良いカウンセラー悪いカウンセラーブログ

海外メンタルヘルスニュース

プロザック訴訟

2006年05月15日 | Weblog

NEW YORK (Reuters) - 先週、「Lilly & Co」が「Barr Pharmaceuticals Inc」に対して自社の薬品「プロザック」の権利を侵害しているとの訴えを起こしました。

「Lilly & Co」はプロザックの販売を手がけて急成長した会社で、一方の「Barr Pharmaceuticals Inc」はジェネリック医薬品を製薬している会社です。「Barr Pharmaceuticals Inc」のジェネリック医薬品は常に長期間の効果が得られ、安価なことからオリジナルより売れる傾向にあります(ブランド力が弱いので質がよくても売れない時もあります)今回プロザックの販売元「Lilly & Co」が訴えた内容はパテント料金の支払いを要求するものです。

プロザックは売れに売れましたが、今年に入りジェネリック医薬品との競争に負けてしまい、販売額が急激に下落しています。

ジェネリック医薬品-既に市販されている医薬品(新薬・先発薬)と同じ成分の薬を、別の薬剤会社が別の名前で売り出している医薬品。他社が投資した費用が不必要なために安価な値段で売ることが出来る。先発薬のデメリットを減らすために特定の期間内は独占的な販売が認められている。


最新の画像もっと見る