お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

旬の話題・・・

2021-01-31 06:38:00 | 2021年の暮らし


かにのシーズン突入。
Dungeness Crab、調べたら日本語ではアメリカイチョウガニというそうです。
今年も季節は巡っているのですね・・・あまり実感がないだけで。
蒸しておいしくいただきました! 身が詰まっていて食べ応えありました。
日本の海の幸が恋しいわたしには、ひとときの安らぎです

さて。

運転中にニュース専門ラジオを聞いていると、インターネットの巨大チャットグループのやりとりがいくつかの株価の暴騰につながっていてどうこう・・・という話と、去年の末から始まっている新型コロナのワクチン接種計画がさまざまな理由からどんどん遅れていること、そのふたつを繰り返し流しております。
株価の問題はこれからも各方面からの思惑がらみで尾を引きそうです。

ワクチン製造の遅れもあるし、ワクチン製造国が輸出を制限し始めたとか、届くはずのものが届かないとか、一回分のワクチンの量を規定より多く接種してしまっていたとか・・・お隣の国では現場の混乱で接種対象者以外に接種してしまっていたとかもありました。
あらかじめ設定されている一回目と二回目の接種間隔が守れないし、二回とも同じ種類のワクチンが接種できるかどうかも定かではなくなっているし、こうなってくると先行き不安や不公平感から文句がたくさん出ているようですし、現場の方々の苦労をお察しします。

初めは多くの人から「ワクチンどんなものかわからないし接種したいかどうか決めかねるなぁ」などと、余裕のあるコメントなど出ていたのですけど、実際に接種が始まってみると、誰しもこの完全ロックダウンとその後のソーシャルロックダウンが続いて、社会的にも個人的にもつらい時期をすごして、近い将来も不透明な今、変異株も恐ろしいし「ワクチンを早くきちんと接種してくれ」という方向になっているような気がします。

先日はある富裕層の夫婦が法律を破って、さらに嘘をついて僻地の小さな集落に行って予防接種を受けてきたといって罰せられました。
僻地の小さい集落は医療事情が悪いため、感染拡大防止で優先接種になっているということを利用したのです。
でも、都市部の人間が小さな集落に行くというのは、ウイルスをそこへ持ち込むかもしれないので規制があるんです。
(こちらの僻地というのは日本人のわたしから見るとまったくスケールが違うものです・・・)
また、フロリダ州などに別荘を持つカナダ人(「渡り鳥」と呼ばれています)が多数、別荘地に飛んでワクチン接種を受けているということで、現地の住民から抗議の声が出ているとの話も・・・。
「わたしら別荘を持っていて税金も払っているのだからワクチン接種の権利がある!」と言ってみても、接種の順番待ちをしている現地の人から見れば「なんでカナダ人がやってきて先に接種してるのだ!」となるのは仕方ない気がします。

これはほんの一部ですが、ワクチン関係のニュースはいろいろな角度で盛りだくさんです。

うちの州は屋内の公共スペースでのマスク義務化がとても遅かったのです。
それでも義務化した後はお店の人たちはずいぶんと楽になった(お客さんに「マスクをつけて」と頼むが拒否されるという難儀がなくなった)と言っていました。
でも、学校ではまだ、廊下や出入り口などの場所以外はマスク着用義務化していません。
州政府の定例記者会見で、何回も繰り返し記者から学校でのマスク着用を義務化に関する質問が出ても「マスクをつけられない事情のある人に対して配慮が必要だ」とか、「できる人はやっている」とか、「みんなで思いやりを」とか、「学校では感染拡大があまり見られない」とか答えているし、記者の方もリモートでの質問なのでさらに掘り下げて追及することができないので(質問が終わるとつないでいた回線を切られてしまうので)、いつになっても核心に迫れないでいる気がします。

