けどさ・・・
ユースホステルの存在を知らないらしい。そこだけはちょっとギャップを感じちゃったよ。
さておき、お店選びのその2です。
2軒目行ったとこまで書きました。皆は買うまでに何軒くらい行くんでしょう。結構めんどくさいのよ,あちらこちらのお店に行くのは。
でも行くのよね。
買おうと決めたお店は3軒目のお店です。あ、その間にもう2軒あった。ネットショップの方が馴染みのあるサイクルベースあさひさんとスポーツオーソリティ。どっちも近所にあったもんで、とりあえず現物を見て見たいので行ってみてきました。あさひさんもリアル店舗ではそれほどロードを数多くはおいてらっしゃらないようで、シクロとかMTB、ママチャリの方が多くありますね。店員さんが話しかけてこられないのは仕様でしょうか。
それでも4台くらいは置いてるので現物見れましたけど。これって感じではないでしたね。
あ~どこだったろう、スペシャのセクォイア見たんですよ、現物を。ネットで見てたときはすっかりセクォイアにしようと思ってたんですが、現物見てちょっと心変わり。
なんとなくね、ステムの立ち上がりの角度とか、全体的なフレームのジオメトリーとかが、なんというか、イメージの中のロードと違ってたんですね。
たぶん、車でいえばバリバリのスポーツカー、例えばホンダNSXと、グランドツーリングカー、うーんなんだろ、スカイラインとかシーマとかクラウンかなぁ、そんな違いでしょうかね。とにかくなんか違ったの。
それでセクォイアはなしに。
とりあえずはGIOSとBASSOがちょっとよぎってて、でも予算的にはスペシャ、トレック辺りが気になります。GIOSでもエアロライトなら予算にちょっと近い。
ほとんど気持ちとしては、GIOSの
エアロライトにしようと思ってたのね。
それで、とりあえずネットで取り扱いのあるお店のリアル店舗に行ってみようと思ったんですね。
なぜかといえば、ネット販売は安いけどネットで買うのは自分がメンテナンスとかがきちんとできてアフターがいらないという状況でないとダメだと思うのね。ネットとリアルと両方あるチェーン展開している自転車屋さんはネットで買ってもリアル店舗で面倒見てくれるけど、なんとなくそれはシステマティック過ぎる気がする。あくまで個人的な感覚ですが。工賃が料金表で明瞭会計なのはとてもいいけど、すべてが工賃になるのもちょっと侘しいでしょ。本当のところはどうだか分かりませんが、たとえば買って1、2ヶ月でワイヤーとか緩む時期に、ディレーラーの調整頼んだら有料だったなんて悲しいじゃないですか。
でも、ネットでの販売もしていれば、リアル店舗の販売価格もそれほど大きく違えてない気がしたのです。また、ネット見たこととか話せば少し安くしてくれないかしらと。
自分基準に自転車で1時間弱以内の距離と思ってますので、片道20キロ弱のお店を探します。ありました。中規模、いや、スポーツ系の自転車屋さんとしては大き目かな、ネットで販売もしてて、リアル店舗も構えてるところを見つけました。
早速週末に出かけます。ゴールデンウィークの次の週末だったかなぁ。本気でロードバイク欲しくなってから1週間後くらいかな。欲しいと思ったら欲しくてたまらないの。子供みたいだね。
どんなお店かな~と思って入ってみれば、とても明るい感じでオープンな雰囲気。マニアックな感じがないところが、人によっては物足りないかもしれませんが、個人的にはとっても気負いがなくて楽な感じでしたね。
ロードバイクの種類もプロショップよりも豊富においてあります。お~、メーカーが分かりませんが10万円以下のものもあるではないですか。
まずは店長さんとお話。
ロードバイクに乗りたいと思ったこと、予算があんまりないことなどなどをお話します。
若い店長さんですが、良く話を聞いてくれて、相談に乗ってくれます。
こん「カーボンバックの方が先々いいと言われたんですがどうなんでしょう?」
