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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

2023ドラフト候補②

2023-06-14 18:49:54 | ドラフト

今回はドラフト29、30番目の指名権で誰を指名するのか見ていきます。(願望も含みます)

 

マリナーズ最初の22位指名でどのポジションの選手を指名したか、誰が残っているかでもちろん変わると思いますがおそらくこの2つの連続した指名では1つは高校生内野手、もう1つは高校生投手もしくはさらに高校生野手にいくのではないかと予想しています。理由はドラフト候補リストを見てると大学生に比べて優秀な高校生が多いからです。そして過去のドラフトからの推測ですが高校生投手はリスクがあると判断しているのであれば2巡もしくは3巡以降での指名になるのではないかと予想します。とはいえすでに3つ目の指名になるのでリスクをとってでも指名する可能性はあると思います。特に22位指名で安全な大学生を指名しているのならなおさらです。

それでは見ていきます。

 

 

まずは高校生野手の候補です。

Colt Emerson

22位指名でも候補に入ってきそうな選手。将来的にSSに残れるのか2Bや3Bに移るのか微妙だけど、打撃は期待できそうです。年齢はドラフト時まだ17歳です。

 

 

George Lombard Jr.

SS/3B。大きいので3Bに移ると思われます。たまたまなのか映像を見てるとミスショットが多いのは気になります。パワーはかなりありそうです。

 

Walker Martin

SS/3B。全てで平均以上のアスリートタイプ。バットスピードもありパワーは平均以上。

 

Adrian Santana

スーパーアスリートで守備面は文句なくSSでいけそうな評価。問題は打撃でどのくらい伸びるか。

 

Tai Peete

投手としても95mphを投げるアスリート。守備範囲、スピード、肩など能力的にはSSを守れると思われますが打撃を生かして3Bもしくはその高い身体能力でCFという選択肢も。身長もありスイングスピードもあるのでどう成長するのか楽しみな選手。

 

Raffaele Velazquez

パワーもあり打撃はかなり良さそうです。問題はポジションで現在Cですが打撃力と守備面のバランスを考えると別のポジションでの起用も考えられます。1BやLFという見方が多いようです。

 

Bryce Eldridge

超大型の二刀流選手。投手としては95mphを投げてスライダーは決め球として空振りを奪える。野手としていくなら1B/RFでパワーを発揮してくれるかもしれません。

 

Dillon Head

ずば抜けたスピードが特徴。スイングスピードはあり引っ張った時の飛距離はフェンスオーバーも可能。そのスピードで1番打者として成功する可能性があります。守備ではCFで広い範囲をカバーできます。

 

 

 

高校生投手。

Charlee Soto

私の推し右腕です。ここまで残ってたらぜひ指名してもらいたい投手です。まだ17歳で昨年のWalter Fordのようにドラフト選手の中では非常に若いのでリスクもあるとは思いますがサイズがあり球速もまずまず。

 

Thomas White

高校生左腕。Sotoと同じくサイズがあって球速もあります。育てられればローテーション上位になりうる投手なんだと思います。ただ評価が割れ気味。すでに指名されている可能性の方が高いとは思いますが残っている可能性もあるはずです。

 

Cole Schoenwetter

Sotoと同じくらい指名してほしい右腕です。すべてが年齢の割に安定してる気がします。サイズも球速もまずまずです。

 

Travis Sykora

大きな体から100mph超も記録する速球を投げることが可能。変化球の評価も高い。

 

Blake Wolters

球速が伸びていて、スライダーも平均以上と見込まれています。他の球種をどう使えるかが先発投手としては課題です。

 

 

 

 

大学生を指名するなら以下の6人を候補としました。

Joe Whitman

過去2年は登板もほとんどなかったのが今季ブレイク。良いスライダーとチェンジアップがあるので球速をもう少し伸ばせれば面白そうな気がします。左腕です。

 

 

Hurston Waldrep

今季、コントロールが悪化して評価を落としています。能力的には1巡上位のはずなのでここまで指名されずに残っていれば指名という選択肢もあるかな?たぶん残ってないと思いますが。