今朝のニュースでは、州の教師団体が政府に学校でのマスク着用義務化への圧力をかけていくと言っていました。
もう辛抱ならんというところでしょう。
先週、ある高校で、担任の先生が新型コロナ感染した結果、クラス全体が自宅隔離となったというニュースを伝えていました。問題は、クラスの生徒たちは全員マスクを着用していたそうですが、ずっと教壇でしゃべっている教師がマスク着用を拒否していたとかで・・・。
高校の普通の授業だったらおそらく生徒よりも先生の方がしゃべる量が多いはずなのになぁ。
学校の方でも、州政府で義務化してくれないと、マスク着用は「要請」でしかないので徹底することができないそうです。

これから海外からカナダに入国する人たちは、陰性証明を持参して、さらに到着後指定のホテルに3泊自費で泊まり、入国後の検査もあり、さらに2週間の自己隔離期間中に監視(訪問確認)されるとかで、総費用は2,000カナダドル(本日のレートで¥163,800)程必要になるそうです・・・。
ウイルス変異株への警戒で、今までの厳しい水際対策から一段と具体的に厳しくなっています。
アメリカ入国者にもより厳しい規制が始まります。
そうすると、今度は航空会社のほうから「飛行機内で感染拡大する危険性は低い」と言って、「フライト(特に国内)を利用する人を減らすような動きをするのはやめてくれ」みたいな訴えが出ています。

それぞれの立場から、いろんな意見が出る。
何もかも完全にうまくできる方法というのはないのでしょうが・・・。
難しいですね。

春の訪れとともに奇跡のようにウイルスが減っていく!というようなことにならないでしょうか




スマートフォンで撮った画像の行方問題

2021-01-30 05:14:33 | 2021年の暮らし

(オレゴン州ポートランド・アムトラック車窓から)

新型コロナ禍ロックダウン中に何か楽しみを見つけようと、2019年の8月に行ったサンディエゴの話を書き始めて、写真などを見返しながら振り返ってきていたんですが、撮ったはずの写真が見当たらない・・・。

わたしはカメラを持って行かなかったので、写真はすべてスマートフォン(iPhone)で撮っていました。

好奇心の赴くまま、普段から記録代わりに写真をたくさん撮ります。
2020年3月に日常生活がストップするまで、日々時間的にも気持ち的にも余裕のない忙しい生き方をしていたので、しょっちゅうどこかに行っても行ったきりでほぼ写真を見返すことはなく、必要がなければそのまま放置でした(反省)。

今回、いろいろと思い出しながら、自分のiPhoneや利用しているクラウドサービスの画像を見返していると、どうも「絶対あそこで撮った!」と思う写真がないのです。
ぼんやりしていて、撮ったような気がしているだけかな?と思ったのですが、それが結構な数になるのです。

旅行の思い出や記録を放置しているのが悪いのですが・・・でも・・・。
どうもすっきりしません。
どこへ行ったのでしょう?あの時撮った写真???
どこにもない!となるとつらい

スマートフォンって定期的にアップデートとかなんだかありますし、電話に残る画像だけでは不安なので有料のクラウドサービスを二つ使ってきたのですが、どちらにも残っていません。
これは捜査継続ですかね・・・

もうひとつ・・・今困っていること。

これから写真を整理したり、フィルムカメラ時代の写真をデジタル化したとして、それを残す最良の方法はなんでしょうか?
子ども達の写真など、何枚あるのかわからないくらいたくさんあります。
以前はCDやDVDのディスクに焼いていたのです。
最近はハードディスクドライブに保存してきました。
でも、CDやDVDはそのうち使われなくなりそうですし、ハードディスクも壊れたら終わりです。
ごく一部を除き、写真に焼いて残すというのは違うような気がしています。
クラウドサービスに残す、というのがよく言われている方法なんですが、今回のように、クラウドに残るはずの写真がないというのは不安ですし、料金もずっと払い続けるのが前提ですし・・・未知の世界のような気がしています。
作業療法士さん「シェアしたい人(例えば子ども達)に送っちゃって、そちらで保存してもらうのがいいわよ」と冗談半分に言ってましたけど。

