お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

言っても仕方ないとわかってるけど

2010-10-30 20:28:28 | つぶやき
前に住んでいた家の近くに噂話の大好きな人がいて、
私達の後にあの家を買って住んでいる人たちの話をいつも聞かせてくれる。

まず

「まだ車庫には(引っ越しの後)開けてない箱が山積みになってるわよ」と言ってた。

次に

「外から見える部分だけだけどね、キッチンの壁を真っ赤に塗り替えたわよ。
普通自然な色が好きな人が多いと思うけど、思い切った色にしたわよね」

そしておととい

「冷蔵庫、レンジとオーブン、皿洗い機、洗濯機、乾燥機
全部買い替えたみたいよ、搬入してるのを見たの。
でもね、全部白いものだったから、高級なものじゃないわね」

新しく住む人が、自分の元の家を変えていくのはわかりきったことだけど、
でもやっぱりこういう話を聞くとさみしいなぁ。
家を引き渡すとき、特に冷蔵庫なんか新品かと見まがうほどに内も外もぴかぴかに掃除したんだ。
ほかのものも、私達があの家を買ったときに買ったものばかりだから、比較的新しいし。

こんなこと言ってみても仕方ないってわかってるけど、なんかさみしい。
そろそろ気持ちを切り替えないと。新しいオーナーに引き渡して1か月になりましたからね。
時の経つのは速いです。



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奨学金狂騒曲

2010-10-27 17:34:10 | 秋のものごと 2010
今、生まれて初めて高校卒業(予定)の子の親をやっています。
日本にいてもいろいろわからないことがあるかもしれませんが、
カナダの高校や北米の大学のシステムに明るくないので、新しく知ることだらけです。

最近は各種奨学金申請ラッシュになっております。
私も何も調べなかったのが悪いけど、娘もなんだかよくわかってなかったものがあったらしく、
先週末になって「こんないい奨学金がある」とわかったものが二つありました。
締め切りは今週。一つは昨日、もう一つはあさって。

なんで今までわからんかったん? と聞いてみたら、
「同級生に教えるとライバルになるから、誰かが知ってても教えてくれない」からだそうです・・・笑。
ほんなら、なんでその子らは知っとるの? と思ったが、聞くのはやめました。
今はインターネットの時代だから、きっと検索すれば出るんだろうな。

娘は大急ぎで小論文を書き、先生や関係者に推薦状を書いてもらい、学校に成績表をもらい。
やっとこさ、私が必着締め切り前日の昼休みに娘の学校に行って、
奨学金を出す団体に送る書類を受け取るとこまでこぎつけました。
その直前まで娘が学校の先生にサインしてもらったりして走り回っていたから、そういうことになったわけです。
それから大急ぎでコピー機のある店を探すが、付近にはなし。
時間のロスだからあせるあせる。翌日必着なのに。
仕方なく、家の近くまで戻ってコピーして送りました。
コピーしてる間も、もうあせりまくりです。

郵便局の窓口の人は、私がちょっとした仕事でよく行くので顔見知り、いつもなんだかんだしゃべっているし。
それに、この人はめんどくさいこと聞いてもこころよく一番合う方法を教えてくれる。

「一番早く届くやつ、お願いします(←窓口の彼女はこういう客に慣れている)
今日やっと書類の準備できたっていうのに、明日届かないといけないんです。
いつもやることがぎりぎりで・・・」

「まかせといて、私がなんとかしてあげるから!」と彼女は大笑い。

「あんたいつもぎりぎりで困るって言ったら、娘が
『だってお母さんの娘でしょ』って言うんですよ」

「それって、
『だから、いくら料金がかかっても払ってよね』ってこと?」

「いや、たぶん
『お母さんだっていつも期限ぎりぎりにならないとやらないでしょ』って事だと思う~」

でまた大笑い。

紙を何枚か送るだけで約3000円也。

そして、今日もまた、別の団体に送る書類を持って郵便局に行きました。
あさって必着。
ところが、出す前に書類を念のために確認していたら学校の成績表がない!
あわてて娘に携帯でメッセージを送ると「あるはずだ」と言い切る。
でもない。結局、また学校に成績表を取りに行くハメに・・・
娘いわく「昨日家でコピーしていてスキャナーに入れたままだと思う」だって。
確認せずにそのまま送ってたら一巻の終わりじゃない!

