ないちょの雑記帳

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韓国が違法操業船の捜査権を要求

2005-12-07 | 政治
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日本の経済水域で違法操業した韓国漁船の捜査権譲渡を韓国海洋警察が要求 波紋広がる

日本の経済水域で違法操業し、韓国側に逃げ込む漁船をめぐり、本来、日本側が持つ捜査権を韓国の海洋警察が日本側に要求し、波紋が広がっている。
韓国に漁船の捜査権を譲ってほしいという提案は、韓国で開かれている日韓の海上治安機関のトップ同士の会談の場で提起された。
違法操業した韓国の漁船は、日本の法律では懲役などの刑事罰が科せられるのに対し、韓国では罰金などの行政罰にしか問われないため、停船命令に応じず、韓国領海に逃げ込むケースがほとんどとなっている。
日本の海上保安庁は、発光塗料の入ったボールを投げるなどして追跡しているが、ボールが船員に当たり、けがをする事件があったことなどから、韓国世論の反発が強まり、韓国海上警察が、自国民保護の立場から身柄の引き渡しに応じにくくなった。
6日の会談で、韓国の海上警察は、6月の事件では監禁などの罪で刑事罰が科せられたことを挙げ、捜査権の譲渡を求めた。
捜査権の譲渡は過去に例がなく、主権の侵害にあたることなどから、日本の海上保安庁は拒否する姿勢を示したとみられるが、軽微な漁業法違反については、柔軟に対応することも検討している。

日本の経済水域で違法操業した韓国漁船の捜査権譲渡を韓国海洋警察が要求 波紋広がる (FNN HEADLINES)

--------------------引用終わり----------------------
韓国がとんでもない要求をしてきました。
基本的に他国の領海を侵犯し、なおかつ違法操業した場合、捜査権は当然その領海を持つ国の権限となります。にもかかわらず、日本に対し違法操業した韓国漁船に対する捜査権を韓国に渡せと要求したわけです。自国の権益についてはあつかましいほど、要求する韓国の姿勢が改めて、確認できる出来事です。

この要求の背景には、今年6月に起きた違法韓国漁船をめぐる一連の騒動にあると考えられます。この事件の前から韓国側の違法操業は悪質化の一途をたどり、海上保安庁が取締りを厳しくしていた矢先の事件でした。この事件のときに、日本政府の政治的判断により、みすみす捕まえた韓国の違法操業船を開放しなければならなくなった。

このような背景がありながら、自国の漁民のモラル向上を行わず、捜査権を日本に要求することは勘違いも甚だしい。この件に関しては、断固たる態度を韓国側に示してほしい。

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