 

Jake Gelof

3B。22位指名で大学生3Bを指名しなければ可能性はあると思います。スイングがやや大きいかもしれないけど大丈夫でしょう。パワーあり。

 

Nolan Schanuel

今季の打撃成績を見るだけで相手チームに完全に恐れられていたことが想像できます。1BではありますがCOFでいけるとの評価もあります。もしかしたら22位指名で指名する可能性もあると思います。今ドラフト最強打者の1人ですから安全で成績の見込めるSchanuelを先に指名しておいて、29・30位指名ではリスクをとって高校生という流れですね。

 

Brice Matthews

今季大ブレイクを果たしたSS。MIFとしては長打力がありスピードもあるのでかなり面白い選手。空振りはやや多く試合数と同じくらいの三振数を記録。肩が平均レベルなので2BやCFへコンバートの可能性に言及してるものもありますね。今季の成績を信じるのならばマリナーズの2巡目指名57位まで残ってないかもしれないのでここで指名する必要があるのではないかと思われます。

 

Cade Kuehler

大学生投手。先発投手としては平均よりも小柄ではありますが90mph中盤のファストボールを投げ込みます。変化球も良さそう。

 

 

29・30位の2つの指名はぜひ高校生にいって欲しいと思います。

評価している選手が残っていればもちろん大学生もありです。

 

ドラフト候補③

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2023ドラフト候補①

2023-06-11 18:15:10 | ドラフト

ドラフト候補を見ていきます。

前にもお伝えした通り今年のドラフトでマリナーズは3巡目までに22($3,496,600)、29($2,800,700)、30($2,732,500)、57($1,436,500)、92($736,400)番目の指名権を持っています。( )内の数字が契約ボーナスの基準額みたいなものでスロットバリューと言われるものです。ちなみに全体1位のスロットバリューは$9,721,000となっていて、およそ半数のチームのボーナスプール(1~10巡目までのスロットバリュー合計)よりも大きな額です。すごいですね。一番ボーナスプールの少ないPHIは$5,185,500しかありません。

上位指名が多いおかげで契約に使える総額であるボーナスプールが$13,170,900と全チームの中で7番目に大きな額を使うことが出来ます。したがって、いろんな戦略がとれるわけです。ある指名では安く済みそうな選手と契約しておいて、次の指名では上位指名漏れした有力選手を指名して契約金をスロットより多めに提示出来たり…大学進学予定の高校生に多めに支払ったり…。その辺は考えても仕方ないところなので考えずに今回は候補選手たちを簡単にみていきます。

 

 

まず最初の指名権である全体22位指名です。

基本的には内野手(SS/2B/3B)のどちらかといえば大学生。戦力として計算できるタイプが良いのかなと思います。もちろん過去2年のように最初の指名は高校生でも良いと思います。もしくは大学生投手。少なくとも高校生投手はリスク高いので指名するのはもっと後が良いんじゃないかと思います。

22位指名までに21人誰が指名されて誰が残っているのかはもちろんわからないのでたくさん候補はあげておきたいと思います。

 

Brayden Taylor

TCUの3Bで1年生の時から結果を出している左打者。パワーがどこまで伸びるかが鍵ですがレギュラーになれる能力は十分あると思います。ハイフロアの安全な指名といえるかもしれません。22位までに指名を受けていなければ本命となる選手の1人だと思います。

 

Matt Shaw

打撃が魅力のSS/2B/3Bでスピードも十分。肩が少し弱いとされていて小柄なこともありMLBでは2Bになるのではないかとの評価もあります。長年悩まされるマリナーズの2Bを埋めてくれる選手になれると思います。

 

Tommy Troy

スタンフォード大のSS/2B TroyはShawと同じような打撃力がある内野手で登録上はShawよりも小柄な約178cmパンチ力もありそうです。ポジション的にはやはり2Bとの評価です。

 

Yohandy Morales

大学生3B。Taylorよりもパワーはあるので一般的に想像する3Bの選手像に近い選手だと思います。Suarezの後釜にはぴったり。

 

