ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

ウズラのひなの愛らしさ

2007年03月17日 00時20分21秒 | 脊椎動物(鳥類・哺乳類)
ウズラの発生を記録する作業をしたことがあった。
孵卵器(ふらんき、と読む。)を購入(「腐乱気」と変換されるのが、こわい)。
そう、ご想像通り、「フランキー」とネーミングは絡めていた。
埼玉のウズラ業者に連絡をとり、有精卵をアルバイトの子に買いに行ってもらい、準備OK。

孵卵器に有精卵を入れて、湿度と温度を管理してやると、決まった日数でちゃんとニワトリだってウズラだって生まれてくる。
しかし、産まれちゃったら飼わなくっちゃいけないので、卵の成長の各段階で温めるのをやめる方法をとった。そうすると成長はストップする。つまり、もう産まれてはこないってこと。

(団長はしばらくウズラの卵が食べられなくなったよ)


ある日、孵卵器からピヨピヨと声がする。
うっかりストップしなかった3羽が孵ってしまっていたのだ。ああーーーー・・・

しかし、か、かわいい!

ウズラの卵から生まれてくるほどの小さなヒヨコ。想像つくでしょ?
無茶苦茶かわいいのだよ。もー、飼わざるをえない。


3羽を可愛がって大事にエサをやって飼育開始。
娘は勝手に「ウー」「ズー」「ラー」と名前を付けた。どれがどれだか分からないけどね。

ところが、数日後に一匹が勢い余って保育器から落下。そして、脚を痛めてしまったようだ。すると、生存競争に負けるようになり、エサが食べられなくなってポトリと死んでしまった。

残りの2羽は元気に育っていた。どちらもオスだったようだ。1ヵ月もするとかなり立派なウズラになってきた。そして、時々声をあげて鳴くようになった。
日光浴と砂浴びが大好きで、小学生が眺めていくこともあった。

ある日、玄関に出して日光浴をさせていた時に悲劇が起こった。
近所の猫が忍び寄ってきて、あっという間にカゴに手をつっこんで、一羽の首を締めてしまったのだ。
こちらもすぐに気がついて駆けつけたが、首をやられたウズラはもうだめだった。

残りのウズラは呆然としていた。目の前で兄弟をやられてしまったのだから。
それからというもの、毎晩毎晩ものすごく大きな声で鳴くのだった。なんともかわいそう・・・

昨年、引越しが決まったときに、ウズラをどうするか、すごく迷った。
他の小動物たちは、飼育を引き継いでくれる人がすぐに見つかった。
けれど、ウズラを頼める人はいるわけがない。首を締めてウズラ肉を食べるなんてできるはずもなく、秋田に連れて行くか、と悩んでいたら、ウズラを引き取ってくれる人があわられた。ありがたい!

そして、ウズラはオオクワガタといっしょに引き取られていったのだった・・・



その後、ウズラは「ウ~ちゃん」と名前を付けられて、庭付きのお家で飼われ、念願のお嫁さんも来たと連絡がはいった。

驚いたことに、あれだけ鳴きまくっていたウ~ちゃん、ぴたりと鳴かなくなったというのだ。そうか、メスを呼んでいたのかもしれない。
そして、速攻で発情期突入。卵も生まれて、2世も育っているそうだ。
今や大家族のウ~ちゃん一家。

本当に幸せなウ~ちゃん。 ウ~ちゃんとクワガタを引き取ってくれたS母さま、ありがとう!


ところで、学校の6年の教室に置いてきたカメたちはどうなったのかな???
ランキング参加中。よかったら、クリックお願いします。

人気blogランキングへ

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私のモルモット (いずみだす)
2007-03-17 09:02:23
独身の時にモルモットを飼っていたのを思い出した。
カタログ写真撮影するスタジオに勤めていた時、真っ暗なスタジオ内で撮影終了して投げられていたモルモット。ねずみにいじめられて??泣いていたその彼を一人暮らしのアパートに持ち帰った。
名前は「おーはうす」今でも写真はU社のカタログに使われているのかな?
オーちゃんとの生活は…本当に楽しかった。パパもよく知っているんだ。
マジに名前よぶと返事したんだから…親バカじゃないよ!!本当だってばぁ…
ということで今でも動物園にいくと「モルモットとのふれあい体験」にハマルのは…我が子よりも私です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。