それから大急ぎで郵便局に行くと、また例の頼れる彼女がいたのでホッと一安心。

「またあれ、お願いします」

「いつまで? あさって着だったら翌朝着の半額で届くわよ。」

ん?
ちょっと考えたけど、やっぱり翌朝着のにしました。もうぎりぎりはこりごりです。

用紙をもらって書いていたら、ふと、翌朝着のは受領サインを受け取るサービスがついていることを発見!
(普通は受領サインをもらうには別料金が必要です)

「え? これ、無条件で受取人のサインを要求しちゃうんですか?」

「そうだけど?」

まずいです。
前回送ったやつ、申請の条件に
【郵便物の受け取りにサインを要求した場合、受け取りを拒否します】
と書いてあったのです。
だから、受取人のサインを申し込みませんでした。
申し込まなかったらサインを要求しないと思ったんです。
しかし、今日、ゆっくりと用紙を見てみたら、受け取り時のサインがもれなくついてくるようなのです・・・OMG。
やっぱり何でもちゃんと聞くべきですね、
あの時送り状を書きながら一瞬「聞いたほうがいいかな」と思ったのにあせってて忘れてしまっていました。

「大丈夫よ~、きっと大丈夫。
家に帰って電話かインターネットで伝票番号を調べてみて。
届いているかどうかがわかるから。きっと大丈夫よ」

と彼女は言いながら、今回のは用紙に大きく「受取人サイン不要」と書いてくれました。

わ~、あんだけがんばって送ったのに受け取り拒否されてたらどうしよう!!

大急ぎで家に帰って電話サービスで調べてみたら、郵便は無事昨日届いているようでした。
インターネットで調べてみると、受取人サインが見えました。
「配達完了」となっているということは、受け取り拒否はされなかったんでしょうか。
どうか、審査にまわしてくださいね、娘はがんばって準備しましたので・・・祈





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アイドルが見るの

2010-10-27 10:48:38 | 秋のものごと 2010
もうひとつ、ジャスティンビーバーのコンサートの話。

前々回の写真でも、持っている人が写っていると思うのですが、
かなりたくさんの女の子が、自作のポスターを持ってきていました。
ジャスティンビーバーに見てもらおうと、自分のメッセージを託して。

が、結果はこれです。





そう、没収です。

「みなさ~ん、
コンサートにポスターは持って入れないんです~
でもね~、
ジャスティンはちゃ~んとみんなが作ったポスター見ますからね~
安心してください~
会場には持って入れないんですよ~
ここで受け取りますよ~」

と警備の人がメガホンで叫んでました。

ほんと?
ジャスティンが見るって???

だけど実際は、ある一定の数量がたまると警備の人が黒い大きなゴミ袋持ってきて入れてましたよ。
そして、
ちょっとピンボケですが、警備の人にしっかり踏みつけられてるところ・・・
実は、コンサートに来ていたほかの人たちも気づかず踏みつけて通っていました。



しかし、中にはよくできているのもあって





警備で立っていた中年の女性達が
「宿題もこれくらい手間暇かけて工夫してやればいい点取れると思うんだけどね。」
と談笑していましたが・・・

ちなみに、飲み物も没収されます。
興奮したファンがビンを投げて危ないから、と言いますけど、
実は会場内で飲み物を買ってほしいからではないか、と思ったりします。





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FM局

2010-10-26 21:16:32 | 秋のものごと 2010
前回のジャスティンビーバーの続き・・・

会場入り口まで送っていったらすぐ帰るつもりで行ったのですが、
思わぬ長蛇の列に並ぶはめになり、そのおかげでいろいろなものが見えました。
会場前に何社かFM局が来ていたのですが、
一番人だかりがあったのがこれ、94.5 the BeatFM



列から離れたところにブースがあって、人も寄らず何やってるのか不明なバージンラジオ



ラジオカナダにいたっては、もっと意味不明。
なぜジャスティンビーバーのコンサート会場に来るの?



94.5FMのブースがなぜにぎわっているのか、後でわかりました。
(列に並んでる最中はそこに見に行く余裕がなかったので。笑)





ジャスティンの写真の足もとに書いてあるんですが、
この写真と一緒に記念撮影したら商品が当たるかも?というわけです。
この写真に熱いキスをしながら写してもらってる人もたくさんいました~☆






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なぜ並ぶかわからないけど行列

2010-10-26 12:19:34 | 秋のものごと 2010
もう一週間も経ってしまいましたが、ジャスティンビーバーのコンサートに行った話を書きます。
あ、と言っても、前も書きましたが、行ったのは入り口だけです。笑

7時開演ということだったので、6時半過ぎに会場最寄の駅に着きました。
(母は娘にナイショでコンサートのレビューを読んでいたので、
前座があるということはわかっていたのです。でも、念のため早めに行きました)
駅を出てみると、いきなり長蛇の列がクネクネと会場入り口までつながっています。
え?なんで?
ソールドアウトのショーで、もう開演まで間がないのに、なんで並ぶ?
しかし、仕方がないので列の最後尾を目指して走りました。

最後尾はここ。
しかし、並んだ私達の後に、すぐにまた長い列ができました。



こうやって向かい側から歩いてきた人に
「なんで並ばないといけないの? これはチケットを買う列?」
などと聞かれるのですが、並んでる誰もがわからない状態でした。笑



それでも、列は少しずつ前進していたので、そのまま列と共に歩いていきました。



並んでない人もちらほら見えるんだけど、何してるんだろうか?