Aidan Miller

故障もあってもしかしたら22位指名まで残っているかも?高校生とは思えないパワーが魅力。ポジションは3Bです。

 

Kevin McGonigle

高校生内野手で最も気になる1人です。もし指名すればCole Youngと比較されていくことになる打撃に魅力がある選手。SS/2Bタイプです。

 

Colin Houck

高校生野手としてもう1人気になる選手です。QBとしても成績を残している身体能力も魅力。サイズがあるのでパワーが付いてくればおもしろい選手になると思います。SSか3Bを守ることになると思います。

 

Jack Hurley

ちょっとびっくりな指名といえるかもしれません。まあ指名するとしても次の29、30指名かもしれもしれませんがOFの5ツールタイプの大学生です。

 

Blake Mitchell

もう一人の大穴。高校生Cで投手としても97mphを計測。捕手としての能力や肩は同年代ではピカイチの評価です。マリナーズにはRaleighがいてマイナーではFordもがんばっていますが投手と同じく捕手は多くても困りませんからね。それに彼を獲得できれば打撃を生かすためにFordのコンバートが現実味を帯びてきます。

 

Rhett Lowder

今ドラフトは優秀な大学生Pが少なそうなので欲しいなら早めの確保が必要な気がします。Lowderはおそらく22位指名までに消えていると思いますが、残ってれば指名しておくべきでしょう。Dollanderも当然いなくなってるはず。この2人以外だともはや積極的に上位指名の必要はなく22位指名で大学生投手は我慢しておいたほうが良い気がします。

 

 

ということで22位指名候補たちでした。これだけ候補をあげてもおそらく違う選手が指名されるんだと思います(笑) 

 

ドラフト候補②

ドラフト候補③

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ドラフト候補を確認していく前に③

2023-06-09 18:54:17 | ドラフト

ドラフトまで1か月となりました。

ドラフト前にマリナーズの最近のドラフトの傾向(10巡目までの傾向)を確認しておきましょう。過去5年分2018年からの結果です。

 

【2018】

1~10巡目までで高校生の指名はなく大学生ばかりを指名。1巡P(Gilbert)、2巡OF、3巡C(Raleigh)、4~6巡Pという感じ。7巡以降はC、P、CF、SS。

 

【2019】

2巡で2つの指名権がありました。1~4巡の5人はすべて大学生P(1巡でKirbyを指名)、5巡は大学生3B、6、7巡で高校生P、8巡以降は大学生を指名。

 

【2020】

この年はコロナの影響で5巡目までの指名でした。この時も2巡指名が2つあり計6人を指名。2巡の2つ目の指名でジュニアカレッジの選手を指名していますが他の5人はすべて大学生。ポジションで見ると1巡のHancockがPで順にOF、P、2B、3B、Pという指名でした。

 

【2021】

1~3巡で高校生。1巡はC(Ford)、2巡SS(Arroyo)、3巡P。4~10巡は大学生を指名。4巡P(Miller)、5巡以降はC、P(Woo)、OF、SS、OF(Packard)、P。

 

【2022】

1巡高校生SS(Cole Young)、2巡大学生3B(Locklear)、同じく2巡高校生P(W Ford)、4巡高校生P(Izzi)、5~8巡大学生で順にP、SS、2B、C。9巡高校生P、10巡大学生OF。

 

ということで2020年までは完全に大学生偏重でどちらかと言えば投手が多かったように思いますが、過去2回は上位で高校生を指名して、その後大学生を指名するといったかたちになっています。

次回こそは候補者を見ていきます。

 

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ドラフト候補を確認していく前に②

2023-06-04 05:43:48 | ドラフト

さて、今回は野手編です。

野手で一括りにしますので長くならないように手短に行きたいと思います。

 

まずは捕手。

ここはRaleighで今後数年は安泰だと思っています。さらにマイナーには2024-2025年にはマリナーズで姿を見られるであろう出塁の鬼Harry Fordも控えている状況。故障の多いポジションとはいえ他にどんな選手がいるのかを気にすることもなく補強の必要性は薄いと思います。ただFordをコンバートすることを考えているのであれば高校生捕手の上位指名はあるかもしれません。それでなくとも捕手は替えのきかないポジションなので必要性は薄いと書きましたが常に探しておく必要はあります。

