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シェールガス採掘、地震誘発? 米中部、M3以上6倍

2012-04-26 14:42:14 | 印象的な世の中の出来事
今朝の朝日新聞の一面の掲載記事が目に入った。
「シェールガス採掘、地震誘発? 米中部、M3以上6倍」
記事の概略は以下の通り。
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『米中部で起きるマグニチュード(M)3以上の地震が、
10年前に比べ6倍以上に急増していることが
米地質調査所(USGS)の調べでわかった。
もともと地震があまり起きない地域で、研究チームは、
日本でも輸入に向けた動きがあるシェールガスなどの
採掘活動などに伴う「人為的な地震」が関係しているとみている。』

『この地域で増えているシェールガスや石油の採掘との関連を指摘。
採掘で出てくる大量の廃水を深井戸から高圧で地下に戻しているため、
これが地震を誘発している可能性を挙げた。』

『地下に戻された水が、断層の隙間に入り込んで滑りやすくなり、
地震が起きやすくなったと考えられるという。』
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この記事を読んで真っ先に先日見た映画「復活の日」を思い出した。
米国東部ボルチモアの海底油田採掘に伴い地震発生の危険が、のところ。
Goo映画の「復活の日」あらすじでは次のようにある。
『地震学者の吉住が人類滅亡の第二の危機が迫っていることを伝える。
地穀変動調査でアメリカを垂直型地震が襲うことを探知、その衝撃波は、
ガーランド将軍が死ぬ前にスイッチを入れた、ホワイトハウス地下にある
対ソ連ミサイル攻撃の自動報復システムに作動すると言う。』

原作ではアラスカに地震が、という内容だが映画ではワシントンDC付近と
しており、高深度の地下資源採掘に伴う地震発生の可能性は昔から
(少なくとも30年以上前から)指摘されていたのかと思われる。
今回の記事では、シェールガスの採掘と日本への輸出との絡みで影響が
あるかも知れぬ。これを機にメタンハイドレートの採掘への検討が
進むかも知れぬが同様の問題を抱えているようにも思える。
地震国日本の場合、より深刻かも知れぬ。
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