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「あずまや高原」真夏の極楽生活

信州・菅平高原、南側の別天地「あずまや高原」での楽しみ方を綴ります。

154.秋吉敏子&ルー・タバキン ジャズコンサート/ロング・イエロー・ロード

2019-08-30 | 音楽イベント


■第40回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル
毎年8月後半に草津国際音楽祭が開かれていますがヨーロッパからクラシックの一流アーチストを呼んでセミナーと公演を開催してクラシックファンには一目置かれているイベントだと思います。
十数年前から天皇皇后両陛下がこの時期に来られて美智子妃がアーチストと共演する様子がニュースで流れていました。
今年も上皇后(美智子妃)が27日に来られてフルートと合奏しているのがニュースとなっていましたが何と当日(29日)昼にチケットを購入に会場に寄ったら丁度上皇后が会場から帰られる場面に遭遇しました。
午前中に何か特別なイベントがあったのだと思いますが私も車の中から見送らせてもらいました。



今回40周年記念として何とJAZZのコンサート「秋吉敏子&ルー・タバキン ジャズコンサート/ロング・イエロー・ロード」が開かれました。




コンサートの最初に今回の経緯についてイベントの進行役の事務局長から面白い話がありました。
草津音楽祭は当初はジャズのコンサートもあったのですがクラシックのアーチストが充実して必然的にジャズ系は無くなったとのことですが20周年の時に秋吉敏子のコンサートを開催したことで今回もこのコンサートが開かれたようです。
もう一つの理由は事務局長は元レコード会社で当時秋吉敏子のレコーディングディレクターをしていたことを私も良く認知していました。

曲目
ロング・イエロー・ロード/花魁(おいらん)/BODY・AND・SOUL/秋の海/LOVE・LETTER/他

コンサートは満席でピアノとサックス(フルート)のインタープレイで秋吉のオリジナル曲の多くをジャズというよりクラシック風に楽しんだ感がしました。
因みに秋吉敏子は89歳でルー・タバキンは10歳下だと思いますが元気なプレイに感激された方も多かったと思います。


153.北軽ライブ・イン・ザ・スカイ 2019

2019-08-19 | 音楽イベント



北軽井沢ミュージックホール・フェスティヴァル2019のイベントの一つとして今年もクレフ・ジャズポートを中心としたコンサートが開かれました。



ジャズ、フォルクローレ、ハワイアン、クラシックと幅広い内容でのコンサートでした。
無料のコンサートで100名強の入場者でした。







北軽井沢ミュージックホールの重要なイベントになっているようですので来年も頑張ってもらいたいと思います。

148.北軽ライブ・イン・ザ・スカイ

2018-09-10 | 音楽イベント
北軽井沢ミュージックホールフェスティバル2018の音楽イベントとして昨年に引き続き開かれました。




(演奏グループについてはプログラムより一部転載しました)

ジャズのスタンダード曲のオンパレードでわかりやすくアレンジされた演奏で楽しませてくれました。



昨年はメンバーの一人のソロでしたが今回は5人のグループ+MCで初めて目にする楽器を含めてフォルクローレの面白さを十分味合うことができました。



クラシックでおなじみの小品集で息の合ったデュオを楽しませてくれました。


当初予定のハワイアンバンドが出演できなかったのは残念でしたがバラエティーに富んだコンサートでした。


144.サンテラス・ジャズ・フェスティバル 2018

2018-08-08 | 音楽イベント



昨年に続き今年も東御市で開催されました。
場所は上信越道の東部湯の丸ICから車で5分ぐらいの東御市文化会館のサンテラスホールです。






今回は午後の1時から6時まで5つのグループの演奏がありました。



たをやめオルケスタ
2008年結成のオンナばかり18人のトロピカルビッグバンド。
既にアルバムを6枚だしており今夏にベスト盤を発売するという人気上昇中のグループ。
風変わりなバンド名「たをやめ」は「手弱女」と当て字するようで独特のアレンジも含めてオリジナル色の強さが印象的でした。

