作者:ハセガワケイスケ 電撃文庫
この方の作品の品質の波は
近頃の作家さんではかなり激しいんですが、
今回は大当たり1、若干ハズレ3の4作品といった感じ。
その大当たりの「ニノ」。
ふとしたきっかけからヴァーチャル世界に
行く機会が出来、それに伴って
生活と考え方と生き方が変化していく
青年のお話ですけど、
ベタながらに何か心に残るものでした。
というのは、この作品であるべき形だからかな。
僕個人がこのシリーズに求めているのは、
いろんな意味での「死」というものに対して
どうしようもない救われなさと
それでも乗り越える強さと、
死そのものの克服と、という三本柱があって
上から順に期待しているんですが、
今回はその一番上の作品だったからかな、と。
ただ、よかった分
他の3作品が浄化しきれるものではなかったので
少し読後感は重たいです。
次は節目の10巻。
どうなるのかなあ…
評価:☆7
この方の作品の品質の波は
近頃の作家さんではかなり激しいんですが、
今回は大当たり1、若干ハズレ3の4作品といった感じ。
その大当たりの「ニノ」。
ふとしたきっかけからヴァーチャル世界に
行く機会が出来、それに伴って
生活と考え方と生き方が変化していく
青年のお話ですけど、
ベタながらに何か心に残るものでした。
というのは、この作品であるべき形だからかな。
僕個人がこのシリーズに求めているのは、
いろんな意味での「死」というものに対して
どうしようもない救われなさと
それでも乗り越える強さと、
死そのものの克服と、という三本柱があって
上から順に期待しているんですが、
今回はその一番上の作品だったからかな、と。
ただ、よかった分
他の3作品が浄化しきれるものではなかったので
少し読後感は重たいです。
次は節目の10巻。
どうなるのかなあ…
評価:☆7
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