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睡眠薬の過剰広告

2006年08月25日 | Weblog

睡眠薬を使用する人が増加しているのは、広告の影響と指摘する声が高まっている。積極的な広告の戦略は、医薬品の高騰と副作用も伴う過剰摂取につながっているとして、批判が高まっている。

昨年の処方件数は4300万件で、2001年の2900万件から大幅な上昇をみせた。最も高いセールスをほこる「アンビエン」は、処方薬全体の順位でも14位である。

米国の医薬品業界は昨年、広告費に40億ドルを投じた。その金額は10年前の約5倍。米国は処方薬の広告が許されている数少ない国の1つである。過去の広告は病院向けだったが、米食品医薬品局(FDA)が1997年にテレビ広告の指針を制定し、消費者向けの宣伝が増えた。