ドロボーキャット/毎日が冒険/ブルーライト・ヨコハマ/素敵なあなた 他

私の入場が少し遅れたので最初から聴けなかったのは残念でしたがアレンジ、演奏もしっかりしていて他のアーチストのバックバンドもしているようでこれからも楽しめるバンドでした。
演奏後の即売会でも行列ができていて一番の盛況でした。

Duck☆Tail
上田で活躍している演奏家集団。
ピアノ、ドラム、ベース、ギター、管楽器3名+男女ボーカルの全9名のグループ。
昨年は「Juglans」というグループ名で参加していましたがメンバーが少し変更になったようです。

バーディ・ライト/ラウンド・ミッドナイト/モナリザ/黒いオルフェ/ハウ・インセンシティブ/ 他

The flood
長野県出身の中堅ミュージシャン5名で昨年も出演していました。

ストールン・モーメンツ/スネークス/ソング・フォー・ツー/トレイン 他

ファンキーな曲が多くわかりにくい部分もありましたがテクのレベルは高いと感じました。

ジャズコーラス/BREEZE
男2名女2名のコーラスグループ。

スマイル/ベサメムーチョ/スウィート・ジョージア・ブラウン/ラハイナ・ルナ/ソーラン節/見上げてごらん夜の星を 他

ピアノトリオをバックに洗練されたジャズコーラスでした。
曲目もわかりやすく今回のステージに合っていたと思います。

TNS ジャズオーケストラ
地元のアマチュアビッグバンドで女性4名を含む22名編成。
年齢はミドルエイジの方が多かったような気がします。

レカード/アイ・ウオント・ユウ・バック/ジャスト・ミー・クロス 他

時間の関係で最後まで聴けませんでしたがソロの部分が弱いのはしょうがないのかなと思いました。


全体的に前回と比べると今回の方がプロフェッショナルの方が多く内容は格段に良かったと感じました。
特に最初の「たをやめオルケスタ」はバンド名からして興味がありましたが独特のアレンジと演奏、そしてなによりも楽しさを感じさせてくれたのは印象的でした。
今後の活躍を期待したいと思います。







133.Clef Jazz Port & Friends LIVE

2017-08-29 | 音楽イベント



北軽井沢ミュジックホールフェスティバル2017の一つとしてコンサートが開かれました。



ジャズ、クラシック、ハワイアン、懐メロなど5つのイベントが組まれて幅広い層に楽しんでもらいました。



無料のコンサートで来られた方は100名ぐらいでしたが3時間半の長時間にもかかわらず最後まで楽しまれた方が多かったようで好評だったようです。

131.SUNTERRACE JAZZ FESTIVAL

2017-08-14 | 音楽イベント




サンテラスホールは上信越自動車道の東部湯の丸ICから車で5分くらいの場所にあります。






コンサートは6組のグループによる5時間(以上)の演奏がありました。

●洗足学園音楽大学 JazzBrassGumbo!!!
クラリネット奏者の谷口英治の指導で男女16人のブラスバンドで後部の客席入口から演奏しながらの入場ではじまりました。

ベイズン・ストリート・ブルース/オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート/ザッツ・ア・プレンティ/聖者の行進 他

かなり洗練されたグループで男女半々の構成も見栄えがして楽しませてくれました。
楽曲的には定番曲が多いので特に新鮮味は感じませんでした。

●Juglans
長野県内で活躍しているプレーヤーとボーカルで結成されたグループ。

PERDIDO/アンチェイン・マイ・ハート/I CAN'T GET STARTED/IT DON'T MEAN A THING/OLD DEVIL MOON 他全8曲

ピアノ、ベース、ドラムのリズムセクションにギターとサックス2本にトランペットの3管編成で若手からベテランのプレーヤと異色の男性ボーカルに女性ボーカルで面白い演奏スタイルでした。
ボーカルはコンサートが初めてといっていましたので趣味が高じての感じでした。
プレーヤーはプロとしてのレベルは十分感じられました。