完璧な方法などはないのかもしれませんが、どうしたらいいのか知りたいです



以前のように、フィルムカメラで写真を撮っていたときは、その場ではちゃんと撮れたのかどうかの保証もなかったわけですが、フィルムがほぼ無限に使えるわけでもないですし、現像にも料金がかかりましたから、写真の数も今みたいにデジタルで無数に撮るのと違います。
写真になってきたものを見たときの感慨なども格別でした・・・。
今や撮れた写真はすぐにどんなものか見られます。
あとは管理を上手にするというのが大事かな。
どちらにも違った良さがあり、難しさもあり、でしょうか。


冬の林のディスタンス

2021-01-28 05:50:00 | 2021年の暮らし


カナダポスト(郵便局)の配達車両に貼ってあったメッセージ。
左側の人は配達員さんだと思われます。

ほとんどの人がほかの人との間に距離を保つ今日この頃。

普通なら相当な距離を保ってくれるのに距離感覚がおかしくなっていて、ビックリしたしちょっと怖くもあったという話を書きます。

晩秋からこのかた、同居家族以外と会うときは距離を保って屋外で、というお達しが出ているので、都心部のすぐそばにある大きな公園まで二女に会いに行きました。





ここの公園の中は自然が保たれてますが、都心部の近くにあるので人がたくさんいました。
わたしがいつも写真を載せている湖のトレイルとは大違い。
長い雨季の、つかの間のたいへん貴重な晴れ間でしたので、人が大勢いましたし、鳥たちも散策中でした。





実はこの公園、私がカナダに移住してきたころにそこで起きた殺人・死体遺棄事件のニュースを見て、あまり良いイメージをずっと持たずにきて、子どもの学校の行事でもない限り、行くことがなかったんです。
なので、歩いてみると、へぇ~、都会にこんな自然が残されてるとは贅沢だねぇと思って新鮮でした。

が!

どこに行っても丸々太ったリスが至近距離まで近寄ってくるんです!











リスはかわいらしいです。
両手に食べ物を持って食べてる姿とか、木に登る動きとか。
でも、それは自然な距離を保ってくれてるからこそです。
二年ほど前、うちの家の壁に穴をあけて天井裏に入ってきたときはなかなか出てきてもらえずに往生しましたし、こうやって近づいてこられると怖さを感じます。
『チャーリーとチョコレート工場』の映画に出てくるリスのイメージが強すぎたせいもあるかもですが・・・
リスが媒介する感染症もありますからね・・・。

いずれにしても、これは変です。
リスは人を見ると警戒するし、さっと逃げるのが普通です。
こんなに近くに寄ってくるリスを見たのは初めてでした。
(例によって、望遠レンズで撮ったのではなく、携帯電話のカメラで撮っています)

歩いていくうちに、意味がわかりました。
公園に来た人がエサをやっているんです。
ああああ、だめですよこれ。
そして、エサをやる人たちが写真を撮るので、携帯電話を向けられることにも慣れているんです。
途中で何度か赤ちゃんリスを見かけましたが、ちびちゃんたちが例外なく人間を見ると逃げましたので、大人になるにつれて学習したんだと思います。

そして、こんな、初めて見たポスターも。


いやいや、エサをやる人たちはこういうの読まないんですよ
これって、元の自然なリスの生態に戻すのは大変だと思うんですが。

なんとかならないもんかなぁ。

国境を越えて届け

2021-01-27 06:26:26 | 2021年の暮らし

(CBCニュース)

このブログ開設から4500日だそうです・・・12年以上ですか・・・。
読んでくださる方に感謝の気持ちをお伝えしたいです!

