幻のTV版キャビン・プレッシャー

ついにキャビン・プレッシャー全話収録完全版CDのジャケットがお目見え！
「＋Exclusive Bonus Features」はいったい何だろう？　気になります♪



さて、前回チラリとご案内した「チューリッヒ」に向けての
Finnemore氏のカウントダウン・ブログ。
そのうち、イプスウィッチで紹介されていた「幻のTV版キャビン・プレッシャー」を、
超・超訳させていただきました。
ご笑納くださいませ。



室内/管制塔/昼間
クロスカット。カールの小さな管制塔。
３つのコンピューター画面にくぎ付けのカール。
画面は、空港管制レーダー、無音にしたTV番組「Pointless」、そしてスクラブルのオンライン・ゲーム。
カールはフード付きパーカーを後ろ前に着ていて、フードは彼の顎の下。そこにポップコーンが入っている。
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後方では、びしょ濡れになったマーティンが救命ボードに乗り込むのをアーサーが助ける=邪魔する。
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室内/セミナールーム
広くて、気が滅入るベージュ色のセミナールーム。体操服姿のマーティン。髪は半分しか乾いておらず、頬が赤く見える。ダグラスはびしっと決めた制服姿のまま。マーティンは耳に入った水を出そうと頭を横にふっている。
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キッシュ４皿を、ウェイターのように片手でバランスよく持ってアーサーが戻る。
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録画映像。キャロリンが、こん睡状態のアーサーの脚を引っ張りながら外へよろめき出る。
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サージェント氏がリモコンを突き出すと、画面は機体胴体の固定熱感知カメラの映像に切り替わる。４人がみな、前にいる人のベルトにつかまり、頑なにくるくる回っている。
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機体ドアがいきなり開き、煙が外へ。続いてふらふらのキャロリン、ダグラスが出てくる。
アーサー：ほら、スキップ、頑張って！
サージェント：３、２、
そしてマーティンが、ダミー人形のエイドリアンを引きずりながら外へ。出るときに、ドアの敷居に思い切り頭をぶつける。アーサーは大喜びで息を切らしている３人のところに駆け寄り、抱き付く。
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ダグラス：なるほど。ではこの件についてはCAAの裁決をあおぐこととして、、
突然、ダグラスの帽子が奪われる。ダグラスは振り返り、誰がとったのか見る。それはキャロリン。帽子を手に、目は彼をまっすぐ見つめて。
ダグラス：キャロリン、きみはいったい、、
キャロリン：ダグラス、
彼女は帽子をフリスビーの要領でプールに投げ飛ばし、
キャロリン：取ってきなさい！
ダグラスは彼女を見る。本当のボスが誰なのか、彼には一目瞭然。ため息をつき、肩をいからせて、、そして彼はプールに飛び込む。


END