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気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

蜘蛛の糸

2006-06-16 22:26:59 | 印象的な世の中の出来事
庶民は蜘蛛の糸の末端に縋ろうと必死の思いに心身囚われている。

それを嘲笑うように・・・・

某宰相は某神社参拝は個人の心の問題だ。
次期首相と待望されている御仁は某カルト宗教の集会に祝電を。
物議を醸した集団であることは周知。これも個人の心の問題と
開き直って宰相になるのか。
なんたって蜘蛛の糸の末端に取りすがろうとする庶民が多いから。
が、個人の心の問題と嘯くような人を国家の宰相として戴くのは
国にとっては不幸なことではなかろうか。
このような為政者の説く「愛国心」について眉唾で聞くべきだと
思うのだが。

何に向って政治の舵取りをしているかをしっかりと注視せよ。

そして、最近では中央銀行の総裁のインサイダー取引疑惑のファンド
への出資問題だ。
中央銀行といえば経済的情報が集約する組織だ。
その総裁の地位にあれば私的な経済的営為があれば、どんな些細な
ことでも(1千万は些細とは思わないが)疑念をもたれる惧れがある。
そのことを百も承知の金融エリートにしては油断をしたな、と思う。
それでサラ金の利子以上の収益をあげていながら、預金金利を限りなく
ゼロに据え置く政策を継続しているとあれば、リスクも取れず
蜘蛛の糸に連なることも覚束ない蒼茫からすれば憤懣やるかたない。

どうも物言わぬ大衆を敵に回してしまったようだ。
その地位に恋々としなくとも引く手あまたの経済通なのだから、
よくある晩節を汚す者達の一人になってほしくないと思う。
総裁と知らなければ、とても優しそうな好々爺と誰もが思うのだが。

国民それぞれ自己責任で、と強調する裏で「うまいことやっている」
権力ある立場の者達もいるようだ。疑念を持たれぬよう身を処すこと
が必要であり、疑念を持たれたら潔白が晴れるまで身を引く(これが
できない)よう法制化すべきだろう。それがノーブレス・オブリージ
というものだ。

ちょういとした鬱憤晴らし。ぶつぶつ、うつうつ。梅雨真っ盛りだものね。

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