ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

パスモとスイカ

2007年03月23日 01時02分47秒 | 思ったこといろいろ
今月3月18日から首都圏の私鉄・地下鉄・バスとJRが一枚のカードで使えるようになった。
地方に住んでいるとまったく関係がない世界の話だが、19日に東京に行くと、さっそく電車の中でサラリーマンがパスモ(Pasmo)とスイカ(Suica)の話をしているのを聞いた。
便利かどうか、定期の話、デザインの話まで、東京の一般人の平凡な世間話。

はい、団長もさっそく地下鉄でSuicaを使ってみました。

ちゃんと使えました。

1月に東京に来た時に、地下鉄でイオカードを使おうとしたら通してもらえなかった。イオカードはSuicaの1つ前のJR用カード。確か私鉄は使えたような気がする。
しばらく東京から離れると、そんなもんさ(ちょっとはずかしい・・・)。


でも、これからはSuicaかPasmoがあれば首都圏はスイスイと乗り継げる。
ちなみに、関西は「いこか」だった。さすが、関西のネーミング。

Pasmoのほうが、Suicaよりネーミング的には良いと思うけど、ペンギンがついてるほうがかわいい、と娘が言うので、一応Suicaを使うことにしよう。



団長が社会人になって勤めたデザイン事務所でカードのデザインをしたことがある。当時は普通の磁気カードのデザイン。カードの仕組みを知らなかったので、それを知らないとデザインができない!と上司にわがままを言って、カードの仕組みを教えてくれる部署を尋ねたり、カードをつくる工場に見学に行った。

工場は足立区(だったかな?)にあり、小さな町工場(はっきり言って家内制手工業)でカードのプレスをしていた。


カードには必ず入れないといけない情報があり、その場所も決まっている。
そして、エンボス加工で個人の番号などの文字を入れるから、そこに印刷で文字情報は入れちゃいけない。
磁気の部分には72文字の情報が入っており、そこにもデザインなどしちゃいけない。などなど。
言われると当たり前のようなことだが、そんなことも知らなかったのだ。


結構な枚数のデザインをした記憶があるが、新人のデザインが採用されたと聞いた記憶もなく、新人にとっては本当にお勉強だった。


そして、当時開発されたばかりのICカードのデザインも依頼され、ICカードの見本も見せてもらった。
ICチップの原価が1枚10,000円と聞いてびっくりした記憶がある。20年ほど前のことだ。

今やICチップはもっともっと安く作れるようになっただろう。ICカードもたくさん出回っているし、携帯電話の中にだって入っている。


そっか!クレジットカードもSuicaもPasmoも携帯電話に吸収される動きがあるのだから、携帯への一極集中化!になるんだろうね、きっと。
と、今ごろ気がつく・・・




SuicaもPasmoも結局数年で消えちゃう運命だね。こうやって無駄に見える技術開発が社会を潤しているのかも。ちゃんと使い切ってから次に移らないと、これこそ無駄になっちゃうぞ。カード社会はカードレス社会に乗っ取られる!?
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