クネクネ曲がって折り返した先はここに来るんだな! まだまだ遠い。



横入りするやつがいっぱいいた・・・時々「キャ~~~~!!」と歓声が上がるんだけど、練習かな?



電車を降りた駅・・・ここまでに30分近くかかりました。



ダフ屋も小銭をねだる人もかなりいました。
子ども連れが多かったので、親が困惑していました。



折り返して、やっと入り口が見えてきました。



そう、あれが入り口!
ん?待てよ?
なんで階段の右半分は並んでない人がすたすた上がって行くんだろう?
気になったので、娘と娘の友達を列に残し、私は階段の右側を上がって入り口まで行ってみました。



チェックゲートはこの状態・・・みんな早く入りたい。



なんと、ペーパーレスチケットの人は並ばないで直接ここにくればよかったんだって・・・
骨折り損ってやつですか。



まあ、いずれにしても無事娘達は入れたので見届けて家路に着きました~☆

帰りの電車の中にもジャスティンビーバー・・・・あはは。







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破傷風の追加接種

2010-10-21 21:13:51 | カナダで暮らす
昨日は医者に行き、それからいろんな検査など指示されたのでまたバタバタしています。
どうやら、胃も悪いらしいんですよ・・・若いとき一度なったのですが再発らしい・・・。
はぁ、じっくり治します。ストレスと上手に付き合えるようにならなくちゃね。

さて、破傷風の予防接種って子どもの時に受けたけど、それっきり何もしていなかったんです。
でも、大人でも定期的に追加接種しないといけないって聞いたことがあるし、
やっぱり庭仕事などしていると気になるなぁと思い、
ちょうど昨日医者に行ったことだし、質問してみました。

答えは、10年に一度追加接種しないといけないんだそうです。
で、してもらいました、ぷちっと注射。
昨日から注射の副作用で腕が腫れてる感じがしてちょっと手を上げるのも億劫ですが、
これで10年は破傷風の心配しなくていいんだろうなぁと思うと気が楽です。



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今日まで信じられないくらい暖かい晴天が続いていたけど、
どうやら今晩でおしまいらしいです。
明日は嵐になるもよう。
スーパーでも皆、天気の話をしていました。
数日でもこんな美しい日が続いたことに感謝~☆

いい事をしたのか悪いことなのか?

2010-10-20 20:17:59 | つぶやき
昨日ジャスティンビーバーのコンサートに行きました。
まあ、正確に言えば入り口まで行きました。
その話は画像つきで明日にでも書きます。

話はその、ジャスティンビーバーのコンサートの入り口まで行くとき、
途中まで車で行ってあとは電車に乗ったのですが、
私の斜め前に座っていた人が熱心に中国語の新聞の芸能欄を読んでいたんですね。
(亀梨さんが台湾のコンサートで台湾の女の子好きだよ~と絶叫したという話だった)

で、その人は男性か女性か最後までわかんなかったんですが、結構若い人で、
ジャケットの浅いポケットにタバコの箱が入っていたんです。
それで、その箱が少しずつずりずりと落ちて行って、最後に床に落ちたんですが誰も気づかず。
私は気づいたんですが、その人、耳栓(イヤホン)していて話しかけづらかった・・・
そして、
「この人がタバコを吸う数が減るから、教えてあげないほうがいいんだよな・・・
でも、せっかく高いお金出して買ったタバコを失ってしまうんだよな・・・」
と、
教えてあげるほうがいいことなのか、教えてあげないほうがいいことなのか、
考えれば考えるほどわかんなくなってしまいました。

結局教えてあげるタイミングを逸したまま、私もその人もある駅で降りました。
電車を降りてからポケットを探ったその人は、タバコを失くしたことに気づきましたが、
しかし、そのとき電車の扉が閉まってしまったので時すでに遅し。