時の経つのが早い! たまにこういう節目のときなどには「うわぁ」と実感します。

実は今日は長女の誕生日。
娘は『大阪で生まれた女なので、正確に言うと日本時間の誕生日で、ここから見ると一日前に生まれたことになります。
なので、ちょうど生まれた時刻に合わせて昨日ビデオ通話してお祝いを伝えました。
長女はサンフランシスコに住んでいるので、わたしの住んでいるカナダ西海岸とは時差がなく、そこにややこしい計算はありません。

いま、郵便事情が不透明です。
ただでさえカナダポストにはいろいろ紛失されたり遅延されたりが日常茶飯事なので、この新型コロナ禍ではよけい信頼できません。
カードを贈り合うことが大事にされている北米ではありますが、郵送しても届かなかったら嫌だなぁといろいろ考えていて、一か月ほど前にふと、長女が小さかった頃の写真を使って、音楽や字幕や効果をつけたビデオを作って、デジタルで送ったらどうだろう?と思いつきました。
思いつきはしましたがやったことないのでできるかどうかは定かではない
末っ子に「調べてみてもどうしてもわからなかったら手伝ってよ」と頼んでから作業にとりかかりました。

当時はデジカメなどありませんから、ネガティブスキャナーを使ったり写真をスキャンしたりしました。
当たり前なのですが、写真の中の自分が若い!!
いやはや、ほんとに若い・・・時の経つのは早いんですよ

結果、手間暇はかかりましたが、手伝ってもらわずとも4分ほどの自分でも「えらいっ!」とほめたくなるほどの超大作ができあがりまして、無事に昨日の「日本時間での誕生時刻」に放映することができました。

それはいいのですが、
私が心配したのは、感受性の強い長女が親兄弟と写っている写真が連続して出てくるビデオを見てさみしさが募ってしまうんじゃないかということ・・・
実際、ビデオが始まったとたんに長女は大泣き。
ビデオ通話で二女もつないで一緒に見たのでまだよかったとはいえ・・・。
もちろん喜んではくれたんですが、やはり会いたい気持ちが強く強くなってしまったようです。
新型コロナ禍以前はなんやかんやでかなり頻繁に会うようにしていましたが、もう一年くらい会えていません。

アメリカで新型コロナ感染が急拡大し始めてから、アメリカ=カナダ国境は物流輸送など以外は封鎖されています。
ここから国境検問のゲートまでは車で30分ほど。
以前アメリカドルとの為替レートがよかったときには、日常の買い物やガソリン給油のために国境を越えてアメリカに行ったりしていました。
(アメリカに行って帰ってくる行程にかかるガソリン代を差し引いてもどーんとおつりがくるくらい、アメリカのガソリンは安いんです! 牛乳・卵・バター・肉なんでもアメリカの方が安いし、ほかのものもお店や商品の選択肢が多いし、その他もろもろ物を買うということ全体がカナダ側とは全然違います)
カナダ側に住んでアメリカに通勤している人も、特に東部ではたくさんいました。
いま、国境が再開するめどはたっていません。

こういう状況ですが、隔離措置などの条件つきで飛行機に乗ればアメリカに行けます。
運転して国境を越えることは基本できません。
去年ニュース記事に出ていたのが、アメリカ人とカナダ人の夫婦の話。
この夫婦は国境を挟んで7キロの距離に別々に住んでいます。
以前は車で国境を越えていつでも会えました。
しかし、いまはできません。
会うためには、航空券を買って空港に行って飛行機に乗ってそれからまた到着した空港から会いに行くという、冗談のようなプロセスをたどらないといけないということでした。

ある国境検問ゲートの周囲が大きな公園になっています。
そこにあるモニュメントの門には、今後この国境が閉じられることがありませんようにと書いてあります。
その公園には以前は自由に入れました。
しかし、実際にはこの公園はアメリカの扱いなので、もし足を踏み入れたら、カナダ側に戻ってから二週間の隔離措置になると、ラジオで繰り返し警告していました。
まだ規制が緩いころには、アメリカとカナダに住む家族や友人などがこの公園で落ち合っている様子が報道されていましたし、アメリカ人とカナダ人のカップルが結婚式を挙げたりしていましたが、どんどん厳しくなっています。

