【349】題教寺(柴又帝釈天)東京
住所 葛飾区柴又7-10-3
宗派 日蓮宗
山号 経栄山
開山 題経院日栄
本尊 帝釈天
下総中山法華経寺の禅那院日忠上人の弟子題経院日栄により日蓮聖人の刻と言われる帝釈天を本尊として安置したのがはじまりです。一時荒廃し本尊の所在不明となったが、亨貞院日敬により復興され本堂改修の折梁上より発見されたと言うことです。しかし、重文でないと言うことは、戦時中に焼失したか別の本尊を持ってきたかと言うことでしょうか。比叡山も信長により本尊焼失して岐阜横蔵寺から本尊を持ってきましたから、よくある話ではあります。本当のことは分かりません。あくまでも私の想像です。
帝釈天とは、軍神武勇神で戦いの神ですが、病難や火難に打ち勝ち一切の災難から守護されると拡大解釈され悪魔退散の神として庶民に親しまれています。
帝釈堂には、法華経の教えの説話を彫刻にした彫刻ギャラリーがありなかなかの迫力があって、だんじりの彫刻が脳裏に浮かびました。
本堂の 魅了されたる 彫刻に
帝釈天へ 願い忘るる