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【305】法楽寺 西方院(喜多院)大阪太子町

2008年12月28日 | 【 近畿の古刹 】

【305】法楽寺 西方院(喜多院)大阪太子町

住所 南河内郡太子町太子1663
宗派 浄土宗
山号 南向山
開山 三尼公(善信尼、禅蔵尼、恵善尼)
本尊 阿弥陀如来

備考 新西国八番

 聖徳太子廟がある叡福寺の門前に塔頭のひとつとして、聖徳太子の死後に三人の侍女、善信(俗名月益、蘇我馬子の娘)・禅蔵(俗名日益、小野妹子の娘)・恵善(俗名玉照、物部守屋の娘)が出家し法楽寺喜多院として建立されたのがはじまりです。日本最古の尼寺として太子の遺髪を納めた阿弥陀如来を本尊として祀られています。しかし、日本書紀によると善信尼は司馬達等の娘で、出家した尼寺は飛鳥の豊浦寺と伝えられているようです。侍女により尼寺が建てられるほど親しまれる方と言えば、花山法皇の花山院が思い浮かびます。
 その後、衰退し荒廃したが、江戸時代初期に蓮誉寿正尼が中興し西方院と改められたようです。しかし、何故新西国観音巡礼に指定されたか、誠に持って不明です。元々新西国は、何の根拠もないものなので、ここでは意味不明としておくこととします。


御詠歌

 むらさきに 雲のにほいて 観世音

 在しまします 西方の空

 山門

 

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