コンロッド札幌@藻岩山観光道路

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CD50 エアクリーナーエレメント 交換

2020-05-14 03:19:40 | HONDA 125cc以下
シンプルに作られたビジバイと言えばCD50

しかし鬼門とされるエアクリーナーエレメントの交換作業

正確には
鬼門は交換じゃなくて点検、清掃だったりするよ!


さー
珍しく図解でレクチャーなんてしてみます

来たれエレメント難民




まず外せるものは全部とります
インマニ
キャブ
イグニッションコイルとハイテンションコード分離かつ外す
フレーム内のカプラー、ギボシ
バッテリー配線も外す
サイドカバー台座も左右外す

これで腹の中がメインハーネスちょろっととエアクリーナーボックスのみになったはず



んでね後方に伸びている吸気口(タコの口)をフレーム内に引き込みつつエアクリーナーボックスを前方にずらしていく

よっぽど劣化してなきゃマイナスドライバーでグイグイやってもゴムが破けんよ

かなり肉厚で柔らかい
もし固まってるならヒートガンで炙って柔くしても良いかもね

↑結構グイグイやってます
腹の中に何も無い雰囲気も伝わるかと
この時にしまわれているエレメントはぶち殺しで大丈夫
てか破壊しないとこの方法じゃ取れないわ
ゴムの中で壊してコンパクトにしつつタコの口を手前に寄せてくるイメージ





そのままタコの口を枠外にスパーン
これでやっとバンドのプラスビスにアクセス可能
それでも結構角度キツイけどね
やべー
俺の指めっちゃブス
ギタリストの指が細くて長くていいよね
この太くて短い指ならコードも押さえれんって








バンドを緩めたらもうこっちのもんよ
そのまま分離してしまおう


せっかくバラしたんだから洗えるものは洗ってチョーダイ

組み付けたら二度とやりたくない作業だと思うしね



んでバンドをひっくり返してビスの頭を下に持ってくる
そもそも純正でなんでそんな所で閉めてるの?って組み付け方が理解出来ないんだよねー





オッケー?
じゃあ組み立てていくよ

タコの口をしまって出来るだけ後方に引き抜く


あっ
基本オイル浴びせてね
滑りが良くないとおいおいキツくなるわ
オイルかシリコングリスでも塗っといたら後が楽

もう画像はないんだけども

エアクリボックスの前部分は出来るだけ前に持ってくる
後ろ部分は出来るだけ後ろに持ってくる

ちょうど真ん中にいい感じでスペースが空くと思うからエレメント挿入
エレメントのプラの部分もオイリーにしておいて

前部分にエレメント挿入
後ろ部分のボックスを前へ

これでだいたいは形になったと思うんだけどコツとしては
バンドのビス抜いてフリー状態で組む
前と後ろのゴムパーツをうまく操作してしっかり乗り上げさせる

あとはビスを閉めてバラしたパーツを元通りにしたらオッケー!



CDのエレメント交換は通算4台目かな
なんとなく体が覚えているもんでだいたい15分もあれば脱着は可能







でもねー
結果こういうこと








ファッキン構造
やりにくくてたまらん

まー
為せば成るからがんばってー
そんなに頭も使わないしやれば終わる仕事

それより大変なのは原因不明の不調だよね

愚か者だもんで

2020-05-14 00:30:30 | KZ1300
KZ先輩のクラッチが鬼重くてさ
でも始動時クラッチレバーを握ってセンサーを解除しないとクランキングしない

めんどいからクラッチレバーを縛っちゃえ☆

ここまではまぁうん
ダメだけどアリ

問題はその先

数年縛りっぱなしだったんだ

したらクラッチがスカスカになってまったや

スプリングかプッシュ機構のどっかがイカれたみたい


安直にクラッチスプリングだべ
って純正品をオーダーしたら欠品
ぐぬぬ(´・ω・`)

ピストンさんに相談したらまずバラしてみー
って事でクラッチカバーをハグってみた

英字マニュアル片手にね


和訳アプリでなんとなく紐解いてみたら多分使用限界が23.5ミリ???



現物は35ミリ

絶対そんな縮こまらんしょ!


結果クラッチスプリング、クラッチ板ではなかったぽい



次はプッシュ側

相変わらず英字マニュアルを見ながらやってみようと思ったらクラッチ関連のページここだけ




結構分厚いのよ?

パンクしたときは
とか
オイル注油のしかたは
とか
そんなんは事細かに書いてあるのにクラッチはこの2ページのみ


鬼畜米英どうかしてるぜ!!!

あっ
製本は日本人か?


さて困ったな
こっから先は他のバイクでもバラした事ないや

そんな時のお世話になっているバイク屋さん達

賄賂片手にアドバイスを求めに行きます

とりあえず元通り組んでおくか