 

 

一塁手は特に気にするポジションではないと思ってますが、現在Franceがいてマイナーには2022ドラフト2-58指名Locklearがいます。大学では三塁手ですが今季はほぼ一塁手になっていますからSuarezの後というよりはFranceの後継者なのかな。ちなみにFranceのFAは2025シーズン後です。

 

 

2B/SS

二塁手はここ数年マリナーズの課題となっているポジションであり、マイナーを見てもすぐに戦力になれる選手はいません。こんな言い方してるけどCaballeroが出てきたじゃんって話ですけどね。まあ2Bは内野の中では融通の利きやすいポジションではあると思います。

マイナーを見ると一番目立つ存在は2022ドラフト1巡全体21位のCole Youngでしょう。現状ではほとんどSSしか守ってないはずでCrawfordの後釜とも言えます。順調なら2025年~2026年に昇格すると見込まれますが、Crawfordの契約は2026年まで。ぴったりバトンタッチできます。しかし2Bが不足しているという現実もあり、Crawfordとの二遊間を形成する可能性もあります。ただ懸念されるのはパワー不足。打撃の才能はあると思いますがもう少しパワーが付けばという所だと思います。まだ若いしパワー不足とはいっても二塁打を打てるだけのパワーはすでにあると思います。

もう一人の才能はCelesten。元トッププロスペクトで今季のMVP候補にも挙がってきそうなTBのWander Francoと比較される逸材でマリナーズファンにとっては楽しみな選手です。ただ、まだ17歳でマリナーズに上がってくるのは早くても3、4年はかかるでしょうからね。結局昇格できないという事もあるでしょうし。さらに海外FA組ではMichael Arroyoも楽しみです。彼もまだ18歳でルーキーリーグなのでマリナーズに上がってくるのはだいぶ先の話です。ちなみにIFAでは来年も評価の高いSSと契約できそうな話は入ってますね。

他には昨年好成績のAxel Sanchezや2022ドラフトのJosh Hoodですがマリナーズのレギュラー候補になれるかは怪しいところ。

SS/2BというMIFは少なくともすぐにマリナーズの戦力になるプロスペクトはいません。ただCelestenというスター候補がいてYoungとArroyoというレギュラー候補はいるという状況です。大学生のSSを指名するならマリナーズのレギュラーに一番近い存在になれるかもしれません。そういう意味では大学生SSの指名は大いにありなんですが、マリナーズがそんな指名をするイメージが全く浮かびません。指名があるなら高校生SSというイメージです。まあそれは私のイメージの話であって実際問題大学生SSはありです。

 

 

三塁手

Locklearが3Bから離れるとなれば今の組織内にはマリナーズまで上がってこれる選手はいないのではなかろうかという状況だと思います。となればHarry Fordが3Bコンバートかという事になってきますかね?

プロスペクトではないけどAAAで活躍してるScheinerが可能性はあるかもしれないけど年齢考えてもチャンスが回ってくるかどうか。下の方ではBen RamirezやMiker Perezがいるけどマリナーズまで上がってこれるか?

マリナーズを見てもSuarezは良くないし、おそらく来年まで。マイナーに候補がいればマリナーズで使ってみたいところでしょうけどそれも出来ない。マリナーズとしては3Bが一番の人材不足といえると思います。なので今ドラフトで即戦力の大学生を獲得して上手くいけば2025年にレギュラーとしてという所ですがそう上手くいくものでしょうか?まあ1年はどうにか外部から補強するなりすればいいので、遅れて2026年に出てきてくれればというところでしょうけどね。

 

 

