老いとは心身のガタ（不調）と折り合いをつけて生きること

折角の良い天気に休みにしたのに燻っている。
ちょっとした変調があったもので・・・
もうそれだけでのんびりと過ごすことに傾いた。

『健康なからだはみな同じように似ているが、
不健康なからだは不健康なさまもそれぞれ違うものだ。』

ついこんな言葉を自嘲気味に思い浮かべてしまった。
長年の持病のほかに加齢とともに付け加わる心身の不調も
どんどんふえていくことだろう。
これらのひとつひとつとうまく折り合いをつけて生きていくことも
老齢にさしかかるひとりとして覚悟すべきなんだろうな。
そして、その様相はひとそれぞれで、他人にその苦しみを
理解してもらうのも難しそうだ。

最近、飛蚊症が昂進したようで「うざったい」。
黒い点点の面が２層、３層にもなって奥行きが感じられるので
まるで３Ｄ画面のようだ。


【参考】
『幸福な家庭はみな同じように似ているが、
不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれ違うものだ。』
トルストイ＝作　原卓也＝訳　
『世界の文学19 トルストイ アンナ・カレーニナ I』
中央公論社 1964 所収