私はいい事をしたんでしょうか? それとも悪いことをしたんでしょうか?
今も悩む・・・。



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渋い緑のはずが抹茶ラテ・・・

2010-10-19 10:15:19 | 家のメンテナンスとリフォーム
何度も書いたのですが、バンクーバーのこの時期の天気はとても不安定なのです。
毎日晴天が続く夏のうちに外壁のペンキ塗りができなかったので、
せっかくパワーウォッシュしたけど、ペンキ塗りは来年に延期するしかないかなと話していました。
が、日曜から水曜まで晴れるという天気予報。これはチャンス!
大急ぎで色を選んで塗ってもらうことになりました。
三人がかりだったので、あっという間です。
朝9時から夜8時までで完成。
もちろん、窓などは紙で保護しました。

で、

部屋のペンキ塗りのときも思ったんですが、
2~3センチ四方くらいの色見本でペンキの色を選ぶのは至難の業です。
今回は色見本と理想の色がばっちり一致したのでわくわく楽しみでした。
最近よく見かける、渋い灰色がかった緑色、だけどちょっと薄め、という感じで。

なのに、塗ってみたら抹茶ラテ!
(写真は車庫の壁)



前の色がとても薄い灰色+水色って感じで、でももうほとんど色があせていて
白に近いような薄い色になってしまってたから、今回塗った色が薄く見えるんでしょうか?
家全体が「かわい~~~~」感じになっちゃいました。
ほかにも、壁面の下の方にレンガが貼ってあるのでその色と、瓦の色などを考えて選んだんですが。。。

うちのお隣さんは一方が濃い茶色、もう一方が薄いサーモンピンクなので
抹茶ラテでちゃんと両隣と調和しているのですけど、
この辺ご近所の家々は濃い茶色の家以外、なぜかとても色が保守的なので、この緑はすご~く目立ちますなぁ。
今のところどこからもクレームは来てませんが、みんなあれっと思うはず・・・
これからは「ああ、あの緑の家ね」と言われそう。笑
でも、塗っちゃったものはしかたないです。そのうち目が慣れるでしょう~☆

家をきれいに塗りなおしたら、今度はフェンスが気になる・・・
フェンスはまだ塗りなおし前の壁の色のまま。でも緑に塗る勇気がなかったので今回は塗らず。
秋のうちにきれいにしたいなぁ・・・。



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12年生(高三)保護者会

2010-10-15 21:17:48 | 秋のものごと 2010
いまや自分のうちにかかってきた電話の主が誰か、表示されるのですぐわかる。
夕方かかってくるアヤシイ電話の主はコンピュータ。
電話番号は娘達の高校のもの。自動でメッセージが聞こえてくる。

「あなたの家の息子さんか娘さんが今日どれかの授業に来ませんでした。」

というやつ。サボったら、コンピュータから親にお電話がかかってくるというわけ。
まあ、先生のミスとかで実際はサボってなくてもかかってくることもあるけど。

サボり密告電話以外にも、PTA(PACと言う)や学校行事の大事な知らせもこの電話で来る。

「今度の木曜日、図書室で12年生保護者会を行います。
これは
父兄のみ対象です。」というのがあった。

そして、あんまり繰りかえし父兄対象というので、
普段はこういうものに参加しない私が好奇心もりもり。笑
なんで子どもは行ったらいかんのかわからないのでおもしろいので行ってみることにした。

だいたい、父兄懇談とかあっても娘が「行かなくていいよ、意味ないから」などと言うしほとんど行かない。
実際、なんのために行ったのかわけわかんない行事が多いし。
一度、長女が高校に通い始めたとき、父兄と先生の懇談会みたいなのがあったので行った。
そしたら、各科目の先生がいるのはいるんだけど、親が取り巻いていて話もできない。
特に数学の先生の周りには質問したくてうずうずしている親がたくさんいて近づけもしなかった。
あんなの意味がない。個別に時間を取って会うなら別だけど。
列に並んで先生と話すのを待つ場合でも、一人の先生の待ち時間が長くかかるとほかの先生に会えない。
体力勝負になってくる。なんて言い訳しながら、あんまり学校の行事に参加してない。
担任の先生もいないので、日本の高校みたいな懇談会もないし。
子どもに言わせれば、先生はただ次々授業してるだけで、生徒の事なんか覚えてない、
だから、親が会いに行ったって、先生にしたら誰の親なんだかさっぱりわからないと。
その辺は日本の高校の保護者面談などとは全然違う。

さて、うちの娘達は越境で別の市の学校に通っているので、保護者会に行ってもなじみの顔がない。
まあ、それは仕方ない。
500人弱の12年生がいるはずなんだけど、来てた親は四分の一くらいかな。
校長先生が「初めて高校卒業生をお持ちになる方、挙手お願いします」と聞いたら、
だいたいほとんどの人が挙手、高校卒業の子の親としては初心者だらけだった。
二年以内に家庭内に卒業生がいたという人はぱらぱら。五年以内の人は2人だけだった。
で、四分の三の親は来なかった、というわけですね。