たとえ、飛行機に乗ればアメリカに行けるとしても、厳格な隔離措置がありますし、日々報道される長い「新型コロナ感染者が乗っていた航空便リスト」を見ると恐ろしく感じます。
今は我慢。
いつか会える日を待つ。
それまで元気でいる。
誕生日は一緒に過ごせないけれど、国境を越えて届け。
生まれてきてくれて、ほんとうにありがとう!の気持ち

らくがきを乗せてどこまでも

2021-01-26 06:10:43 | 2021年の暮らし


リハビリの一環で外に出て歩きなさいと言われているわけですが、ここのところ毎日ブログに書いているように、わたしの意志が弱くてモチベーションが続かないので、工夫が必要です。

昨日おとといに写真を載せていた鳥たちに会いに行くトレイル沿いにはすぐ近くに線路が通っていて、しばしば貨物列車が通ります。
新型コロナ禍が始まる前は一日に一回か二回、運が良ければシアトルと行き来する国際旅客列車が見られることもありましたが、今は運行されていないようです。国境も封鎖されていますし・・・。
観光シーズンにはカナダ横断の二階建て列車を見かけるのが楽しみですが、これも今は難しいですね。
鉄道愛に満ちあふれるわたしですが、この貨物列車には時に困ることがあります。
それは、連結が長い上に貨物留め置きの地点と近いので減速していて、通り過ぎるのに時間がかかるからです。
うちからほど近いところに踏切があります。
ちょうど踏切を渡ろうとするときに鉢合わせると待ち時間が読めず、ガックリきます。
目の前で遮断機が下りると、Uターンして元来た方に戻りたくなるのが心情ですが、何年か前に、それができないように道路の真ん中に障害物を設置されてしまいました。
急いでいるときは最悪です。
一度、いったい何両連結しているのだろうと数えてみたことがあるのですが、220両過ぎたあたりで目がクラクラしてきてやめました!
20分以上待ちました、その日。





この写真を見てお気づきと思いますが、貨物車両にはだいたいらくがきが・・・。

ほんとにいろんな図柄のものがあるので、踏切では考えたことがなかったですが、線路沿いのトレイルを歩くときには、貨物列車が来たららくがきを見ることにしました。

列車にらくがきをするのは違法行為です。
なぜ、このらくがきをすることにこれほどの情熱を傾けられるんだろう?
わたしが思ったのは、まず、このペイント、結構高いです。
そして、列車というのはあちこち移動して、自分がらくがきした列車にまた出会えるかどうかはわかりません。
さらに、大きな列車に大きならくがきをしようと思ったら、時間もかかるし設備も必要だし、見つからないように書くのもエネルギーが要るんじゃないでしょうか。
誰が見てくれるのか、また見てくれないのかわからないキャンバスに才能を活かして費用をかけてらくがきをする。
なんでなんだろうなぁ?

以前、末っ子のスポーツ遠征で高速を4時間くらい運転して内陸の方へ行ったことがあります。


目的地はこんな小さな町。


ここに行くまでに貨物列車が通って行くのを見ました。




いつも踏切で足止めにしてくれる貨物列車はこういう内陸部を延々通って遠い遠い目的地に行くんだなあと、改めて思った日でした。

遠目から見てもらくがきがあるのは見えますけど、作品としてはよく見えないですよね・・・。
だから、なおさら、このらくがきに込める情熱が不思議。

さて、トレイルに戻ります。










OSAKAの文字が・・・。何か関係あるのかな?


落書きで消してしまった車両の個体番号をペイントで書き込んでる(正しいかどうかは不明だけど)




だれかさんへのメッセージ付き


車体番号や社名を邪魔しないように配慮したらくがき


らくがきを消したあと・・・ですかね?


