作者:橋本 紡 電撃文庫
1巻でそれとなく絆を持った男女二人の
些細な痴話喧嘩が表で、見事なまでの
里香のツンツンっぷりと、その後のやさしさに
触れられるわけですが、
裏となる里香の本当の病状を裕一を含めた
周りが改めて認識して、物悲しさを誘う裏。
これが見事に織り成している作品です。
数多くサナトリウム美少女ネタというのはあるわけですが
いい意味で現代的に出来てて、
しかも久々に先を知りたいと強く思わせるに足る筆致、
作者の知識の広さといい、かなり頑張っている作品です。
まだ、最終的結論は出せませんけど、
名作になれるかもしれない作品です。
評価:★8
1巻でそれとなく絆を持った男女二人の
些細な痴話喧嘩が表で、見事なまでの
里香のツンツンっぷりと、その後のやさしさに
触れられるわけですが、
裏となる里香の本当の病状を裕一を含めた
周りが改めて認識して、物悲しさを誘う裏。
これが見事に織り成している作品です。
数多くサナトリウム美少女ネタというのはあるわけですが
いい意味で現代的に出来てて、
しかも久々に先を知りたいと強く思わせるに足る筆致、
作者の知識の広さといい、かなり頑張っている作品です。
まだ、最終的結論は出せませんけど、
名作になれるかもしれない作品です。
評価:★8
半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moonメディアワークスこのアイテムの詳細を見る |