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海外メンタルヘルスニュース

豊胸手術と自殺の関係

2006年04月15日 | Weblog
ロイター通信より

豊胸手術と乳がんの関連性は低く、それよりも自殺との関連性に強い関心が集まっている。原因は不明瞭だが、数々の自殺関係の調査結果で似たようなデータが揃っていることから、現在豊胸手術と自殺の研究が進んでいます。

考えられる原因としては、自己評価の低さや不安を感じやすいことなどが挙げられています。一度手術を行うと豊胸以外の手術にも関心が生じ、歯止めがきかなくなりお金も問題が発生する場合も理由の1つでしょう。

マイノリティーが直面する問題

2006年04月14日 | Weblog

マイノリティーは社会生活で様々な問題に直面する。心の問題も例外ではありません。ブラックはホワイトよりも病気になる確率が高いのですが、通院を避ける割合はホワイトよりも遥かに高い割合を示しています。

何だかんだ言っても医者側が偏った診断をするためこのような事態が起きてるのも原因の1つです。(お金という切実な問題も大きいです)

日本でもマイノリティーグループが増えてきました。私はマイノリティーとして日本以外の国で生活した経験があるので、大変さや不安はよく理解出来ます。適応能力高い人もいるけど、私は駄目でした。普通に生活していましたが、やはり生まれ育った国が一番。

FDAがADHDパッチ製剤を認可

2006年04月13日 | Weblog

先月の初のうつ病のパッチ製剤の認可に続き、今月は初のADHDパッチ製剤(Daytrana)がFDAによって認可されました。

Daytranaを身体の1部に貼るだけです。適用できる年齢は6歳から12歳と限定されていますが、薬による副作用の心配がないことから、かなりの売り上げが予想されます。

更新

2006年04月12日 | Weblog
やっとサーバーが反応してくれたので更新できました。いや~良かった良かった。

さて、海外のマニアックな記事ですが、最近ニュース読んでないので更新さぼってます。サイト運営されてる方ならある程度同意してくれると思いますが、モチベーション維持が非常に難しいんですよね。

焦らず気負わず自分のペースでこれからも続けていきたいと思いますが、このブログは年内にたぶん閉鎖します。




小児精神科医の減少

2006年04月09日 | Weblog
小児精神科医の減少が深刻な事態になっています。
特に田舎の州が深刻ですが、アメリカ全体の問題となりつつあります。
1つの大きな原因として、小児精神科医とした働く場合、さらに2年の勉強・研修が義務になりますので避ける人が多いです。1万3千~1万5千人の専門家が必要と言われていますが、現在でも不足しているのに、2020年には約8千人まで減少すると予想されています。(現在1万5千人の子供に対して1人の精神科医の割合)

あまり触れられてはいませんが、子供の心の問題を取り扱う難しさと両親の対応の変化も原因に挙げられています。精神科医だけの問題ではありませんが、医者に不平不満を訴える両親の増加が原因とも考えられています。場合によっては、訴えられてしまいますし、敗訴する場合もあります。勝訴しても精神的負担は激しいので、小児科医離れが進んでいるようです。

私なんかも裁判用の保険に加入していますが、やはり訴えられたら勝とうが負けようが精神的負担は大きいでしょう。

ここ1週間更新を試みるもサーバーが反応してくれません。またしばらくすれば、更新できると思います(願っています)

ソフトドリンク内のベンゼンレベル

2006年04月06日 | Weblog

ソフトドリンク内のベンゼン(癌を引き起こす可能性が高い物質)が安全性を保障出来るレベルを超えた量含まれていることが分かった。しかし、The Food and Drug Administration(FDA)は問題なしとの見解を発表しました。FDAの独自の研究では安全性を超えたレベルではなかったためにこのような発表となったのですが、外部での研究ではまた違った結果が出ています。


ベリー君米下院委員会で証言

2006年04月05日 | Weblog
ベリー君が自分の裸で初めてお金を得たのは彼が13歳の時でした。最初は両親の離婚と友人がいない寂しさから始めたネットですが、悪いことに掲載した普通の写真が幼児性愛者の目にとまってしまい、自分の裸の写真が何千円にもなることを知ったベリー君は瞬く間に裏の世界の深みにはまりました。

そんなベリー君も現在19歳。そして、昨年過去の顧客リストを米司法に全て提出。理由は「他の犠牲者をだしたくないから」とニューヨークタイムズの取材を長期間受け続けて、最後に新聞社側の要求に従っての行動でした。

現在の所逮捕者は僅かに1名。勿論、批判されているのですが、児童ポルノや児童虐待はここ5年で3~4倍増加、仕事量は約500%増加し、最優先は逮捕ではなく子供の保護なので、逮捕までには時間がかかるとのこと。

てんかんとうつの関係

2006年04月03日 | Weblog

HealthDay Newsより

てんかんの子供はうつ症状との2重の苦しみに陥り易いことが報告された。The journal Neurologyによれば最大6割がうつ症状にも悩まされ、そのうちの30%が実際にうつ病治療を受けた経験がある。

何も障害がない子供の自殺の確率(自傷や未遂も含む)は最大7%なのに対して、てんかんで悩んでる子供の自殺の確率は30%であると報告されました。


SAMHSA

2006年04月01日 | Weblog
The Substance Abuse and Mental Health Services Administration (SAMHSA)がオフィシャルサイトで先月末に公表したデータによると、学生のメンタルヘルス予防と治療に2億3千万円、妊婦のメンタルヘルス予防と治療に3億4千万円、若者の自殺防止に4億8千万円、カトリーナ被災者のメンタル的な治療に8千万円、HIV・AIDSの予防と治療に5億3千万円の予算が組まれました。(1ドル=100円計算)

学校やNPOが申請し、審査に通れば数十万円~数百万円の予算が分配されます。金額だけ見るとすごいですが、全米中から申請書が届くので競争率は高いですし、あっという間にこのお金はそれぞれの治療や予防に使用されてしまいます。