
北海道もようやく春が定着してきたようです。今朝は陽気に誘われて急遽走り始めたのですが、準備が不十分でサイコンのRyder420のバッテリーが途中で切れてしまいました。たかがサイコン、されどサイコンで、サイコンの画面が消えてしまうと走るモチベーションまで消えてしまうのです。目標を見失った人生のように…

Ryder420はBrytonの製品ですが、Ryderシリーズの中でも35Hとバッテリーの使用時間が一番長い製品なのです。今季の初ライド前に充電し、今日で4回目で使用時間は20時間ほどだったので油断してしまいました。画面にはインジケーターもあるのですが、スタート時には十分あったはずなのに、数キロ走ると急に危険域にまで下がっていたのです。

リアビューレーダーをしていることが影響しているのか、寒さのせいなのかは分かりませんが、今回のバッテリーの減り方は明らかに以上でした。購入してまだ3年なので、流石に寿命ということは無いと思っています。
これまでもリアビューレーダーのバッテリー切れは何度かありましたが、サイコン本体のバッテリー切れは久々でした。過去のサイコンはボタン電池式でしたから、途中で電池を交換することが出来たのですが、最近のサイコンは充電式なので、ライドの途中での対応は不可能です。ロングライドならいざ知らず、50㎞程度のライドにモバイルバッテリーを持ち歩くことはありません。

サイコンの画面には速度やケイデンス、心拍数や気温に至るまで様々な情報が表示され、走るための目標を確認する上で欠かせないツールになっています。買い物や通勤といった日常ではあまり気にすることはないのですが、ある程度の距離を走る場合には、心拍数をこれくらいで、ケイデンスはこれくらいなら、このくらいの速度で、このくらいの時間であそこまでなら行けるといった具合にです。

それが、今、どのくらいの速度で走っているのかが分からなくなると、とたんに気持ちが萎えてしまうのです。まあ。脚が回っていれば必ず帰宅できることは分かってはいるのですが、脚が重く感じてしまうほどでした。

特に今日は風が強く、行と帰りでは速度が大きく違っていたのです。走行データは自動保存されるので、バッテリーが切れるまでのデーターは残りましたが、残り5㎞のデータが何もないのです。幸いにもほぼ街中まで戻って来ていたので、大きな影響はありませんでした。今後はある程度の回数を走ったら念のために充電する習慣を付けようと思っています。