お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

幸せなボランティア

2010-10-01 20:30:08 | 秋のものごと 2010
外国に移住して、子どもを育てるのに困るのはそこの学校のことがわからないこと。
自分がこの国で大きくなっていないし、ここで学校に通ったこともないし、
そんなことこまごまと教えてくれる友達が最初からいるわけではないし、
日本と違って小学校には決まった教科書などがない上に、低学年はほとんど宿題もないので、
学校のシステムどころか、何を習っているのかさっぱりわからない。

で、機会があれば学校に行ってボランティアをすることにした。
中に入ってみれば、外からは見えないことがたくさん見えるはずだから・・・

そうして長女が小さい頃、赤ん坊の二女を連れてボランティアを始めた。
二女が学校に上がったら、もっと頻繁にボランティアをした。
先生の知り合いも増え、学校の様子もわかり、自分の子どもの様子もわかった。
子どものクラスメートに顔を覚えてもらうと、あちこちで声をかけてもらえる。

去年息子が年長さんで小学校に通い始めて、またボランティアを始めた。
なかなかボランティア召集がかからなかったので、自分で押しかけた。
毎朝、始業から30分、子ども達が簡単な本を読むのをチェックして、
その日家に持って帰って読む本を渡し、また次の日それをチェックするの繰り返し。

私がもともと教員養成課程出身で小学校の先生になるはずだったというのもあるし、
子ども達が大好きというのもあるけれど、
なんといってもこのボランティアをやってるとき本当に幸せ。
自分の子どものためにもやってるわけだけど、
本当は自分の楽しみのためになってきてるのかもしれない。
日々、成長していく子ども達に接していると、生きる喜びを感じる。
幼い子ども達の表情のかわいいこと。

今年の息子の担任の先生とも、新学年早々「ボランティアをたくさんします」と約束したが、
引っ越しがあったので10月1日まで待ってもらっていた。
今日がその日。
また幸せなボランティアが始まった。
みんなが一つでもたくさんの言葉を読めるように、毎朝お手伝い。
私が教室にいると、息子がなぜか誇らしげなのもおもしろい。



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