撮った写真はまだまだありますが、この辺でやめておきます(笑)

こういう落書きは、アメリカに行くとハイウェイにかかる高架の壁面の高いところにもあったりします。
もう、どうやったらそんなところにペイントできるのか全くわからないようなところです。
肝試し?
いやぁ、わたしにはわからないです。
ただ、こういうサイト(Train Graffiti)を作ったりする人がいるくらいなので、愛好家がいて、何か注目される機会や場所はあるということなのでしょう。

どこまで行っても自分の知らない世界があちこちに広がってますね。


アメリカのいとこ

2021-01-25 06:43:23 | 2021年の暮らし

(大きな鳥が飛んでいました。通りがかりの人が「サギじゃないかな?」と話しかけてきましたがどうなんでしょう)

昨日オシドリの話をブログに書いて写真を載せましたら、いろいろ教わることができました。
今朝こちらのニュース記事(下線部をクリックで記事を表示)を読んでいたら、越冬してこのあたりに来ている鳥のことが書いてあって、今までならさらっと読んだのでしょうけど、おかげさまで興味がわいてきて、詳しく読んでみました。

その記事の中の『アメリカオシドリ(Wood Duck)』というのがどうやらわたしの写真の中に写っているこの渋くてきれいな鳥なのではないでしょうか?



どうも『オシドリ(Mandarin Duck)』といっしょの画面にいると地味に見えますが、背中の羽の色合いなどとてもきれいです。
携帯電話のカメラの性能の限界と、曇り空の明るさ不足で(そして撮った人の技術やら、写真を撮る目的意識やらの関係で)きちんと写っていませんが、インターネットで検索するとよくわかりました。











このあたりはアメリカ国境とあまり遠くなく、カナダでも南部の方なので、カナダの北のほうから越冬でここに来ているのかもしれません。
調べてみると、東アジアのオレンジ色のオシドリとこのアメリカオシドリは『いとこ』どうしの関係だとか!
アメリカオシドリはその美しさから狩猟の対象になり、かつて個体数が減ってしまったけれど、保護の成果が出て増えてきたということです。
では、美しさが際立つオシドリはなぜ東アジアで生存できたのか?
一説によると、オシドリはおいしくないから・・・だそうですが。そうなんでしょうか?
想像したくないんですが・・・

今朝から雪が降り続いていて、相変わらず外に歩きに行くモチベーションは下がったままなのですが(←言い訳)、今まではきれいだったりかわいかったりとしか見ていなかった鳥たちのことを知るにつれ、またあの湖のトレイルに行って、色々な種類の鳥をちゃんと見てみようと思うようになりました

日々小さな楽しみを見つけてなんとかこの新型コロナ禍を乗り切り、早く日本に帰りたい
ココロは空を飛んでいるんだけどなぁ

地元のセレブに出会う

2021-01-24 09:49:51 | 2021年の暮らし


このブログにたびたび登場する作業療法士さんですが、わたしがケガからのリハビリに取り組む中で、ちゃんと『歩く』ようにと毎回念を押してくれます。
ここは秋冬は雨季ですし、寒いですし、家にいても何かしらやることはあるので、ちゃんと気をつけないとわたしがいくらでもさぼるわけで、そこを心配しての念押しです。
モチベーションが続かないんですよ、なんだか(←言い訳)
健康のためとはわかっているのですが・・・。
それであれやこれやと楽しみを見つけながら、言いつけを守って歩いております。

11月と12月は、末っ子がコロナ感染防止対策が完璧なジムに通っていたので、ジムが倒産してしまうまでの間は待ち時間を利用して巨大な湖の周りにあるトレイルを歩いていました。
ある日元気があったので、途中小走りになったりして、ちょっと遠めの距離を歩いてみたんです。
そしたら鳥がたくさんいるところに行きつきました。