店ちょ「うーん、それはいいといえばいいですよ。乗り心地がちょっと違うんです。快適かどうかですね。むしろカーボンバックとかにこだわるより、剛性がしっかりしてそうな、フレームの断面の大きなものとかの方が、僕らとしては後々いいと思います。」
といって、ちょっとフレームを指ではじき、細いのはキーンと高い音、断面の太いのは少しくぐもったコンという感じの音がします。なるほど、断面大きくして剛性上げてフレームの肉厚薄くしたりして軽量してるのかな。
こん「やはり20万くらいあったほうがいいんですかね?」
店ちょ「そりゃあるにはこしたことはないですが、はじめたいでしょ?」
それからこの一言が結構気に入ったの。
店ちょ「もっと高い自転車買うにしても、1台目だから何がいいかは多分、分からないですよ。比較して初めて分かるものだから。だから最初の1台目は基準になるものだけど、必ずしも高いものを買わなくてもいいと思います。それよりも、フレームのしっかりしているのを買って、そのあとホイールとかコンポとかグレードアップしていく方がいいんじゃないかな。」
なるほど。基準がないときにあんまり高いのを選んでも、何がいいかも良く分からないまま、ねこに小判ザメかもね。それに2軒目の方もいってましたが、ひょっとしたら3年くらいで買い換えちゃうかもしれないじゃん。そのとき良い物を買えばいいし、そのときに良さが分かるようになってればなおいいね。っておもったのね。今思えば、すでにもう各種パーツグレードアップ計画は着々進行中だし、多分5年目くらいにはフレームまで買い換えちゃってまるきし新しい1台になってそうな気がするもの。
ということで、いろいろある中から見てもらったのですが、そこに一台の青い車が!
別に思っても見てなかったSCOTTの自転車です。
SCOTTといえば、MTBではなじみのあるメーカーです。でも雑誌とかではあんまり見かけてない自転車でした。しかしフレームを見るとチューブが太くていい感じです。店ちょさんもこれならフレームはしっかりしているので、いいですよと進めてくれます。ただ付いている値段は定価でちょっと高め。予算オーバーダヨ、これ。
多分買うことになる自転車ってのはなんとなく出会いがある感じがしますね。それは現車じゃなくてもカタログや雑誌の広告かもしれないけど、あぁ、これだっていう感じ。店長さんがとりあえず跨ってみようと言ってくれて、またがってみます。サイズは54なのですが、結構ぴったりな感じです。
身長だとギリギリな感じだけど、思ったよりサイズぴったりですね。腕と足の長さによって必ずしも身長だけではないんですよね。うんぴったりだ。じゃあこれ、いろいろあるんでって別に不良ではないのだけど、紆余曲折で入ってきたんで、ちょっと引いて1☆万7千円でいいです。どう?(☆の数字は内緒ね)
うーーん、予算に限りなく近い。もっとグレードを下げることはできなくもないけどそれだとコンポはソラになって、変速の操作が違うらしいし、これはどうなんだろう。えぇーい、どうしよう・・・
こん「カード使えます?」
店ちょ「できれば現金で頼む」
こん「今持ち合わせないから、一回家帰って悩みます。明日また来る、かな。もし売れたら仕方ないんで売っちゃって下さい」
店ちょ「きっとくるから、とっときますよ(笑)」
ということで一時撤退。だって、知らない自転車だから、ネットで調べたりして良く考えないと。カタログもらっていったんお家へ。でも家帰ってきたら途端に銀行言ってお金下ろしてましたが(笑)
結局総合的に考えて、これにしようと。エアロライトも現物をこのお店で見たんだけどちょっとカタログとかの写真と印象が違ってました。
ここでひとつ。エアロライトは補助ブレーキレバーが付いてて、MTBとかに乗りなれてた自分としては補助ブレーキ便利そうだったんだけど、店長さんに聞いたら、あれはすぐ外しますよといわれました。1軒目のときは付いてないALLEZに付けたいと言ったら単に付けられるよといってくれただけで邪魔だよとまでは教えてくれませんでしたね。やはり、餅は餅屋かな。取り扱いの多いお店の方がちゃんと情報がある気がするね。もちろん1軒目もMTBに関しては相当なお店なのよ。いい店だし。
