先日Bicycle Clubから『日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024』が発表されました。『日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー』は日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー実行委員会主催で、その年の自転車No.1を決めるアワードです。実行委員会は、自転車ジャーナリストや自転車メディアの代表者などの選考委員で構成され、スポーツバイクユーザーがよりスポーツバイクを楽しむための話題づくりを目的として、毎年本アワードを開催しています。
実行委員の人数や持ち点は年度によって異なりますが、今年はメディアに属さないフリーランスの自転車ジャーナリストによる企画・運営体制へと変更して開催され、選考対象車種は、バイシクル・オブ・ザ・イヤー2023の発表以降に国内で発売された自転車の中から、選考委員が選んだ全66モデル。選出選考委員各人が10台を選び、投票の多かったバイク5台が、この1年のスポーツ自転車を代表する5ベストとして選考されていました。
事前に選定されていたBEST5は以下の通りでした。
実行委員の人数や持ち点は年度によって異なりますが、今年はメディアに属さないフリーランスの自転車ジャーナリストによる企画・運営体制へと変更して開催され、選考対象車種は、バイシクル・オブ・ザ・イヤー2023の発表以降に国内で発売された自転車の中から、選考委員が選んだ全66モデル。選出選考委員各人が10台を選び、投票の多かったバイク5台が、この1年のスポーツ自転車を代表する5ベストとして選考されていました。
事前に選定されていたBEST5は以下の通りでした。
1)BIANCHI Specialissima RC
2)CANNONDALE SuperSix Evo LAB71
3)CANYON Grail CFR
4)MERIDA Silex 8000
5)SPECIALIZED S-Works Tarmac SL8
この中から選考委員5名が各持ち点5点で採点し、大賞がCANYON Grail CFRと発表されました。ここまで6度の大賞受賞バイクはオンロードのレースバイクでしたが、今回選ばれたCANYON Grail CFRはグラベルロードバイクでした。これまでは主要なメディアのジャーナリストによって構成されていた選考委員から、メディアに属さないフリーランスの自転車ジャーナリストによる企画・運営体制へと変更されたことが影響したようです。
近年注目を集めているグラベルロードとはいえ、バイシクル・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのには少し驚きました。少しというのは、事前に発表されていた5台のバイクの中の2台がグラベルロードだったので、主要メディアの枠から外れ、愛好家という目線で選ぶとこういうこともあるのかもとは感じていたのです。
今回の選考委員は浅野真則、安井行生、橋本謙司、吉本 司、難波賢二の5人で、特に吉本 司、難波賢二の2氏がグラベルロードの2台に大きな点を入れた(5点中4点)こともありましたが、票が割れたMERIDA Silex 8000と異なり、CANYON Grail CFRは全員の票を得ての受賞でした。
個人的な予想はSuperSix Evo LAB71かS-Works Tarmac SL8だったので、私の予想は外れはしましたが、グラベルロードも所有し、その面白さも知る身としては、こういう選択もありなのかもと思っています。速さという面ではエアロ系ロードバイクにはかないませんが、オンロードに限らずオフロードも自由自在に走ることの出来るグラベルロードの楽しさはさらに広がって行くでしょう。この大賞がその一助になってくれればと願っています。
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