No429 F1ハンガリーグランプリで左近はどうだった

最新情報をお届けします。

先週の日曜日にF1ハンガリーグランプリが
開催されました。
フリー走行で、赤旗で追い越しをかけたミハエル
シューマッハと黄旗で追い越しをしたアロンソが
ともに予選2秒のペナルティを受け、なんと、
ランキング1位のアロンソが15位スタート、
ランキング2位のミハエルシューマッハが11位スタート
という波乱の幕開けでした。
天気は予想をはずして雨で、これがブリジストンの
タイヤを履いたミハエルシューマッハにがマイナスに出て
走っても走ってもスピードが出ずにアロンソに
置いていかれます。一時はアロンソに周回遅れに
されていましたが、事故の後ペースカーが入ったときに
運良く同一周回に戻ることができて、その差も少しになり
ました。さらに、雨もやんで天気が良くなると、
今度はブリジストンのタイヤのほうが速くなり、
ミハエルに追い風でした。そして、アロンソが
普通のタイヤに履き替えてピットを出た後に、
なんと右側のタイヤがちゃんと入っていなかったらしく、
タイヤをとめていたねじが外れて
コントロール不能でコースアウトでリタイア。
こうなるとミハエルの独壇場かと思われたのですが、
ミハエルも他の人とぶつかったりといろいろしている
うちに、コントロールできなくなり、あえなくリタイア。
それでも8位に入ったのでポイントは1ポイントだけ
縮まりました。
さて、われらが佐藤琢磨ですが、前回から新しい
仕様の車になって、わずかながら速くなり、予選では
スピードとアルバースを抜いて19位スタートでした。
が、やっぱり、長丁場では負けてしまい、結局
完走した中では最下位となってしまいました。
前回から参戦した山本右近はスタート直後の
エンジントラブルでほとんど走ることなくリタイアでした。
次回トルコグランプリでは、アグリチームはさらに
新しい車を用意するはずですのでまたまた
少しだけ期待できます。次回は、8月27日です。
ああ、忘れてました。優勝したのはホンダのバトンで、
初優勝です。ちなみに、この日はホンダの福井社長が
見学に来ていたそうです。よかったですね。ホンダの皆さん。