CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

骨折からの復活への道(10)

2024-05-31 10:31:43 | ツーリング
 リハビリも8週目に入り、気温の上昇で室内ローラーが辛く感じることが多くなり、外を走る事が増えました。札幌は今くらいから6月にかけては一番良い季節に入ります。近年は北海道の気温が東京より高いなんてこともありますが、原則、北海道は涼しい。
 春先は気温が低く、風も強いので自転車で距離を走るのは大変ですが、これまでは路面に雪が無くなれば走り始めていました。関東の冬の防寒対策をしてですが。目安は日中の最高気温が10度を超える予報なら走ります。

 ところが、今年は骨折の影響で4月に入ってもなかなか外を走ることがかないませんでした。自宅の室内ローラに取り付けたCAAD12にフラットペダルを装着して、軽く脚を動かすところから始め、ステップ・バイ・ステップでここまで順調に来ています。
 骨折の回復に併せて、短装具でトレッキングシューズから始め、マリンシューズでフラぺと進み。装具が外れサポーターで動けるようになった8週目からシマノのクリッカーというペダルの踏み面が広いSPDペダルに交換。バンテリンの足首サポーターをして、ビンディングシューズでのリハビリを始める迄になりました。

 この頃にはフラぺのグラベルロードで往復50kmを超えるライドも楽しむことができるようになっていました。ただ、筋力が十分に戻っていなかったこともあり、予想以上の筋肉痛に悩まされることになります。8週目の終わりにはバイクをカーボンロードのSupersix EVOに替えて前週と同じ距離を走って来ました。
 タイヤの太いグラベルロードに比べ、タイヤ幅も28Cと狭く、重量も軽いカーボンロードは走りも軽く、平均速度も2km/h以上UPしました。最初の50km超えは4時間半以上かかり、ヘロヘロで帰宅したのですが、今回は3時間半程度で楽に帰って来ました。ただ、サドルを下げずに走ってしまった為か左膝の靭帯が少し伸びてしまったようで、今週は左膝に力が入らない状況に悩まされています。

 ビンディングペダルからフラットペダルに替える場合は、サドルを5mm程度は下げないと、ペダルを踏み切った時に膝が伸び切ってしまうため、膝の側副靭帯を痛めてしまうことがあります。私もロードバイク初心者の頃、サドルを目いっぱい高くするのがカッコ良く見え、調子に乗って走っていたら、帰路に片膝に痛みが出て、片足ペダリングでやっとの思いで帰って来た経験があるのです。
 サドルの正しい高さはペダルを踏み切った時に膝に少し余裕を持たせる必要があるのです。そして、ビンディングペダルとフラットペダルでは、シューズの底の厚さにもよりますが、普通はフラットペダルの方がサドルの位置が同じでも膝が伸びてしまうことが多いのです。ビンディングシューズにはクリートという接合器具が付いているので、その分差なのですが、ロードバイクでギリギリのセッティングをしているバイクだったので、不精をせずにしっかりサドルを下げておくべきでした。

 グラベルロードは普通の円形シートポストなので、簡単に下げられましたが、私のSupersix EVOはD型形状の特殊なシートポストなので、セッティングは全てショップに任せてしまっていたので、自分で調整する怖さが勝ってしまっていたのです。
 患部は確実に回復しているのに、患部以外の異常とは情けない限りです。しかも、自分の怠慢が原因なので、落ち込んでいます。ただ、じっとしているのもしゃくなので、膝用サポーターを探して、今週末も走り続けようと思っています。
 




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