カウント→たか丸へのローテク模索譚

たか丸へのメールを元に
主にロートル(古い)PC、ロースペックのPC関連の話題。たまに雑談。

AirMacExpressをコンバータに

2010-09-04 16:24:39 | PC関連
家の無線LANルーターは
AirMacエクスプレスを使っていたのだが、数ヶ月に1回程
繋がらなくなって、再起動させて復旧するようになっていたいたので

今年の3月にネットでPLANEXの一番安い無線ルーターを注文した。

http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-mf150/

急いではいないものの、何日も届かないのでPLANEXのサイトを見てみたら
不具合があってリコール中だった。

どうやら、異国の工場の人が部品を付け間違えたらしい。

しょうがないなぁ。

とか思っただけで放っておいたら、最近、AirMacエクスプレスが
また繋がらなくなったタイミングで無線ルーターを注文している事を
すっかり忘れていることに気づいた。

で、注文履歴を見てみたら、

いつのまにか、キャンセル扱いになっていて(俺が覚えていないだけか
勝手に連絡もなくキャンセルとなったのか、何れにしても長いものに
まかれながら)、しかも、この製品そのものが生産終了となっていた。

まあ、そんなわけで、後継機っぽいMZK-MF300N

http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-mf300n/

を注文したのだが、

もともと、安いだけでなく、コンバータとしても使えるということで、様子を見てパワーがあれば
もう一つ購入しようと思っていたわけだが、やっぱルーターは¥1K程度高くても
安定していそうなモノにしておいた方がよいだろう、

てことでMZK-W300NH2

http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-w300nh2/

も注文、
今度は3日程度で届いた。

すぐAP(ブリッジ)を設定した。


で、余ったAirMacエクスプレスを今度はクライアントとして
活用しようと試みる。
AirMacエクスプレスは出来ることはいろいろあるのだが、
取説やらホームページの説明では出来ないことだらけなのである。

それを調べるのに用語とか整理をしなくては
いけなくなったワケだ。

AirMacエクスプレスできる
接続モードは
 無線LANのAP
 無線LANエリアの拡張
 無線LANクライアント
の3つだ。

1.
まず、無線LANのAPとして
使う場合だが、

無線LANはWANポートをインターネット側にして、
無線LANルータ(DHCPサーバとして機能)か
無線LANのブリッジ(ルーターの機能はWANポート側に依存)
の2つある。

ブリッジにすると、光のルーターのLANポートに繋がったハブから
AirMacエクスプレスと分岐して有線ケーブルで接続されている他の機器がある場合、

AirMacエクスプレスに繋がっている無線LANのクライアントから
そっちの機器にも繋がるのである。

つまりブリッジは
(下の図で「-」とか「|」を有線接続、「・・・」を無線接続として)

ルーター


ハブ---他のPC


AirMacEx・・・PC


としたとき、AirMacExをブリッジにすると
PCと他のPCが繋がると。

逆に、接続したくない場合はAirMacエクスプレスを
ルーターに設定するということ。

しかもこの設定がAirMacエクスプレスに付属の設定ソフトで出来るのかどうなのか
サッパリで、

別途アップルからAirMacユーティリティをダウンロードして、こっちを使うことにした。


2.
次にエリアの拡張だが、
最近は普通になってきたが、

AirMacを複数購入して親機の無線到達範囲内にもう一つ
AirMac置くと、その分範囲が拡張できるという。

まあ、そこまで家は広くないので今回は使わない。

3.
クライアントモードだが、
アップルの説明では
プリンタ共有とiTune出力を無線LANで共有するためということ。
しかし、この場合のWANポートは用を成さないということだ。

ところが、以前はプリンタ共有を有線LAN接続でやっていたし
iTune出力をイーサネットポートからも許可という設定もある。

これは
WAN側の同じルーターに接続された他のPCからの出力を可能ともとれるし、実はプリンタ共有もWAN側からの接続として使えていただけかもしれないが
少なくとも、イーサネットポートは有効にできるわけで、コレを使って
何かできるかもしれないと思ったわけだ。

しかも、クライアントモードというのが気になる。

ネットで調べてみると、コンバータとして使えないかという疑問を
もっている人はいるものの、使えなさそうな突っ込みばかりで
すっかり使えない気がしてしょうがなくなった。

しかし、よーーーーーーく考えてみた。

クライアントモードでイーサネットポートが生きている。
しかし、WANポートとして使えない。
ならばLANポートではないのか?

・・・

つまりコンバータとして使える?

ルーター


ハブ---他のPC


AP・・・AirMacEx---PC

として使えないかと。。

ここで
 AP(MZK-W300NH2):ブリッジ
 AirMacEx  :コンバータ
となる。


図を良く見直して考えてみた。

ブリッジならば無線LANの接続さえ確立すればIPアドレスは
ルータのDHCPサーバ機能から得られるが、

PCはブリッジまで繋がっているが、まだルータに届いていない状態もあるので
DHCPからIPアドレスが貰えていない状態があり、その場合、
ブリッジ(AirMacエクスプレス)はPCを識別出来ないのではないだろか。
ということはPCのIPアドレスを固定にしてみたらどうか?

あと、LANケーブルもストレートではなく、ハブに繋がっている状態と
同じようにするため、リバースケーブルにしてみたらどうか?

これが正解だった。

あっけなく繋がった。

つーか、俺はネットのどこを調べて
いたのか>謎

これで無線LANが使えない機器でも無線化できる。

AirMacエクスプレスをコンバータとして使うポイントは
・クライアントモード
・イーサネットポートを有効
・PCのIPアドレス固定(DNSとかデフォルトのゲートウェイとかも)
・リバースケーブルで接続(またはハブを使って接続)
ということのようだ。

コメント (1)
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