こんなに自然に恵まれたところに住んでいるのに、植物にも鳥にも詳しくないのがとても残念。
ああ、鳥がたくさんいる!と思って見ていて、きれいな色だったり、かわいらしさだったりに魅かれています。

で、携帯電話でビデオを撮っていたら、ひときわ目につくオレンジ色の鳥がいたんです。



それで子どもたちにそのビデオを送ったら、二女が
「その鳥は新聞記事とかに何度も載ってて、ちょっとしたセレブだよ」
とメッセージをくれました。

わたしは歩くのが主目的で、たまたま持っている携帯電話で写真を撮っているわけですが、トレイルでは大きな望遠レンズをつけた本格的なカメラを持った人を何度か見かけていました。
きっとこの鳥たちを撮るのかな。

これはオシドリですか?
新聞記事にはOrange Mandarin Duckと書いてありました。
日本などに生息している鳥なのに、なぜか一羽だけこのオレンジ色のダックがここにいる、どうやってここまで来たのかわからないという記事でした。







望遠レンズがないので、そーっと忍び足でかなり近づいて撮りましたが、逃げることもなく、写真を撮らせてくれました。
被写体になることに慣れてるセレブなんですかね?

夢中になって見ているうちに時間があっという間に経ち、息子の迎えの時間になってしまい、あわてて走って車のところまで戻る羽目になりましたが、まるで夢を見たような、いい気持ちになりました。

見切りをつけて最善手をさがす

2021-01-23 14:43:18 | 2021年の暮らし

                  CBCニュース・・・これから一週間ほど雪が降るという予報です

新型コロナのワクチン接種が始まって、少しずつ進んできて一か月以上が経ち、日々新しい情報が政府から発信されています。
進捗状況については、何事もそうですけど、みんなが好意的に受け止めているわけじゃないんですが、誰も経験したことがない道を進んでいることを思えば、できる限りの努力をしてくれていると思って感謝しています。
今朝も州政府の会見があって、ワクチン接種の優先順位や、年齢別にはいつ頃接種の順番が回って来るかというスケジュールなど、かなり詳しい発表がありました。
それによると、私には夏から初秋にかけて接種の順番が回ってきそうです。

説明のあとは、メディアの質疑応答があります。
「政府の計画に対しては不公平だと異議を唱える人が多いがどうするのか」という質問に対して、州首相が「州民はたとえ自分が早い接種を希望していたとしても、自分より健康リスクの高い人が先に接種を受けられるように譲ることができる人たちだ、カナダ人はそういうことがちゃんとできる」と答えていて、「ほめて育てる」流なのかもしれないけど、日本では考えられない答え方だなぁと、いつもながら思いました。
文句を言う人はなにに対しても文句言うのでしょうが・・・こんなコメントされて州民はどう思うのかなぁ?
論点ずらされてるとか思うんだろうか?
以前のようにいろんな人に会う場に出られるのなら考えを聞いてみられるんだけどなぁ。

いずれにせよ、今日はとても具体的なワクチン接種情報が出ました。
計画に遅れとか変更は出るでしょうけど、手探りで前に進んでいるのは確かです。

ワクチン接種の進行を受けて、質疑応答には今後の見通しを聞く人が多くいました。
「いつ頃マスクをしなくてもいい生活に戻れますか?」
「春休みにどこかに行く計画を始めてもいいですか?」
「夏休みは旅行できますか?」
などなど・・・

いま、州内は去年の秋からずっと、2月初めまでが期限の厳しい行動制限が課されています。
違反者には罰金が科されるし、逮捕される場合もあります。
責任のある立場の人が遠くに出かけて、結果、辞職に追い込まれたりというのが続いています。

いつまでこのつらい我慢をつづけなければいけないのか、というのは誰もが知りたいところです。

やはり今後の感染者数や医療機関の状況などが改善しないと規制解除は難しいようで、旅行の計画はしないでください、移動するにしても州内に限ってくださいとの回答です。
秋ごろには何らかの改善がありそうと言ってましたが、正確に見通すのは難しいですね。

そうこうしているうちにも、たとえ新型コロナの今後の影響の見通せないとしても、すぐに人生の決断をしなければいけない人はたくさんいます。

いつになったらやろうとしていることができるようになるのか?
仕事は?
進学は?
スポーツは?
遠いところに移り住むのは?

