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海外メンタルヘルスニュース

Retired Husband Syndrome

2006年01月28日 | Weblog
ワシントンポストに書かれた記事により、海外でも有名になった日本の新しい症候群。

「主人在宅ストレス症候群」という専門用語が英訳され「Retired Husband Syndrome」(RHS)になったのですが、これは再び和訳しようとすると「退職夫症候群」になりそうな名前ですね。。。

定年退職で家にいなかった旦那が24時間家にいるようになり、妻がその環境に適応出来ずストレスを感じてしまい、結果心の病気や離婚を決意するというなんだか悲しい症候群。

団塊世代の一斉退職でクローズアップされたのですが、なんでもかんでも名前がついてしまいますね。

「最初から不仲なのでは?」という疑問は置いといて、この症候群に陥る妻の旦那様の大半は趣味を持たず家にいます。かといって、家事は一切手伝いません。日本の新聞でも度々書かれていますが、趣味や地域活動への参加で解消される症候群です。

「妻在宅ストレス症候群」の旦那様もきっと少ないくはなあろうと思いますが、そんな言葉は残念ながら存在しません。

いつまでも夫婦仲良くありたいものです、なんて思ってる私がこの症候群になったりして?