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エールの岩城さんのイヨマンテの夜、あさイチの宮本浩次に、衝撃

2020年11月28日 | 奈良と、神社と、好きなものごと
またもや、久しぶりの投稿になりました。
最近はInstagramでの投稿を主にしております。
cafecontiparatiです。
よろしければそちらもご覧ください。


さて、27日のNHK朝ドラエールとあさイチを続けて見て、歌に衝撃を受けました!

まずエール。

最終回が歌謡ショー!
主人公のモデル古関裕而さんの名曲の数々を出演者で歌う。

今回の朝ドラは、コミカルで軽妙さがありつつ、シリアスで重いテーマとも向き合い、お話しの流れももっと回数が有れば、深まっていたこともあると思いますが、きちんとまとまっていて違和感もあまりなく、コロナ禍で中断というアクシデントがあった中で、とても素晴らしい作品だったと感じました。

キャストも豪華で、芸達者、皆さん素晴らしかったです。

ただひとつ、奥さんの音が、ずば抜けた歌唱力を必要とする役ながら、音役の方が、いまひとつ、役の要求に届いていないと感じられたのが残念な点ではありましたが…
女優さんの精一杯は感じました。

最終回のトリになったのは…役柄上、当然と思いますが、ご本人は、その前の皆さんの歌唱の後に歌うのは、苦しかったかなと思いました。

それはともかく…
イヨマンテの夜、です。

カラオケでタイトルだけは見たことがありました。
が、こんな歌とは知りませんでした。

岩城さん扮装のまま、難しそうな歌を難なく歌い上げる姿に衝撃!!

劇場で、この方の歌を聴いたら、どれだけ、感動するだろうと思いました。

イヨマンテ…。
院生の頃、神義神祭の儀式の様式や儀式次第について調べていたことがあって、
民俗学の文献で神送り、山神の豊穣儀礼とのひとつで、アイヌにイヨマンテという熊を祭る儀式がある、というの知りました。

古関さんは、この歌をどんな経緯で作曲することになったのかな?と思ったり…。

とにかく、歌のタイトルや、歌そのもの、加えて岩城さんのド派手な歌唱に、
衝撃受けました。

そしてそのあと始まったあさイチで、宮本浩次さんのロマンスにも衝撃!

岩崎宏美さんのロマンスを、
昔よく耳にしました。

岩崎さんは真っ直ぐな歌声で、すてきですが、宮本浩次さんのロマンスはさらに豪球ストレート!
岩崎さんとは違うけど、まさに「みんな違って、みんないい」(金子みすゞ)です。

宮本浩次さん。
トークのときから強烈な個性を感じさせる、たたずまいと話し方。

歌はそのトークを何倍にも増幅、炸裂した個性の発現で、ただただ衝撃。

激しいだけじゃなく、ご自身で制御していないわけでもなく「表現」なのだと感じますが、スタジオにいた人は大変だったと思います。

生放送で、スタジオ内の空間で、あの個性の炸裂を番組として成り立たせたのがすごい!現場のプロの力だなと感服しました。

そして宮本浩次さんの歌に、衝撃を受けるとともに、とても惹かれました。

とにかく破壊力のある豪速球のストレート。だからといって、ただのバカ正直ではないのが伝わります。

自分自身の表現を、誠実に、盛ることも、ごまかすこともなく、誠実に現そうとする過剰な情熱に圧倒されました。

宮本さんについての感想を考えていたら、記紀神話に現れるスサノオノミコトを想起。

荒ぶる清明心。

そうだ、そうだとひとりで納得。
思わずポチッと彼のアルバムを買ってしまいました(笑)


それと、番組の中で紹介された宮本さんの仕事場。
そこにあったテーブルに積んであった、よく読んでる本の中に、ショーペンハウエル全集あったことにも釘付けになりました。

シブい!
ショーペンハウエルまたはショーペンハウワー。

意思と表象としての世界。

高校の頃、タイトルがカッコよくて、読み始めたけど、訳文が読み難くて難解。
いや原文も難解なんでしょうけど…。

まぁ、合っているか分かりせんが、
ざっくりした理解で、人の精神は関係性の中にあるという概念を始めて知って、そのあとの現代思想や哲学を読めるようになったと感じています。

そのショーペンハウワー全集が愛読書?なんて、すご〜!!とそれもまた衝撃。

楽しく、面白い朝でした。





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