●Claire Saxophone Quartet
芸大の同窓生によるサクソフォーン4重奏団

アイアイ/どんぐりころころ/イ・ムジチ四季「春」/美女と野獣/アレグロ・カンタービレ(ピアソラ)/マイ・フェバリット・シングス 他全8曲

ジャズ的要素はあまり感じられませんでしたがソプラノ、アルト、テナー、バリトンのサックス4管によるアンサンブルでアンサンブルはきれいでした。

●The Flood
県内で活躍する中堅ミュージシャンにより結成。
プログラムに掲載されていないピアノが加わり5人編成となる。

オール・ブルース/アクチュアリー・ブルース(H・ハンコック)/ブラック・タイド/マイナー・ブルース 他全6曲

トランペット、ギター、エレべとかなり先鋭的なサウンドを展開して目を覚ましてくれました。
ブルース曲が多いこともあり自分の好みから離れていましたのでレベルの判断はできませんでした。。

●堀内実智代&山口泰一郎ピアノトリオ
女性ボーカルとピアノトリオというオーソドックスな組み合わせ。

YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO/ソ・ダンソ・サンバ/イパネマの娘/NOW FOR SALE 他全7曲

上田市在住の堀内実智代は新都心ジャズボーカルコンテストで準グランプリを受賞しているとのことで期待していました。
ジャズ風につくりあげた声は好みとは少しちがいますが聴きやすい選曲で好感がもてました。

●TNSジャズオーケストラ+谷口英治
地元のアマチュアビッグバンド

残念ながら約1時間近く押していたことでこの時点で予定の18時になり退館しました。


今回このエリアで初めてのジャズイベントということでかなり力が入っていたようです。
キャパが750名のホールで8割ぐらいの集客でしたが大成功だと思います。
キャッチフレーズが「目指せ!JAZZの街 とうみ」で今後5年間は続ける予定ということでホールの雰囲気やフードサービスも良かったので今後に期待したいと思います。



このエリアはぶどう(巨峰)の産地として知られており最近はワイナリーもあってワインの生産にも力を入れているようです。
近くにいくつかの日帰り温泉があり地ビールも人気になっているようです。
今回の会場でもヴィラデストワイナリーとオラホビールが飲食コーナーで提供されておりエリアぐるみでイベントをサポートしていました。



ホール内に地元出身の人気力士、雷電為衛門の資料館も併設されていてイベントのチケットで観ることができたのも好感できました。




129.小布施 BUD LIVE

2017-07-31 | 音楽イベント
小布施のJAZZ Cafe BUDで久々にライブがありました。


「中村早智 with 坂根格カルテット LIVE IN 小布施」
中村早智(Vo)吉森崇(p)坂根格(いたる)(b)佐藤国昭(d)伊藤晃(ts)


演奏は2ステージで
「SOUL STATION」「SO MANY STARS」(by Sergio Mendez)「MORNING」「PRELUDE TO A KISS」(by Duke Ellington)「JUST SQUEEZE ME」(by Duke Ellington)「ONE NOTE SAMBA」「黄昏のビギン」「BRIDGE」「NO MORE BLUES」他アンコール曲を入れて全19曲。

かなりボリューム感のある女性ボーカルを中心にテナーの入ったカルテットがサポートするスタイルでボーカルのあとテナー、ピアノ、ベースとドラムの掛け合いが時々入って1曲は大体5~6コーラスの構成で演奏されていました。(4曲だけはボーカル無しの演奏でした。)
曲目は全体的には黒本から外れている曲が多かったようで馴染みが無かったのが少し残念でした。
私にとって初めてのバンドでしたが可もなく不可もない中堅のグループと評価しました。
間合いにサックスの人と楽器について色々と雑談をしましたがそういう意味では親しみやすいグループといえます。
昨日は戸狩でのコンサートがあり今年の斑尾JAZZにも出演するのでよろしくとパンフ持参でPRをしていました。
これからの活躍に期待しています。





118.北軽井沢ミュージックホール

2016-08-21 | 音楽イベント



北軽井沢の中心にある北軽井沢ミュージックホールは1968年(昭和43年)に大ホールのこけらおとしが行われ一時期あの小澤征爾が理事長を務めていたこともある由緒あるホールです。
現在は長野原町がサポーターズを結成して維持、管理をして地域起こしの一環として運営されています。
大ホールはオープンスカイの中庭が観覧スペースにもなり自然との一体感が素晴らしいホールです。

