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夜食症候群

2006年01月25日 | Weblog

心療内科/精神科に通院している人々の夜食症候群(Night eating syndrome)の割合が高いことがペンシルバニア大学の調査でわかった。

Night eating syndromeとは
①1日のカロリー摂取量の内の3分1を夕食後に摂取する
②夜食のために夜中に起きる
主にこの2つの基準から診断される。

一般人口におけるNight eating syndromeの割合は約1%だが、調査の結果、外来患者の約12%がNight eating syndromeの基準に達していた。

夜食症候群は強いストレスやうつ症状が主要因のため、驚く結果ではありませんが、この症候群が語られる時は大概「肥満」や「体調不良」等の身体的なことのみに触れられ、精神的な側面にはあまり触れられません。

夜食症候群の原因が精神的な問題からなる場合、さらに新たなる心の問題を抱えてしまうケースが多くみられます(摂食障害、自傷等)