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小児精神科医の減少

2006年04月09日 | Weblog
小児精神科医の減少が深刻な事態になっています。
特に田舎の州が深刻ですが、アメリカ全体の問題となりつつあります。
1つの大きな原因として、小児精神科医とした働く場合、さらに2年の勉強・研修が義務になりますので避ける人が多いです。1万3千~1万5千人の専門家が必要と言われていますが、現在でも不足しているのに、2020年には約8千人まで減少すると予想されています。(現在1万5千人の子供に対して1人の精神科医の割合)

あまり触れられてはいませんが、子供の心の問題を取り扱う難しさと両親の対応の変化も原因に挙げられています。精神科医だけの問題ではありませんが、医者に不平不満を訴える両親の増加が原因とも考えられています。場合によっては、訴えられてしまいますし、敗訴する場合もあります。勝訴しても精神的負担は激しいので、小児科医離れが進んでいるようです。

私なんかも裁判用の保険に加入していますが、やはり訴えられたら勝とうが負けようが精神的負担は大きいでしょう。

ここ1週間更新を試みるもサーバーが反応してくれません。またしばらくすれば、更新できると思います(願っています)

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