今夏もクラッシックを中心にポップスやジャズのコンサートも開催され、アマチュアの参加者も多く
ファミリーで楽しめるようなイベントが主になっているようです。

今回この大ホールを利用してプライベートなファミリー・コンサートが開かれ私も参加して来ました。



1部がクレフ・ジャズポートというピアノ、サックス、ベースのドラムレスのトリオで「Summertime」「Autumn Leaves」「Blue Bossa」「Fly Me To The Moon」等ジャズのスタンダードナンバーの演奏がありました。
2部はゲスト・パフォーマンスということでトツプに電子ピアノで「I'll Close My Eyes」「Time After Time」「Fly Me To The Moon」の3曲の演奏がありました。
2番手はたて笛とハーモニカで唱歌や演歌の演奏がピアノの伴奏でありました。
3番手はプロとして活動しているホルンの3人でクラシック中心の演奏がありました。
トリの演奏として素晴らしいハーモニーを聴くことができました。

このコンサートは公のプログラムには載りませんので観に来られた方は30名ぐらいですが主催者の知リ合いですので和気あいあいの中でティータイムに茶菓のサービスもあり楽しむことができました。
たまにはこういうコンサートも良いものです。
既に来年のリクエストがあるとのことですが更なるグレードアップが望まれることでしょう。

107. ジャズ ライブ at 小布施「BUD」

2015-08-07 | 音楽イベント
高原から30km、車で約50分の小布施のジャズ・カフェ BUDでのライブに行って来ました。

「浜崎 航 meets 松本 茜 trio」




浜崎 航  Tenor and Soprano Sax and Flute
松本 茜  Piano
本川 悠平 Bass
海野 俊輔 Drums



約30名でほぼ満席の味噌蔵での演奏は生の音の臨場感が素晴らしかったです。

私にとって初めてのグループで特に情報を持たずに聴きに行きましたがサックスの浜崎 航の演奏もオスカー・ピーターソンが好きだという松本 茜のピアノも私好みで上々でした。

第1部は7時15分から約1時間
●ホリデイ(Org) ●マザーズ・ブルース(松本Org) ●ミス・メモリーズ(?)●Memories of You ●Laurentide Waltz~カナダ組曲より(O・ピーターソン)●Monica (Alain Guyonnet) ●Big Catch(Org)

第2部は7時45分から約1時間
●ダニー・ボーイ ●JJ(Org)●シェルブールの雨傘~ ●サマータイム ●Can't we be friends? (Kay Swift) ●Playing(Org) ●Miss Sunshine ●Sometime Ago(?)

最後2曲のアンコールを入れて15曲、約2時間の熱演でした。
曲目は「Big Catch」と松本 茜のニューアルバム「Memories of You」から多く選曲されていました。



浜崎 航はテナーサックス、ソプラノサックス、フルートと曲によって使い分けていました。
松本 茜のピアノはO・ピーターソン流の軽妙で明かるいフレーズが気持ち良く聴こえました。
グループ全体のコンビネーションも良く個々のプレーヤーも演奏を楽しんでいる雰囲気が伝わってきてとても素晴らしいライブに出会えたと感じました。

即売で松本茜のニューアルバムを購入しました。
彼女の可愛いサインも入れて貰いGOODでした。
今後の更なる活躍を期待したいと思います。


106.第4回軽井沢ジャズ・フェスティバル

2015-07-28 | 音楽イベント


今年も軽井沢大賀ホールで2日間開催されました。
今回も初日の昼の公演を見に行きました。




当日会場に早めに来てチケットを入手しました。
開場時間まで時間があったので雲場池まで散策に行きました。



小さな池ですがまだまだ自然が残されていて大きな鯉が悠然と泳いでいるのがよくわかりました。
一周りして通り沿いで目についた「COCOON TEA GARDEN」でひと休み。
手頃な値段でランチが食べられて満足しました。



