前回桜の写真をアップしたあとテレビのチャンネルを回していると、NHKBShiで「にっぽん桜物語」を5時間も放映していました。「おお~でたあ~、またまた偶然だ!」まっ、この時期だから当然か? 桜の花って昔からたくさんのドラマやストーリーそして歌を生んでいますね。そして西行の和歌も紹介していました。<o:p></o:p>
京都府にある「祇園桜」の桜守りとして有名な佐野藤右衛門(74)さんの物語では、「子守りと子育ては違う」と言っていることばに耳をそばだてました。前回も言いましたが、子育て関係の調査や冊子製作をしているので、意識的になっているのです。<o:p></o:p>
佐野さんは「『子守り』というのは背中におぶったりして、いつも子どもと一緒にいること。対して『子育て』は育てることに気が入ってしまっている。それしか見えなくなってくる」といった意味を説明していました。「桜も子どもも、黙って見守り、それ自身の力を伸ばすこと」が大切ということです。「子育て支援」についても一方的にしてあげる、ではなくて「子育ち」のほうを忘れないようにしなければ、と思いました。
写真:伊良部島のシンボル。フナウサギバナタ(船を見送る岬という意味)にある、サシバ(差し歯ではなく、鳥の種類です)の展望台。
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さて宮古島周辺の「しましま模様」を綴っていたはずなのに、終了しないままあちらこちらに寄り道をしていますね。というかどちらが本道ということもないですし、のんびりと勝手気ままに行けることが1人旅の醍醐味であり特権でもありますが・・・。でもやはり自分なりに「起承転結」は大事だとおもうのでこのあたりで大きくUターンです。<o:p></o:p>
宮古島を中心にして池間大橋でつながる池間島、来間大橋でつながる来間島、フェリーで15分の距離にある伊良部島、それに橋で隣接する下地島の5島があり、たいていセットで観光できます。界隈で最も有名な見所が下地島にある「通り池」なのです。さっそくフェリーで伊良部島に渡ることにしましょう。
写真:フェリーの船員さんはマジックのようにスキマ無く車を整列させる。
船には2種類あり、車だけのカーフェリー「はやて」と人も乗船するスーパーライナー「はやて」です。行きのカーフェリーでは、船員さんは狭いギリギリところにきっちり入るよう誘導しています。「え~っ!それじゃドアが開かないでしょう?」というあいよっこの疑問符にもおかまいなしです。つまりドアは開く必要がないのです。閉じ込めたままフェリーは発車、違った、発船?しました。この状態ってちょっと変な気分。閉所恐怖症気味なのかな?隣の人はというと、シートを倒してすでに仮眠状態に入っていました。でも御心配なく(だれもしてないか)、すぐに伊良部島佐良浜漁港に到着しました。島めぐりは周る方向が決まっているようで、その理由が最後にわかりました。<o:p></o:p>
それでは次回に続きます。
写真:佐和田の浜からは飛行機の絶え間ない発着が見られます。
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