少し前にテレビで巣鴨商店街を見て、








行ってみたいなと思い、友人と巣鴨へ行ってきました。
昨今、商店街がシャッター商店街になって行く、ということが問題になったりしていますが、巣鴨商店街はまったく、そういう雰囲気はゼロの、にぎわい商店街でした。
賑わっているのは、海外からのお客様もかなり訪れているから、というのもありそうです。
商店街のお店は気になりましたが、
まずはとげぬき地蔵様にお参りです。




御本堂をお参りして、洗い地蔵様を洗わせて頂きました。
以前はたわしで洗っていたようですが
今はタオル又は素手で。


タオルはお地蔵様をお参りする行列のすぐ横で販売していましたが、私達は素手で洗わせていただきました。
なんとなく、
自分の手の方がいいかなって(笑)
それに、たわしで洗うというのも、それほど古い習慣でもないのでは?とも思って。
そもそも、たわしというものが、いつからあるのかわからないですが、
遡っても明治か幕末くらいじゃないかなぁと…推測。
なんの根拠もないですが(笑)
それと、よくお地蔵様や仏様の像に水をかけるとか、痛いところや悪いところを撫でたり摩ったりすると治るみたいな、風習は他の場所でもありますよね…?
どういう由来なんでしょう、と思います。
日本の仏教では、灌仏会に甘茶を仏様にかける、という風習があるなぁと思い出しました。
灌仏会に甘茶をかけるのは、もともとは、祝いの意味があったのではないかと思いますが、仏様に皆でお水などをかける…
それが、祭りを行う場で、その行為をする意味を、ご利益に繋げて捉えて、痛いところに掛けるとか、摩ると治る、みたいな民間信仰に変容したのかなぁ、
と、推測します。
宗教にとってのご利益とは、集客というか信者を集めるための、わかりやい取っ掛かりかなっと思っています。
その先に、その宗教宗派独特の世界観や教えがあるのですが、初めから、世界観や教えから入って行く信者さんというのは、多分それほど多くはないと思うので、
広く集めるには、まずは「〜〜にご利益がある」がわかりやすのだろうな、と。
いやいや、また、話しが大きくそれました。
とにかく、
洗い地蔵様を洗わせていただきました。
どこが悪い、痛いというより、
もう頭からザバーっと全身を(笑)
お寺の由緒書きなどでは、このお寺が何宗かわからなかったのですが、
お寺の窓が火灯窓だったので、禅宗かな?と思いました。
それで、帰りにお寺の方に何宗ですか?と尋ねしたら「曹洞宗です」と伺い、
なにやら「よっしゃー!」な気分に(笑)
境内にはお店がいくつかあって
中でもこちらに惹かれました。

とても、お醤油の焼ける香ばしい良い香りがしてそそられます。
でも、お団子がかなり大きな感じだったので、これからランチを控えているので、今ここで食べては…と我慢。
この日、自分としては、ひとつ大失敗がありました。
巣鴨で、まずはお寺に行くのが目的のひとつだったにも関わらず、御朱印帳を忘れてしまいました!!
でも、大丈夫。
御朱印帳を持って行かなくても、自分の御朱印帳に直に書いていただけないだけで、一枚紙の御朱印はいただけます。
それを自分の御朱印帳にペタッと貼って、御朱印帳忘れはリカバーOK!
ちゃんと御朱印いただけました。
それと御影という、
お札を分けていただきました。

身代わりになってくださる、という観音様のお札?です。
最近、くーちゃんに脂肪腫などできて、心配なこともあったので、くーちゃんとチコちゃんの分も入れて、家族の分をいただきました。
仏様の紙のお札を飲むそうなのですが…
その仏様の絵の現物の材質は紙→元は木、ですよね?
人間がちょこっと飲み込む分には…大丈夫なのかもしれませんが…しかし…くるみ達に飲ませるのは、うむむむと思ったら、
お寺の方は、飲まなくてもいい、飲む方もいらっしゃる、と仰っていたので
くるみ達は、近くにお札を置いて、そばで見守って頂くことにしようと思いました。
続く