コンサートの開場が12時半でしたのでそれに合わせてもどりました。
開演が1時でしたが客席は空席が目立ち残念な入りでした。



司会は今年から団 しん也となり軽妙なおしゃべりと進行は好評だったと思います。
●桑原 あい(ピアノソロ)
エレクトーン奏者として活躍していたそうで今回初めて知りました。
3曲目の「Take The A Train」が印象的でした。
左手のリズムが強い独特の演奏スタイルであまりメロディックではありませんので好みがわかれるところです。

●牧山 純子(ヴァイオリン)
ピアノのバックが付きタンゴのピアソラの曲、「I Got Rhythm」他クラッシックとオリジナル2曲などムードジャズというような雰囲気でした。

●寺久保 エレナ(アルトサックス)トリオ
プログラムではクァルテットとなっていましたがベースとドラムスのトリオ編成でした。
曲目は「There Will Never Be Another You」「What Is This Thing Called Love」「Caravan」「バラッド曲」 最後に「上を向いて歩こう」の5曲でした。
前の2組が前座でようやくJAZZに在りつけた思いがしました。
彼女の演奏を聴くのは2度目ですが今回もすべての面で良質なサウンドを聴くことができました。

最後に「Now's The Time」「心の愛」(スティービーワンダー)の2曲が出演者全員のジャムセッションとして演奏されました。
しかしながらこの中での桑原 あい、牧山 純子の演奏はなかなかのもので十分楽しめました。

今回のプログラムで感じたことは折角の大賀ホールでのコンサートですので演奏者の質と量をもっと充実してもらえればそれなりにお客はついてくるものだと思います。
明日は以前お世話になったハクエイ・キムも出演していますのでこのジャズフェスティバルが盛り上がってくれることを祈るばかりです。

ホールのある矢ヶ崎公園から離山とその先に浅間山の勇姿が見えました。
今日は噴煙はほとんどわかりませんでした。
この暑さで浅間山もしばらくお休みだと嬉しいのですがどうでしょうか?





90.第2回軽井沢ジャズフェスティバル

2013-07-28 | 音楽イベント


昨年に続き軽井沢大賀ホールに初日の公演を見に行きました。
高原から北軽経由で約一時間半、夏のシーズンの土曜日ということで旧軽銀座は観光客で賑わっていました。

矢ヶ崎公園に面した大賀ホールは池のほうから眺めると遠くの離山と見事に調和している感じがします。


開場前からオープンしている喫茶コーナーは外からも利用でき良い雰囲気の中でコーヒーブレイクを楽しむことができました。


客席は面白そうなメンバーが揃っていたので満席かと考えていましたが7割ぐらいの入りでした。


●山中千尋トリオ
http://www.chihiroyamanaka.com/index.html

このところ話題になっている山中千尋ですがライブは初めてです。
1曲目のオリジナルから「テイク・ファイブ」「星に願いを」のスタンダード曲と続き最後は「八木節」で群馬出身の彼女の持ち曲のようですがアレンジもかなり強烈でした。
事前にYouTUBEで映像は見ていましたが肉感的な演奏が印象的でした。

● ジルデコイ・アソシエーション 
http://www.jilldecoy.com/

名前を知ったのも今回初めてでグループのHPには「02年結成。chihiRo(ヴォーカル) kubota(ギター) towada(ドラム)の三人が生み出す、JAZZ/FUNK/R&BをベースにしたオリジナリティあふれるPOPSがクロスオーバー・シーンで話題となる。渋谷を中心に精力的にライブを行っていき、確かな演奏力によって中毒者を増やしていく」となっています。
今回はピアノとベースが加わった5人編成となっていました。
ヴォーカルのchihiRoはさすがに歌唱力も十分でフィーリングもよかったです。
全6曲、軽妙なギターのアドリブが入ったジャズテーストあふれた曲もありましたがPOPなオリジナル曲がメインという感じがしました。
ライブが楽しいグループだと思います。

● 日野皓正クインテット
http://www.terumasahino.com/index2.html

今回のトリは日野皓正でした。
ベースがウッドとエレベのWベースで変則的なグループ編成でした。
エレべは彼の息子とのことで今回はサブ的な役割での参加と見ました。
オリジナル曲4曲の演奏でジャズ・ファンクというようなハイな演奏でした。
個人的にはついていくのが大変という感じでしたが本人も71歳と自負していましたがその精力的なプレイに元気を貰った気がしました。

