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自転車通勤ダイエット(1)

2010-05-09 09:04:23 | 自転車ダイエット

 ダイエットといえば食事制限と運動、そして運動というと「汗をかく」というイメージがあるかと思います。そのためか、運動する時にサウナスーツを着込んだり、汗をかくことによって減量を加速させようとする人は多いようですが、発汗量が多いからといってダイエット効果が大きくなるのかというと、必ずしもそうではありません。Sweat01
 確かに汗をかくと、その分だけ体重は減ります。しかし汗というのは体温調節のために水分を体の外に出すためのものであって、減るのは水分で体脂肪ではありません。発汗量が多くなれば、当然体の外に出て行く水分量は増えますから、老廃物などを体の外に排出する効果は高くなりますが、より沢山の汗をかいたからといってそれだけ痩せるという事ではないのです。
 私もジムに通い始めた当初、より多くの汗をかくことが快感になっていました。運動前と運動後で体重が1.5kg以上違っていたこともありましたが、翌日ジムへ行って体重を量ると元の体重とほとんど変わっていない状況が続きました。つまりダイエット本来の目的である体脂肪の減少が起こっているわけではなかったのです。
 マシーンを使う筋力トレーニングは時間が短いので汗の量は決して多くはありませんから、私の汗の大半はエアロバイクでかいていることになる訳で、心拍数を上げ目一杯エアロバイクを漕ぐと発汗量が増え、その時は体重が減ることになります。
Img_0652  高い心拍数で無酸素運動を続ければ筋力はつきますが、脂肪の燃焼効率は悪くなる一方でした。ところが、体調が思わしくない日に心拍数をあまり上げないように軽いギアでケイデンス80rpmをキープすることを心がけたところ、その日の体重は汗の量も多くなかったためあまり減りませんでしたが、翌日の体重が減っていることに気がついたのです。
 それからは、速度を上げる為のトレーニング、回転数を上げる為のトレーニング、できるだけ心拍数を上げずに脂肪の燃焼効率を考えたトレーニングを分けて行うようにしています。不思議なことに最大心拍数でもがくようにしていた時より、軽いギアでケイデンス80rpmをキープしている時の方が身体は楽で体重は確実に減少し始めたのです。
 このことに気づいてから私の自転車通勤でフロントのアウターギアを使うことはなくなりました。フロントのアウターギアだとどうしてもケイデンスが低くなり、強い向かい風や坂道ではダンシングが必要になり、筋力運動にはなりますが、軽いギアで高いケイデンスでの走りと比べると運動効率が悪く、ダイエットには結びつかないことが多いのです。
 私の現在の体重は約72kgで下げ止まりの感はありますが、先日ジムで体脂肪率を量ると18%に下がっていました。昨年暮れの健康診断時には28%近くあったことを考えれば大きな進歩だと思います。この数値に驚いて近くにいたインストラクターに「この器械大丈夫でしょうか?」と設定の確認をしてもらいましたが、「すごいですね!標準じゃないですか」という言葉がかえってきました。
 体重は72kgで下げ止まってしまった為、運動の効果を疑問視していたのですが、これで私の考え方に間違いがないことが確信できました。こうなると我が家にも体重計ではなく体脂肪計をおいて、毎日チェックしたくなるものです。

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