【588】光照寺(寿覚院) 伊豆
住所 静岡県伊豆の国市寺家30−1
宗派 浄土宗
山号
開山 俊乗坊重源
本尊 阿弥陀如来
光照寺は、願成就院の支院だった寺院で松寿院と言われていた。建久年間に俊乗坊重源の開創と伝えられる)。源頼朝の宿館跡とも伝えられ、願成就院の池の島にあったとされる弁財天や、古い舞楽面が残されている。
舞楽面は、修禅寺に幽閉されていた源頼家の「病相の面」で、鎌倉へ運ばれる途中で頼家が亡くなったため、この寺に納められたのだという。
ちなみにその病相とは、源頼家が修禅寺に幽閉された折、北条氏が密かに漆を入れた温湯に入浴させ、全身が漆によって皮膚炎となり、容貌は特に醜いものになったとある。
光照寺の南にある信光寺にも同じような面がある。