あれこれ迷って考えてみたところで、不確定要素が多すぎて、正しい決断ができるかどうかとても難しい。
何かを選ぶときにはほかの何かを切り捨てなければいけないのは当たり前なんですが、見切りをつけて前に進むのには判断材料に自信が持ちにくいです。
最善手はなんだろうと考えてもぐるぐると巡るだけ。
自分なりの選択をしても、決断した後に状況が変わって大きく後悔することになるんじゃないかと思うと怖いですから。

わが末っ子は高校2年生で、もうすぐ学年の中間点折り返しです。
幼いころから二つのスポーツで競技生活を続けてきたために、去年3月のロックダウンで急に目標を失った上に学校も閉鎖になり、時間と体力を持て余し、それまで維持していたモチベーションを失って、わけがわからない状況から逃げるように、今までやる時間がなかったオンラインゲームに没頭するようになり、私が悩んでいたことはブログにも書きました。
9月に学校が再開してもなかなか目標が持ちづらく、毎日ゲームに引き込まれることに息子本人もどうしたらいいかわからなくなっていました。
その後、とても安全に管理されているジムに通うことができるようになり、再びいろんなやる気が戻ってきたところ、二か月後にそのジムが倒産。
感染防止対策を徹底しすぎて収益の面でどうしようもなくなったようです。
(安全面を強化しなかったジムはクラスターの現場になりましたが経営は続けられています・・・正直者は何とかということでしょうか)
スポーツの方は、延期に次ぐ延期の末、最近ついに今季予定されていた大会がすべて中止という結果になりました。
来季は正常に競技スケジュールを組むと発表されていますが、これは本当に先行きがわかりません。
ワクチンが奇跡的に働いて、感染者数が激減したとしても、このウイルスがほぼ消滅するというわけではないのでしょうから、以前のように’競技のために各地を転戦する’ということが可能だとは、私には思えないんです。
しかし、強いチームを抜けた場合、すぐに交代要員を探すことになるので、抜けた選手には戻る場所がなくなります。
感染を恐れてチームを抜けて、その後、新型コロナが落ち着いて、自分が抜けた元のチームが大きな大会を勝ち進んで行った場合、後悔の気持ちを持たないでいられるのでしょうか?
そのスポーツを切り捨てて選んだ別の道で成功するか、それでよかったと思えるかという保証はないのですし。
親が言うのは変なのですが、ここではどうか勘弁していただくとして、期待されている選手でしたので、悩みも深いです。
これからどういう生き方をするのか、この不透明な状況でいろいろな決断をしなければならないという、一例ですね・・・。
わが子のことなので、助けになりたいと思いますが、的確なアドバイスができる自信もないですし難しいです。

いくら若いとはいえ、新型コロナに感染した場合に症状も後遺症もないという保証はないですよね。
何が最大に優先すべきことなのでしょう?
これから先の人生はとても長いですから・・・。

だんだんと進学などの決断をする時が近づいています。
限られた環境で何ができるか、頭を働かせることが求められます。
二人の姉といろいろな話をして、そしてゲームから遠ざかり、このごろは決意を固めて勉学に力を入れるようになった息子を見るにつれ、どのような決断をしたとしても、胸を張って前に進める未来がありますようにと、見守るしかないです。


余談ですが・・・おもしろいのは、私がおこもり生活で将棋にはまった結果、息子がオンラインでチェスを習うようになったことです。
ほんとに何がどうつながるかわからないものですね。


ブログを書けなかった長い間いろんな気持ちを抱えてました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます
またお邪魔します