れるんですよね。
一つ一つ考えると、今考えたってしょうがないことばかり、悩んでも仕方ないのですが、
今はそれにとらわれてしまって、何も手がつかないです。
やるべきことはあるのに、それに専念できなくなってしまって。
気持ちでは今、悩むより他にやることがあるでしょ!て自分に言い聞かせているのですが、
とらわれのスパイラルにはまってしまっているんですよね。

でも、タイトル通り「明日はもっといい日に」なるように、
こればかりは、自分が努力しないと。






○か×か

2007-11-10 01:12:44 | 思うこと
次の問題は、過去の国家公務員試験Ⅱ種の問題からの抜粋です。
○か×か、みなさんわかるでしょうか?


ジェンダー、セックス、セクシュアリティに関する次の記述のうち妥当なのはどれか。

2、近年、同性愛が一つのライフスタイルとして認められるようになってきた。
  我が国では同性同士の婚姻が法律上も認められている。
                                 (抜粋)



問題文作った方、素敵です。
ていうか、公務員試験てこんな問題まででるんだ。
ライフスタイルとして認められているかどうかも疑問です。

やっぱり子供はカワイイ~

2007-11-05 00:31:08 | 思うこと
関西レインボーパレードに行く前日なんですが、
お世話になってる先輩の家で男の子が生まれたのでご挨拶に友人と行ってきました。
まだ、生まれて二ヶ月の赤ちゃんは本当かわいい!
「抱っこしてみる」て言われて、抱かせて頂いたんですが、
ホワホワしていて不思議な感じ、
何だかわかりませんが胸にグッと来るものがありました。
「DASS君もこういう日が来るんだよ~」
「最近の男の人は30過ぎてから結婚考えるからまだかな?」
と言われても、
「賞味期限過ぎないうち手うたないとヤバイっすね~」
と、意味のない回答するしかありませんでした。

画像とタイトルは関係ないのですが、
551のブタマンとチャーシューマン、お土産に買ったのですが
我慢できずに新幹線で頂いちゃいました。
本当、551のブタマンは美味しい!!!
大阪の本店で買いましたが、関東に支店がないのが不思議です。

新幹線はグリーン車で帰りました。
いつも無計画なというかパレードは先が読めないので、
事前にチケットは買ってませんでした。
行きも帰りも指定席は売り切れのため、行きは自由席に乗ったのですが、
喫煙席しか空いておらず名古屋まで死にそうでした。(ウゲー)
なので帰りはグリーン車で。
初めてのグリーン車とても快適でした。
パレードのおかげで今年は初めての羽田空港、北海道、グリーン車。
初めてづくしでした。

これからが楽しみです。

2007-10-08 00:48:25 | 思うこと
毎年、この時期になるとワクワクします。
それは、フィギュアスケート。
安藤選手、浅田選手、村主選手、引退しましたが荒川選手の演技は実際にみにいきたいなと思います。
スポーツ観戦自体はしたことないんですよね。
母は、サッカー、祖母は入院しながらも野球やラグビーをじっと見ていましたが、
僕は、あまり興味がありませんでした。
でもですね、フィギュアとシンクロナイズドスイミングは大好きです。
当然、ゲイである自分はきわどい衣装の選手にほれるとかどうとかは全くないのですが、やはり美しいものは美しいし、力強くて繊細な演技を見せる日本人選手には応援したくなってしまいます。

特に、安藤選手のトリノでの挫折から復活まではハラハラドキドキ、
辞めないで頑張ってほしいと思いました。
年齢だって、みんな10代~20代までとまだまだ未熟で発展途上、
批判的な記事はどうしても出てしまいますが、温かく見守ってほしいなといつも思ってました。

今回の日米対抗フィギュアは男子も女子も敗退、演技も不発やら転倒やら精彩を欠きましたが、これから頑張ってほしいですね。

男子については、正直、あまり関心がありません。
なんでですかねー。
男子も女子みたいな格好してくれたら興味持つかな
いやー、やっぱないなー。
あまり好みのタイプじゃないもんなー

でも、この人は別です

画像のニコライ・モロゾフ先生
古い写真ですが、一番ステキな笑顔です。

一目見た瞬間、電撃が走ってしまいました。
あんなコーチに手取り足取り指導されたら、
もう、トリプルどころか4回転やら5回転やら何でも頑張っちゃいますね。

このお方なんですが、ベラルーシ出身の1975年12月17日生まれ、
バツイチの再婚だそうです。

なんだーて、思ってしまいました。

実は、会社の先輩にこんな感じのおじさんがいました。
おじさんといっても、年齢詐称しているでショ!てくらい実年齢より
若く見えるのですが、そのお方は
モロゾフ先生をメタボな38歳の東北弁なまりがステキな日本人にした感じの人です。
もう、たまんないくらいいい男でした。
1年間だけ同じ部署でしたが、オフィスの中では仕事になりませんでしたね。

今年も演技だけじゃなくて名前も見た目も美味しそうな先生に釘付けです。
ブヒー

介護とコムスンショックとゲイ

2007-09-11 01:03:36 | 思うこと
なんだかタイトル重たくてすみません。

また、見てしまいました。
NHKスペシャル、今回のお題は「コムスンショック」。
何がショックて介護業界が抱える問題やそこで働く人たちの現場、利用者の実態が今回の騒動で大きく報道されたことでしょうか。

自分の母親が要介護なってもう6年、認定を受ける前から色々な事がありました。
当時、病気の原因がわからず治療も入院もできなくどんどんと足が動かなくなっていく中、私は学生であったため、それでも働き続けた母。
日に日に弱っていき、会社から一人で帰れないから迎えに来てほしいと言われて東京にでたり、駅まで歩けないということで駅まで付き添ったり、タクシーを呼んだり。どこどこの東洋医学がいいといわれれば、自分の授業のない日にあわせて出かけたり、それも、要介護の認定とともに原因がわかり入院できた時は正直ほっとしました。なんだか、血も涙もない言い方ですが、家より病院の方が安心だからです。

昔は、よく夜中に起こされてトイレに連れて行ったりとかありましたが、今では、介護ベッドを購入して一人でも寝起きができるようになり、住居も駅近でリハビリステーションが近所にある場所に引っ越したので大分楽になりました。

今まで、コムスンとか利用したことはありませんが、介護道具(ベッド、トイレの補助器具、松葉杖等)は介護保険のおかげで安くレンタルやら購入やらできたのですが、それも、改正があり利用制限ができました。
今のところは、生活も慣れて何とか一人でこなしてます、というよりもちゃんと不自由な中にも生活できてます。

でも、確実に人手が必要になる日(本当はもう必要なのかもれません)が、来るのはわかってます。今は自由に動く手も、松葉杖で体重を支えてるため、近いうちに不自由がでるとお医者さんからも言われてます。
かといって、動かないと体に悪影響。

八方塞がりです。

できたら人の世話になりたくない、息子の世話になりたくない、社会と関わりたいという思いでボランティアもしてます。
気力があるから体が持ってますが、息子がゲイだなんて知ったら
どうなっちゃうんだろう。
こんなこと、考えてはいけない。
今は、絶対に知られちゃいけないんだ。

会社では、「早く所帯もって、孫の顔でも見せてあげればもっと頑張ろうて元気になるよ!」とよく言われました。

ごめんなさい。
それだけはお応えすることができません。
他の分野で頑張ります。
もらった命を大切にして毎日、精一杯生きます。