午後の3時半過ぎに会場を後にして帰りはサンライン経由で途中、道の駅の「雷電くるみの里」で小休止して高原に戻りました。
軽井沢でのブレイクタイム、良い1日を過ごすことができました。


82.第1回軽井沢ジャズ・フェスティバル

2012-07-30 | 音楽イベント


7月28日(土)~29日(日)の2日間、大賀ホールで昼と夜、4回のコンサートが開催されました。
今回は28日の昼のコンサートを観にいきました。
12時半開場で初めてこの会場に来ましたがこじんまりとしていかにも音楽ホールというつくりを感じました。


キャパは800名ぐらいでバック席は合唱席だそうでステージサイド席も珍しく感じました。
我々の席はステージをほぼ中央から見れる前から6番目の良い席でした。


13時から開演になりジミー・スミス・カルテットの演奏から始まりました。
このグループはドラムのジミー・スミスがリーダーで曲目は「イン・ア・メロー・トーン」「サマー・タイム」などのスタンダード4曲でオーソドックスな演奏スタイルでした。

次のSabia Chie&笹子重治はボーカルと生ギターのデュオで軽快なボサノバ中心の演奏でした。
3番目のTOKU&フレンズは男性ボーカル&トランペットのTOKUに前出のジミー・スミスのピアノトリオがバックでの演奏になりました。



トリは山下洋輔meets寺久保エレナSpecial Sessionで一気に華やかな舞台になりました。
寺久保エレナは現在20歳。
留学先のバークレーから一時帰国中で人気、実力ともに上昇中です。
私が今回を選んだのも彼女の演奏を聴きたかったからです。
ベテラン山下洋輔のピアノに若いエレベとドラムをバックにオリジナルのテーマ曲から始まって山下洋輔が彼女のアルバムのためにプレゼントした「ノース・バード」に続き3曲目は彼女がアフリカで作ったオリジナル曲、そして山下とのデュオで「バイ・バイ・ブラックバード」を演奏しもう1曲オリジナルで締めその後アンコールの「イン・ア・センチメンタル・ムード」で約1時間のコンサートが終わりました。
彼女のアルトはそのテクニックと華やかな音色で勢いのあるプレイを聴くことができて十分聴衆を魅了できたと思います。
前座がもう一つ迫力不足でしたの最後に満足感を味わうことが出来ました。
今後の寺久保エレナに大きく期待したいと思います。

69.小布施のJazz Cafe「BUD」

2010-09-16 | 音楽イベント
メインストリートから少し入った路地にありガイド・マップでは「ぎゃらりい蔵」と表示されていました。
桂亭から歩いても5分ぐらいで来られると思います。

本業は味噌醸造場でその穀蔵を改装してカフェとギャラリーがつくられたようです。


中に入ると正面にターンテーブルと大きなスピーカーそしてグランドピアノが置かれています。


大きな梁が使われた吹き抜けの空間にゆったりと配置されたした約20席の客席。
そしてコーヒーは神戸の炭火焙煎「萩原珈琲」とシチュエーションは最高です。


ガイドブックのコピーが「真空管アンプから聴こえるモダンジャズ」となっているように手前のカウンター脇に大きなウエスタン社の真空管アンプが置かれておりマニアにとっては垂涎の的なのでしょう。


オーナとも話しをしましたが約1500枚のレコードがあり50~60年代のハードバップジャズが中心でモノラル録音のものが好みとの事でした。

持参したビル・エヴァンスのソロアルバム(CD)掛けてもらいました。
真空管アンプで聴くと音がソフトになるのがよくわかります。

本日の夜に久々にライブがあるとのことでした。
八木隆幸トリオだそうです。
オーナーの性格からしてかなりしっかりした演奏が聴けそうでしたが時間が無く残念ながらまたの機会にすることにしました。
それにしても雰囲気のあるお店でした。

●住所
〒381-0201 上高井郡小布施町大字小布施735-1
TEL 026-251-4033
●営業時間
11:00~19:00
●定休日
毎週祝日を除く 月・火曜日
●駐車場
6台