まぁ、今考えれば、ほじょぶれーき、いらねぇ~~~~~とおもいます。あくまで個人的ですが。なんと言うか、水平部分握ってブレーキかけようという感じではない気がします。水平部分握ってるときはのほほんとしてるときがほとんどで、そんなときはブレーキ自体かけるようなシチュエーションでないもの。
街中は絶対ダメ。ブラケットか下ハン握ってないとこわい。しっかりしてないといつなんどき何かが飛び出してきたりするか分からないから、のほほんとしてる余裕はまだないです。
ま、いっか。あっても外せるしね。
さておき、GIOSのバイクも心惹かれるところですが、特にあの青色ね、あの色に惹かれるが、何せ欲しいものと価格が折り合いつかないし、買えるグレードのはちょっとイメージが違う感じです。
よし、行っちゃうぞーと、銀行でお金下ろして家に帰って半ば勢いでお店に電話しちゃいました。
「あれ買いますんで、夜とりに行くからよろしく!」
あぁ~いっちゃった。とうとう一歩踏み出しちゃいましたね。
土曜日だったんで、どうしても当日中に欲しい。次の日天気予報は微妙な感じで、曇り時々雨みたいな感じだったけど、乗れそうなんだもの。
その辺の気持ちも分かってくれてか、夕方5時頃に電話して、8時頃に取りに行ったときにはすっかり用意をしてくれてました。
わーい、俺のバイク~~~~~かっくい~~~~
いいの、なんでも。買うと決めて買ったからにはそのバイクが一番です。カッコイイし、愛車はかわいいじゃないか。
買わないときはあれもそれもこれもあなたのものになるかもしれない可能性を持ってます。でも可能性のままでは始められない。選んだとき、始めたときは、可能性はすっかりなくなって、ひとつの現実となります。まるで人生みたいだね。って当たり前か。なんでもそうだよね。
選んだ以上は、そのバイクをまず楽しもうと思う。このバイクとともに過ごそうと思う。健やかなる時も、病めるときも、暑いときも、雨のときもこのバイクとともに。
まずは、はしろう。
よろしくね、スコット君。
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ちなみに買ったのは
これ
SCOTT SPEEDSTER S40('06) だよ。いまなら、大型店舗の処分セールで大分安くなってるかな。価格的には始めるにはいいかもしれない価格かも。お店では他でも見たことがあるのですが、走ってるのは見たことないなぁ。どっちかというとスコットのアルミフレームのロードはあんまり人気がないというより話題に上らない感じかもなぁ。でも、いいと思う、比較するものがないから何がいいとか分かりませんが(うは!笑)。かわいいやつじゃ。
あと、このバイク買って良かった点は、代理店がしっかりしていること。ちょっと必要があって、お問い合わせをさせていただいたときの対応がすごくいい。自転車って最近流行ってますが業界的にはマイナーな感じで、メーカーとか代理店の対応ってあんまりどうかなという感じを思ってたのですが、すごく良かったです。
だから、そうしたことでは安心できますよ。それなりのお金をはたいて買うから、そういう対応も判断のひとつにしてみてください。その応対はひょっとしたら属人的なものかもしれないけど、でも良かったんだもの。買う前にメーカーとかに問い合わせのメールとかしてみるといいかもよ。
とにかくこれで走り始めます。上手くなりたい、早くなりたい、長く走れるようになりたい。
負け惜しみではないこともないですが、きっとグレードなんて何でもいいし、買うバイクは何でもいいんだとおもう。どれだけまたがって走ってるかなんだと思うのよ。負け惜しみか(笑)
とにかくたくさん乗ろう!