あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

「蒼会の大東太鼓」は威勢良く、「ボロジノ娘」は色っぽい

2010-05-10 22:47:26 | しましまもよう:奇跡の島:南大東島

 

   モニターツアーを企画した「<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="47:南大東村;" Address="南大東村">南大東村</st1:MSNCTYST>観光推進協議会」は昨年発足しました。「島民がひとつにまとまって、島の魅力を積極的に発信していくこと」が目的です。そしてメンバーが考え出した島独自の体験交流型プログラムを実施しているのです。<o:p></o:p>

 

 

 

ここで紹介するほかに「三線・カチャーシ体験」「黒糖作り」「ナイトツアー(ダイトウオオコウモリ観察)」など魅力的なイベントが目白押しです。そのなかで「大東寿司作り」「月桃(げっとう)染めと織物体験」を体験しました。<o:p></o:p>

 

 

写真:ダイトウオオコウモリの剥製

 

 

「大東寿司」は那覇空港で食べたことがあり、到着した日の昼食でもいただきました。しかし自分で作ったものは、それとは比べようがないほど!! ちょうど昼食後だったので、たっぷりのお土産を持て余しましたが、しか~し今思い出すたびに「もう一度食べた~い、今すぐ欲しい」と生唾ゴックン状態になってしまいます。<o:p></o:p>

 

  

なにが違うかというと、大好きな魚であるサワラの大きさ、鮮度、脂ののりです。薄切りにしたものをさっと醤油にくぐらせて、そのまま寿司飯に乗せて握ります。これだけでしっかりとしょうゆの味と色がついて、美味しく保存が効くのです。他の沖縄地域にはない、八丈島伝来の名物料理です。<o:p></o:p>

 

 

            写真右:大東寿司つくりの体験中

 

 

そして「月桃(げっとう)染めと織物体験」にもはまってしまいますよ。シーサーの創作作家でもある出口富美子さんの指導で、小さなコースターを作りました。2時間では足りなくて、何日も織り続けている人もいました。<o:p></o:p>

 

 

 

月桃は沖縄地域に多いショウガ科の植物で、白にピンクの縁取りのある花も素敵です。葉でもちをくるむ「月桃もち」のバリエーションが各地にあります。

 

 

染色と織物に使うのは地下茎から地上に伸びた、約2mの「偽茎」の部分。特に「大東島の月桃は繊維がとても長くて柔らかいので染めて織物にするのに適している」(出口さん)ようです。自然で素朴な織物です。<o:p></o:p>

 

  写真:ボロジノ娘の唄は可愛くて色っぽい(撮影:島まるごと館の東さん)

 

最終日の夜は、講師や島民・スタッフとの交流会(夕食)がありました。モニターツアーなので、「各自が感想や提言などを真面目に(?)話合うのだな」という予想がはずれ、飲めや歌えやの賑やかで楽しい宴でした!!<o:p></o:p>

 

 

なにより盛り上がったのは「南大東島のモーニング娘。」こと島唄ユニット「ボロジノ娘」の唄と踊り、そして「蒼(あおい)会」の男の子グループによる大東太鼓の演奏です。<o:p></o:p>

 

 

  写真右:男の子たちの勇壮な大東太鼓

    (撮影:島まるごと館の東さん)

 

ボロジノ、というのはこれまで書いたように、島を見つけたロシア海軍の戦艦の名前です。島の小・中学生の女の子たちの声はとても高く透き通っていて、心に響きます。三線などの楽器も日々練習に励んでいてとても上手なのです。<o:p></o:p>

 

 

方男の子たちの太鼓は「両面打ち」という、両側から二人が打ち合う珍しい演奏で、これも八丈島から伝わったものです。決まった楽譜などはなく、お互いの呼吸を合わせて即興で演奏しているのだそうです。こどもとは思えない勇壮で力強い演奏です。<o:p></o:p>

 

 

写真:コンビニエンスストアーは小さくても、多種類の品物が。

 

 

島の子どもたちの元気さ、いきいきとしている様子、文化を大切にしている気持ちが伝わってきました。<o:p></o:p>


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