□作品オフィシャルサイト 「崖の上のポニョ」
□監督・原作・脚本 宮崎駿
□キャスト(声優) 山口智子、奈良柚莉愛、土井洋輝、長嶋一茂、所ジョージ、
天海祐希、吉行和子、奈良岡朋子、矢野顕子
■鑑賞日 7月20日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
来たぁぁぁぁぁ~
メイちゃんがおさかなになって戻って来たぁぁぁぁ~~~
4年ぶりに宮崎駿監督が手掛けた作品は原点に立ち戻り、素朴で且つ心温まるファンタジー。
そのベースに置いたのはアンデルセン童話の「人魚姫」だとか。 人間になりたいと願うさかなの
子ポニョと、5歳の優しい男の子宗介の友情とささやかな冒険物語を活き活きと描いていた。
今回宮崎監督は、CGではなく、あくまで手描きのアニメーションにこだわったそうな。
そのハンドタッチな手造り感覚は、ポニョや宗介の優しい表情に反映していたように思う。
5歳の宗介とクラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョとの出会い。 宗介は海辺の小さな町の
崖の上の一軒家で母親と仕事で留守になりがちな父親の三人で暮らしていた。 ある日、
海でアタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを宗介に助けてもらった。
宗介のことを好きになるポニョ。 宗介もポニョを好きになる。
宗介:「ぼくが守ってあげるからね」
ポニョ:「ポニョ、宗介、好き~」
予告でも入っていたこのセリフが全てのような、少し照れくさいけど、なんだかホノボノとして、
それでいて最近どこかに忘れて来たような“柔らかい”心を取り戻せた気がする。
先行してあの名曲(笑)、「ポ~ニョポ~ニョポニョ、さかなのこ~」にすっかり洗脳されている
人たちは、劇場でも、そして劇場を出てからもポニョ経にしっかりやられてしまった。
ここ何作かの宮崎作品にはない、むしろ『となりのトトロ』の海ヴァージョンを見ているような感じがしたが、
途中の嵐のシーンは別にしても、根底には人と人との触れあいや、さかな(いちおう)のポニョと
少年宗介のふれあいを通し、そこに体の不自由なお年寄りが宗介の存在で心潤うシーンを盛り込んで
いたりして、それを観るとこれからの高齢社会において、幼い子供たちと老人たちの触れ合いが、
大きな安らぎと癒しを与え、重要かつ不可欠な要素だと言うことを、宮崎監督はこの映画で示唆して
いるような気がした。 そして海洋汚染のくだりもしっかりと織り込まれていて、やはりメッセージは
しっかりと織り込まれていた。 核家族化した現代社会においてひとつの大きな問題を解くヒントとともに、
この映画を観た幼い子供たちが、「ポ~ニョポ~ニョポニョ、さかなのこ~」と歌いながら家に帰って、
じいちゃんばあちゃんに嬉しそうにポニョの話をしている光景が見えてくるかのようだ。
当初、この曲をオープニングに使う予定だったのを、宮崎監督がエンディングに使うことを要望したのだと、
FMのインタビューで鈴木プロデューサーが話していた。
そのとおりに、子供たちは劇場を出た瞬間から口々にこの曲を口ずさんでいた。
宮崎監督、してやったりと言う感じなのだろうか(笑)
余談ですが、この藤岡藤巻&大橋のぞみが歌うこの曲は8/4付週間シングルランキングで3位に
順位を上げたそうな。 『ゲド戦記』の主題歌、「テルーの唄(歌:手島葵)」の最高位5位を抜き、さらに
10歳以下のTOP3入りは「山口さんちのツトム君(歌:川橋啓史) 以来、31年ぶりの快挙だそうだ
この映画は、内容がどうのこうのと余計なことを書くより、どうぞ涼しい映画館に行って、老若男女、楽しむべし(笑)
そうそう、先週の日曜日汐留の日テレに行ったら、こんなイベントをやっていました
今週末は東京都現代美術館で開催されている
「スタジオジブリ・レイアウト展」に行ってきます~
これは日時指定の予約制なのでしっかりローソンで予約して(笑)
昨年の同じ頃は「男鹿和雄展」に行ってましたね~
その記事を読むと、その日は「あさり丼」を食べていたようですが、
今度は三元豚の塩しゃぶしゃぶを食べに行きま~す
金曜日のファーストデー、「ゲゲゲの鬼太郎」か「ポニョ」かで悩んでいたのですが(笑) やっぱりポニョかなあ~
公開前日にトトロをテレビでやっていたせいか、トトロとポニョに繋がりを感じつつ観賞させていただきました。
やっぱワタクシは、人間になる前のポニョが一番可愛くて好きですね★
>金曜日のファーストデー、「ゲゲゲの鬼太郎」か「ポニョ」かで悩んでいたのですが(笑) やっぱりポニョかなあ~
ウエンツ鬼太郎観ましたが、観なくていいかも(笑)
ポニョでほのぼのして下さい^^
>久しぶりに「血」を見ないジブリ映画を見たような気がします。
ですね(笑)
>公開前日にトトロをテレビでやっていたせいか、トトロとポニョに繋がりを感じつつ観賞させていただきました。
DVDを持っているのに、やっぱりトトロ観ちゃうんですよね(汗)
>やっぱワタクシは、人間になる前のポニョが一番可愛くて好きですね★
弟(妹)たちもあんなにいっぱいいて可愛かったですよね~♪
頭の中をグルグル回ってます。
まさに「ポニョ経」(ポニョ教?)
宮崎作品だけに暗喩やら隠喩やらを考えたくなりますが、そんなこと抜きに楽しんだ方が勝ちなのかもしれませんね。
>確かにあの歌は一度聞いたら忘れられないですね~。頭の中をグルグル回ってます。まさに「ポニョ経」(ポニョ教?)
夏休み中は頭の中をずっと泳ぐのかな(笑)
>宮崎作品だけに暗喩やら隠喩やらを考えたくなりますが、そんなこと抜きに楽しんだ方が勝ちなのかもしれませんね。
子供のハートで観なきゃ、いけませんよね(笑)?
うーん、何十年前なのか・・・(自爆)。
外しっぷりですら実に効果的で、狙いだとしたら商売上手ですね~(^^;
>ポニョの歌は、聞き流せないですよね(^^;
外しっぷりですら実に効果的で、狙いだとしたら商売上手ですね~(^^;
そこが狙いと言うか、でもついつい口ずさんでしまいます(汗)
>例によって自スレッドからこちらのgooブログにTBが効かず、URL欄に入れてコメントさせて頂きました。
度々、お手数おかけいたしますm(__)m
>環境問題とか、色々背後のメッセージもあるにしても、手描きの効果もあって、近年の中でも映像、内容、ポニョのキャラクター等、柔らかいタッチの宮崎アニメだった感で、私は期待通りには楽しめた作品でした。
原点復帰という意味では良かったですね^^
ポニョのその後が観たいです(笑) メイちゃんかな(笑)