ないちょの雑記帳

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東アジアサミット開催

2005-12-06 | 政治
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「共同体」宣言明記目指す 政府、東アジアサミットで

 政府は、クアラルンプールで14日に初開催される東アジアサミットを「東アジア共同体」形成に向けた歴史的会議とするため、焦点の共同宣言に将来の目標として「共同体」の文言明記を目指す方針だ。

 東アジアサミットは、麻生太郎外相が出席する10日の外相昼食会で事実上幕開けし、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)の首脳、外相会議など一連の会議が続く。

 この中で政府は、将来の共同体形成に向け貿易、環境など多分野の協力を重層的に組み合わせていく「機能的アプローチ」や、民主主義など普遍的価値の実現を目指す方針に、各国の理解を得たい考え。

 ところが共同体の枠組みをめぐり、ASEANプラス3を想定する中国に対し、日本は中国の影響力を薄めるため、さらにインド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた東アジアサミットのメンバーとすることを主張し、対立。このため共同宣言の事前調整は、最終局面に至った現在も「共同体」の文言明記が中国などの抵抗により固まっていない。

 一方で中韓両国は、小泉首相の十月の靖国参拝に加え、麻生外相が「靖国の話をするのは中国と韓国だけ」と発言したことに強く反発し、クアラルンプールでの首脳会談を事実上拒否。唯一予定されている日韓外相会談でも潘基文(バン・キムン)外交通商相は靖国問題で麻生氏に抗議すると公言している。(共同)

(12/06 19:26)

「共同体」宣言明記目指す 政府、東アジアサミットで(Sankei Web)
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東アジアでの日本と中国の主導権争いが本格化している模様です。
中国側の考える「東アジア共同体」とは、東アジアを中国の影響下におくということであり、当然のその枠組みの中に日本も隷属するということを意味します。

中国は日本からのODAなどを流用し、周辺国やアフリカなどに資金援助などを行い、援助国を自国の影響下におくなど外交工作を活発に行っています。

このようなしたたかな外交を行う中国に対し、日本も、インドなどを共同体構想に参加させることでなんとか中国の思惑通りにならないよう外交攻勢に出ている模様である。

中国の覇権主義に対抗し、日本政府ならびに外務省には日本の権益を守るためもっと外交努力をお願いしたい。

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