Cabin Pressure(脚本:ジョン・フィネモア 出演:ベネディクト・カンバーバッチ他)

イギリスBBCのラジオ・コメディ CABIN PRESSURE について語ります。

JFSP S3-4

2013-09-28 09:29:22 | 日記
まずは前回の続きから。

Podcastで視聴できるDavid Mitchell's SoapBox
あの後また少し聞きまして、これまたお勧め!のものをご紹介したいと思います。

それは、32番目のQUIZ、そしてその解答(28番目のQUIZ ANSWERS)。

前回のクイズでは、超早口での出題でしたが、
今回はグーグル検索しても答えが見つからない問題ばかり。
例えば、「最も優れたジェームズ・ボンド役は?」
「スコーンにのせるのは、クリームが先か、ジャムが先か」
「VASEって、どう発音する?」などなど。
解答は、是非、最後までご覧ください。笑えます。


そしてそして、ただいまJFSPはエピソード4が放送中!
すでにシリーズを通してお馴染みとなったインタビュー・スケッチや、
「あの番組のパロディ」(!!)もあって、個人的に大満足のエピソード。
以下、内容に触れますので、先に番組を聞いてからご覧くださいませ。


 ↓


今回の「私が贈るチンプンカンプン大賞」は、いじめられっこのスケッチ。
フクロウくんと子猫ちゃんは、あちらでは有名なお話だそうで、
子供の頃に聞いたことがある、という方が多いそう。
私は恥ずかしながら今回初めて知りました。


そのほかのスケッチでは、
・ヒューマン・コンディション
 これ、パンチが効いてて面白い!
 (そういえば以前に水仙の葉をニラと間違えて食べちゃった人が食中毒を、って
 ニュースがあったような。ヤギだけでなく、人にも危険なのですね、水仙って。)

・ラジオを消そうとしたときに、つい聞こえちゃったThe Archers
 そう、あの番組の、でございます。
 BBCラジオ4を代表する、超・ご長寿番組(なんと1950年代から放送してる!)のThe Archers
 1話15分で、これがしょっちゅう再放送しているもんだから、
 私もaccidentallyにちょこっと聞いたことがありますが、
 The Archersを全く知らなくても楽しめるのがこのスケッチのすごいところ。
 Finnemore氏によるテーマ曲(?)も、最高!


インタビュー・スケッチ(偽作絵画を見抜く方法)や、
トロイの木馬、ロビンフッド、裸婦画のスケッチなども楽しく聞きました。
そしてラストを飾る裁判のスケッチ。
Finnemore氏もそうですが、他の4名のキャストもいろいろな声色が出せる芸達者な人たち。
このスケッチでは彼らの才能も存分に堪能できます。
“OLA!”なんて、大笑いしてしまいました。


最後になりましたが、今日(9月28日)はFinnemore氏のお誕生日。
キャビン・プレッシャーやJFSPなどなど、面白い作品を作り続けるJohnを生んでくれたご両親に感謝!





PodcastでJFSPを

2013-09-24 06:48:15 | 日記
JFSP(=John Finnemore's Souvenir Programme)シリーズ3のエピソード3。
今ならPodcastでも視聴が可能です。
ダウンロードしておけば、いつでもどこでもJFSPを楽しむことができますよ!


良い機会なので、今回は、Podcastで視聴できるこちらの作品をご紹介します。
Finnemore氏が共同で脚本を手掛けた、David Mitchell's SoapBox
2009年から2012年まで(断続的でしたが)制作された、正味2~5分のコメディ。
様々な話題について、Mitchell氏が鋭い切り口でコメントしています。

たくさんある中で(正直、まだ全部は聞いてないのですが…)、
例えば、いかにもMitchell氏が好きそうなのが、2010年7月制作の
Origins of the World Camelopard。
前回の記事で「“トマトは野菜か果物か”のスケッチはMitchell氏が気に入りそうな」と
書きましたが、同じノリです。 キリンはラクダかヒョウか?

そして、これはFinnemore氏が書いたに違いない!と私が思いこんでいるのが
2009年7月制作のA Quiz。
韻をふんだ早口クイズ。言葉遊びが得意なFinnemore氏らしさが全開。
面白いですよ~。

他にもまだまだたくさんあって(全部で87エピソード!)、
どれから聞こうか迷ってしまいます♪


TWITTER / JFSP S3-3

2013-09-20 06:54:20 | 日記
キャビン・プレッシャーの生みの親、FINNEMORE氏は、ときどきTwitter上で、
「今は手があいているから、なにかあれば…」と、急遽公開Q&Aの時間を設けてくれます。
つい2日ほど前も、ファンからの様々な問いに答えていて、
中には
 「マーティンとパラマウント・マーティンは、あの後、飲みに行ったの?」
 「キャロリンの出身地は?」  
 「イエロー・カーの遊び方について」
などなど、キャビン・プレッシャーがらみの質問もありました。興味のある方、要チェックですよ~。


