Ｍバーガー事件 その１

全国チェーンのハンバーガーショップ、Ｍバーガー。
他店との安売り競争には参加せず、国内の契約農場（生産者もわかる）から野菜を仕入れたり、成長ホルモン剤を使用しない肉を使うなど、安全安心に気を使っているように“思う”。

だから、やはり安売りハンバーガー店より値段は高い。


東京に住んでいたときにも、一角曲がれば、という距離にこのＭバーガーがあったので利用していた。

一角曲がらない位置にあった安売りＭのほうは、どうしても好きになれず、ほとんど利用しなかった。
こちらは、過去にミミズ肉を使ってるなんて話もまことしやかに流れていたけど、安売りＭのサイトではこれをちゃんと否定している。

でもさぁ、美味しいとは思えないんだよね・・・



秋田に引越ししてきて、なんとこんな田舎にもＭバーガーがあるではないか！と喜んだ。

と言っても、国道沿いの郊外店なので、車がないと簡単には利用できない。
それに安売りＭもそばにあるので、どうしても安い方に流れるよね。
売上は苦戦しているだろうと予想できた。



ある日、むむむ娘を迎えに行った帰りに、むむむ娘が「Ｍバーガー食べたい」という。
土曜日のもうすぐ１時。ドライブスルーだったら、すぐに買えるだろうから、と承知した。

Ｍバーガーに向かう。やはり、土曜日の午後１時ということもあってか、すでに５台ほど車が並んでいた。
ドライブスルーだから、多少待っても問題ないよね、と思って並んだのが大間違いの始まりだった。

車が進まないのだ。
前後の車がぴったりとくっついて止まっているので、「や～めた」と抜け出すこともできない。
「も～やだ！」と叫びながら、イライラが急上昇。娘は「せっかく並んだんだから」となだめにかかる。

２５分経過して、やっと注文の外部マイクまで来た。

マイク：「少々お待ちください」

と言ったまま、応対がない・・・・・・・・・・・反応がない・・・・・・・・・・・


スピーカーを通じて、店内で商品を紙の袋に詰める音がガサガサと聞こえてくる。


「ううう！！！やだ、もーやだ。もう二度とドライブスルー使わない！！！」と怒りまくってると、むむむ娘が「忙しいんだからかわいそうだよ。そんなこと言ったら聞こえるよ」となだめ役。

車の時計を見ながら、５分経過、１０分経過・・・

「すいませーーん！！！待ってるんですけど！！」と中に呼びかける。

完全に無視されてる！？


１５分後、やっと「お待たせしました」と声が聞こえた。

もーブチブチに切れちゃった団長は、ぶっきらぼうに注文を伝える。中の店員のお姉さんもイライラしてるのだろう、早口のまったく棒読みの応対。心がこもってない。チョー感じが悪い。


受け取り窓口に移動。そして、さらに出来上がるまで１５分。

もう、話もしたくない団長に代わり、受け取りもお金の支払いも全部むむむ娘がやってくれた。

並んでから受け取りまで、合計で５５分だよ。ありえなーっつーの！！


さらにショックは続く。

お腹がすいていたのでオニポテのオニオンを赤信号でつまむ。

「ん？なにこれ、揚がってないじゃん。フニャフニャだよ」

ポテトの一部にも揚がっていないものが混ざっていた。

忙しいからって、ちゃんと揚がってない商品を渡すって、最低じゃん！



もう黙っていられない性格に火がついた。　　続く・・・


応援クリックよろしく。
↓