高三の子を持つ親といえど、年齢層はかなりばらばら。それに、アジア系の親がほとんどいなかったなぁ。
議事内容は
*卒業に必要な単位などの説明
*高校卒業後の進学について
*奨学金(高校の奨学金・政府の奨学金)について
*学校が監督・主催して行う卒業関連の行事について
*学校が関知しない卒業関連の行事について
*卒業直前のいたずら行為とその落とし前?いや、責任について
*感情面でこの学年の子ども達が直面することについて
*質疑応答
あとは、学校とPTAが主催する卒業祝賀パーティーについて、PTAの代表がボランティアを募ったり、
経済的に困難で卒業のダンスパーティーとディナーに着ていくドレスが調達できない子のために、
もしもう処分しようと思っている新品同様のドレスなどがあれば寄付をお願いしたりというような話もあった。

うちの州の高校卒業単位は、我が長女の場合去年までに全部とっているのでこれは心配なし。
高校卒業後の進学についても、親が関知しないので娘が自分で全部やっている。
12年生担当カウンセラーの先生も「進学の手続もできずにこれからの人生どうやって生きていきますか、
親が手取り足取り先取りしてやらずに子どもにやらせてください」と言っていた。
(娘に言わせれば「この学校はこんなことばかり言ってるから卒業生の進学がいまいちぱっとしないんだよ」だって)
奨学金については、いろいろな種類があり、そのための要件も多岐に渡るので、インターネットで研究してくださいと。
(娘いわく「奨学金もけちけちしてるよ、額が少なすぎる」)まあ、この辺までは当たり前の話。

学校が監督・主催する卒業の行事だけど、我が娘は「行かんかもしれん、卒業試験終わったら旅に出るから」だと。
私はボランティアに名乗りを上げたんだけどな。
同じ高校の中でも、数十人限定のプログラムに入っているので、それ以外の生徒とつながりがないんだそうな。
それに、前も書いたけど、越境して違う市の学校に通っているので幼馴染とかもいない。気持ちはわかる。

学校が関知しない行事、というので「あれ?」と思ったが、結構あるらしい。
どっかの会社が主催して、あたかも高校から行くみたいな宣伝をするらしいが、その実まったく監督しないということ。
つまり、好き放題、というわけで、何が起こるか全く不明。料金も高い。
(だいたいどんなことが起こるのか想像はつきますが)
実際引っかかりそうになったという親の発言もあり、その場で非常に現実味が高まる。
実は私も子どもから「○○旅行があるんだって」という話は聞いた、でも忘れてた。笑
ホントに紛らわしい、学校の行事なのかどうかわからない、巧妙に宣伝している。
校長先生が、何事もしっかり確認してください、と呼びかけていた。
卒業生や先輩が仕組む悪巧みみたいなのもあるらしく、警察も毎年探っているそうだ。
(家に帰って、この議事録を見せたら娘が「なんで学校がここまで詳しく知ってるん?変だよ~」と驚いていた。
結構学校の先生もやるもんですね、きちんと把握してるんだなぁ)

卒業直前のいたずら、というのは毎年毎年あるらしい。
渡り廊下にサラダ油をまいたり、ねずみをたくさん持ってきたり、鶏や虫を放したり。
「キッチンから食用油がなくなってたら注意してくださいよ~」と校長先生が言った。
どうも「来週卒業なんだから、もう罰とかできないじゃん~。今がいたずらし時だよ~ん」みたいな開放感があって
同級生と語らってジョークをやるらしい。
校長先生いわく「それもいいですよ、でもクリエイティブになってほしい。何も壊さず、誰も傷つけず」
卒業前の一週間は渡り廊下閉鎖するそうだ。笑
そして、罰がないというのは嘘で、きちんと落とし前はつけてもらいますということだった。

感情面では起伏の激しい年になり、特に同級生と自分を比較して悩むことが多くなる年だから
自分のやるべきことをチェックはしても、人と比較しないようにサポートしてと呼びかけていた。
そして、何事も締め切りがあるものなので、早め早めに片付けていくようにとアドバイスしていた。

保護者会が終わって家に帰ると、今度は娘が興味津々。
「どう? 行ってよかった?」とニタニタしていた。
はじめて高校卒業の子を持つ若葉マーク母はいろいろ知恵つけて帰ってきたぞ~☆



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