そんな彼が手掛けるもう一つの看板番組JFSP(=John Finnemore's Souvenir Programme)。
現在、シリーズ3のエピソード3をBBCのiPlayerで視聴できます。
残念ながら「Well!」がない(このことについてもTwitterのQ&Aで触れています。
しかも、番組のプロデューサーからも質問がきていて、ビックリ!)のですが、
それでも楽しいスケッチ満載。是非是非、お聞きください。

私の一押しスケッチは、「駄々をこねる人」。
FINNEMORE氏の“子供みたいな大人”キャラクターは相変わらず天下一品です♪


また、今回は(今回も、ですけど)私にはちんぷんかんぷんだったスケッチがありまして。。
それについて、以下、視聴の際に参考になれば嬉しいです。


ここから先は、番組を聞いてからご覧くださいませ。

 ↓

「きみ、イモジェン?」から始まるスケッチ。
 最初は、ストーカーかい?なんて思いつつ聞いていたら、最後に、You're it!
 (=きみが鬼だよ!) そう、これは鬼ごっこ(tag)なんですね♪

今回は歌がある!
 番組の最後に言われた通り、ヒマな私はWIKIで調べてみました。
 宅配ピザの蓋がピザにくっつかない便利なものを発明したCarmela Vitaleさんを讃える歌です。

サウロの改名
 宗教がらみのお話になるとお手上げ!な私。
「ダマスカス」が出てきた時点でお客さんは大笑い。私には全然分からなかった。。
 SaulがPaulと改名するのは、パウロの回心という、有名なお話のようです。
「神様がきみの名前を1文字だけ変えろって?」や「Po porry(=So sorry),Paul」がかわいい♪

トマトは野菜か果物か
 これ、私の大好きなBBCラジオのクイズ番組The Unbelievable Truthの司会者、
 David Mitchell氏が気に入りそうな話だな、と思っていたら、やはりあの番組から
 ヒントを得て書いたスケッチだそうです。


他にも名画「サングラスをした太陽」や、北朝鮮のスケッチ
(Finnemore氏の「for some reason」のところが好きでして)。
そして最後のファミリー・リユニオンなどなど、何度聞いても面白い♪



 



 


「フィットン」再放送中!

2013-09-17 06:28:12 | 日記
まずは前回の記事の訂正とお詫びから。
JFSPシリーズ3エピソード2の「Well!」スケッチ。
“一度開けたら、、”の船長の名前は、キャプテン・プリングルスではなく、キャプテン・プリングルです。
大変失礼しました!


では、気を取り直して。

今週はキャビン・プレッシャー・シリーズ1の最後を飾るFITTONをBBCラジオ
聞くことができます。
いつものように、これさえあれば100人力の英語版のスクリプトは例えばこちらから、
そして、半人力の拙訳は、よろしければこちら(前半後半)からどうぞ。

残念ながらシリーズ2以降の再放送は未定のよう。
ラジオで聞く楽しみは今のうちに存分に味わっておかねば。

CDやダウンロード等で聞くのと異なり、
ラジオだと番組前にちょこっとコメントが入るのが個人的に好きでして。
今回のFITTONの紹介も良い感じ。真の幸福の秘訣はリンゴなのです♪


そして、「キャビン・プレッシャーの一口サイズ版」と紹介されたJFSPの最新エピソードは
明日から視聴できます。こちらも楽しみ!




JFSP S3-2

2013-09-13 06:33:06 | 日記
BBCラジオ4で放送中のJFSP(=John Finnemore's Souvenir Programme)エピソード2
放送時は音が割れて、聞きづらい箇所もありましたが、そろそろ直っている頃かと。
(この手のトラブルは時々あります。気長に待ちましょう♪)


今回は嬉しいことに、以前のシリーズからあるインタビュー・スケッチや「WELL!」もあり、
またしても楽しい30分間!

インタビュー・スケッチでは、アイスクリーム販売車に、
「ビミョーなディズニー・キャラクター」を描く人にインタビュー。
私はイギリスのアイスクリーム販売車は見たことがありませんが、
それでもこれを聞いていると、描かれるキャラクターが想像できて笑っちゃいます。

そしてフィネモア氏の“Well”で始まるお話は、
シリーズ1、2では全エピソードのトリを飾っていました。
宝島のお話や、密室殺人のお話、そしてフィネモア氏お得意の「ゴースト・ストーリー」などなど、
どれも最高にふざけていて面白くて、個人的にも大好きなこのスケッチ。
テーマ曲と彼の“Well”を聞くだけでテンションが上がってしまいます。
今回は冒険もの(と、言いましょうか)。台風に遭遇する船の乗組員たちのお話です。
この船のキャプテンに、プリングルスって名前をつけちゃうあたり、
フィネモア氏のセンスに脱帽です。


彼はキャビン・プレッシャーでは「アーサーの声」で話していますが(って、当然ですよね)、
他にも様々な声色を使える人で、それを楽しめるのもJFSPの魅力の一つです。
今回のエピソードでは、例えばオーディオブック・スケッチのシルヴィアの声。笑えますよ~。


でもなんといっても今回の一押しは「New Friend」のスケッチ。これ、最高!