高崎だるま市

2023-01-08 23:00:56 | 紀行

Uさん、こんばんは。

これです。

タイトルのイベントに、実は行っておりました。

 

正月2日の事です。

ということで、投稿が少し相前後します。

 

昨年も行こうと思っていましたが、気が付いたときには、既に開催日を過ぎていましたから、今年となりました。

(その代わり、昨年は別の二箇所のだるま市に行っています)

 

さて、高崎だるま市の会場は、JR高崎駅の西側に伸びている、西口駅前通りと市立南小学校の2箇所です。

訪れたのは、メイン会場となる”西口駅前通り”です。

 

南小学校は、ドライブスルーのだるま販売のみ。

ドライブスルーのだるま販売って、どんな形になっているんでしょうか。

と思って調べてみたら、事前に購入申し込みをしておいて、会場でだるまを受け取るだけの形態のようです。

 

西口駅前通りは、交通規制をして一部を仕切り、歩行者天国状態にしています。

ワシントンホテルプラザを起点にして、会場の長さは距離にして200m~300mぐらいでしょうか。

それほどの大会場でもありません。

この手のイベントによくあるとおり、検温と消毒のためのエントランスが東西に設けられています。

駅を背にして、右手に飲食関係のテント、左手にダルマ販売のテントと飲食関係のテント、真ん中にダルマの名入れコーナーがあります。

 

名入れコーナーには随分人が並んでいました。

高崎の人はだるまを買うんですね~。

会場の真ん中あたりに大だるまが3つ設置されています。

特大の赤だるま1つ、大きな赤・金のだるまが2つ。

遠くからは特大が目立ちますが、3つともさほど大きさは変わらない印象です。

多くの人が近くで記念写真を撮っています。

大だるま2つは人々の書付でいっぱいです。

 

さらに奥に進むと、ステージがあり、スケジュールに合わせて各種イベントが行われています。

こちらも人だかりでステージ近くに進むことは出来ませんでした。

この時は、何やら和太鼓を叩いていたようです。

 

先ほど書きましたように、この会場にはだるま販売のほかに、”開運たかさき食堂”と称して、多くの飲食関係の物販店が出店しています。

どこも派手な看板を表に出して人の目を引こうとしています。

多くが所謂B級グルメ的なものです。

群馬県というのはこの手のものが多いのでしょうか。

別の場所でも見たことがあるような気がします。

 

このうちの一つで、ベビーカステラを買ってみました。

家の近くの寺社の祭りで買えなかったからその代わりです。

小さなポスターに日本一美味い(らしい)とも書かれています。

値段と量は、まぁ世間並のものです。後は味ですね。

※家で温めて食べたら、焼きが浅くて中身が半生のものがありました。これでは日本一を騙れません。

 

肝心のだるま販売です。

だるま市というわりには、出店が意外と少ない、という気が何故かしました。

何故でしょう。会場が広すぎるのかな。

パンフレット上には、それなりの販売テント数が表示されていますが、余り記憶に残っていません。

どちらかというと、会場では飲食の物販店の方が中心、のような感さえあります。

 

で、だるまは売れているのかと言いますと、これが結構売れています。

テントに人が寄せてきています。店によっては混んでいて、だるまが見えない・買えないくらい。

売れているサイズです。

25㎝から30cmの前後のものを買う人が多いようです。


最近増えているカラーだるま。色に意味合いがあるらしいですよ。

※こちらは招き猫。

 

これ以上大きいと、普通の家庭では、邪魔になってしまうでしょう。

値段は3000円~5000円ぐらいなものでしょうか、結構しますね。

 

まぁ事業所に置く分には、大きくても問題ないのでは。

会社関係の方はもっと大きなサイズのものを求めていると思います。

これも経費で落とせるのかな。

 

自分はごく小さなの一つ(500円)と、一回りだけ大きいの一つ(1,200円)を買いました。

安いという感じは別にしません。普通です。

 

皆、値引きもしていないようです。

自分も敢えてしませんでした。

 

縁起物は、本来は値引き(交渉)をするもののようです。

値札が無いのもそのせいらしいのです。

 

が、値引いた分だけ、ご祝儀として店側に渡す、なんて習慣もあるようです。

何のための値引き交渉なのか、ひたすら理解できません。

 

なお、付帯イベントしましては、だるま、飲食物ともに一定の金額以上を買った場合の福引きがあります。

が、今回はその金額には届きませんで、くじを引くことは出来ませんでした。

 

滞在時間は1時間弱です。

会場もそんなに広くはありませんし、だるまは買ったらお仕舞い。

 

物販店舗も混んでいて並ぶものばかりです。

イベントも人だかりで見ることも出来ない。

 

何だか少し残念な印象が残りました。

 

なお、公式発表では、元旦・2日の二日間で35万人に人出があるそうです。

確かに人出はありますし、場所によっては混雑しています。

でもこの来場者数は、少し過大なような気がしますがさてどうでしょう。

 

なお今回、会場へは車で行きましたが、イベント専用の駐車場がありません(元旦のみあるらしいです)。

近くの有料パーキングに車を止める必要があります。

まぁ、駅前ですから駐車場は沢山あります。

店舗付き駐車場に入って帰りに買い物や飲食をし、サービスで駐車場代を浮かすのもありでしょう。

 

あと開催中は、市内の初詣会場を巡回する無料のバスも運行されるそうです。

時間のある方は、こちらを利用されてみるのも良いかもしれません。

 

さて、来年はどうするかです。

このだるま市はもう十分です。

全体として、商店街の振興イベントの範疇を出ていませんし(まぁそれが本来の目的でしょう)、だるま市独特の雰囲気はありません。

 

ですが、高崎という街はちょっと好きになりました。

初めてここに来ましたが、交通の要所というだけあって駅前はなかなか立派ですし、街も大きくて道も広く気持ちが良いです。

山々に囲まれた周囲の景色も良いですね。

ただし、少しでも中心を外れると、地方都市にありがちな、旧市街の寂れ・廃れてゆく風景を見ることになります。

 

ということで、高崎はまた近く訪れることにします。

高崎のパスタも食べませんでしたし、まだ観音様のお参りもしていません。

 

長くなりました。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。