外野手

マリナーズのOFにはJ-ROD、JKの2人がいるのでとりあえず2ポジションは埋まっているように見えます。今後大不振がなければですが。

マイナーを見ていくとAAAにはMarloweやDeLoachがいて、プロスペクトではGabriel GonzalezがAにいますね。今季も好成績を残していて彼は天才だと思ってます。ただパワーがどこまで伸びるか。まだ19歳とはいえ今季は初の二桁HRを期待します。そしてスター候補への階段を昇って欲しいClase。さらにはMontesもいますからあと1ポジションを埋めるだけだと考えるなら今の選手たちだけでも悪くない状況に見えます。A+ではAlberto Rodriguezも絶好調です。

 

 

まとめ

内野手が不足している印象でMLBに近い位置に全然いません。特に三塁手がいない。もはやジタバタして大学生の内野手を指名してもどうせすぐにマリナーズで使えるわけでもないのでいっそのこと爆発力のある高校生指名して一か八かでもいいような気もします。それまではどうにか選手を拾ってきて使っていきましょうというのが私の考え。とはいえ良い大学生が指名できるチャンスがあれば大学生を優先すべきだと思います。

外野手はそこまで優先度は高くないと思いますが良い選手が獲得できるチャンスがあればいっても良いと思います。個人的にはClase, G Gonzalezどちらかがレギュラー獲ってくれればとは思いますが。

投手野手を含めこのポジションは渋滞気味だから獲得を見送った方が良いというポジションはないと思います。OFは確かにJ-ROD, JKがいてマイナーには候補がたくさんいますから一番必要ないポジションかもしれません。ただ、OFは3ポジションあって、少なくともマイナーで数年間育てていく中で渋滞してるから出場機会が上手く作れないという事にはならないと思いますので絶対いらないという事にはならないと思います。

ローテも次々に若い投手が結果を出してはいますが投手は何人いても困らない、故障離脱者が出るものという考え方でいけば毎年補充しておかないといけないと思います。WooまでデビューさせたのでもうあとはHancockがいるだけで、MiloneなどAAAのベテランを除けばデビューが近い期待の投手のストックはなくなってしまった状況ですからね。

 

さて、次回は獲得候補選手を見ていこうと思いますが、上位指名ではないのでどういうふうに見ればいいのか選択肢がたくさんあって、その中の誰が残った状態で指名順がくるのかの予想なんて難しいというか不可能ですね。なんとなく気になった選手を簡単にとりあげる予定です。

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ドラフト候補を確認していく前に①

2023-06-02 23:41:57 | ドラフト

今年のドラフトは7月9-11日にシアトルで行われます。

 

そのドラフトでのマリナーズは指名順でいうと3巡目までで22、29、30、57、92の指名権があり、ボーナスプールは$13,170,900と全体で7番目の金額が使えるドラフトです。J-RODが昨季開幕ロスター入ってのRookie of the Year獲れたおかげで29位指名権が手に入っています。ありがたやJulio様。

 

さて、そんなドラフトの前に私はあまり気にしないけど人によっては大いに気になるであろう現在のポジション別選手層的なものを確認しておきましょう。

どこのポジションが薄いから優先的にそのポジションの選手を指名すべきっていう話ですね。私はあまりこういうの気にならなくて、とにかく良い選手、評価してる選手を指名すればいいと思いますけど、あまりにも渋滞してるポジションの選手を獲得しすぎるのは確かに良くない気がしますよね。そんなに渋滞してるポジションってあるのかを確認します。

 

多分に個人的な評価が入っていますのでよろしくお願いします。

 

 

まず今回は投手から。

投手といってもリリーバーのことは考えません。先発投手のことを考えていきます。

マリナーズのローテを見るとエースのCastilloとは契約延長したばかりで2027年まで契約があります。離脱中のRayが2026年まで。さらに毎年出てくる若手投手たちで一番早くFAになるGilbertが2027年終了後、つまりKirby, Millerはさらに後という事ですね。Marcoは来季まで契約がありますがそこは考えなくていいでしょうからCastillo, Ray, Gilbert, Kirby, Millerの5人のうち最も早くFAになるRayでさえ2026年まではいる状況。もちろんそれまでずっと健康で5人で回せるはずもなく、不振でFA前に戦力にならなくなることも考えられます。(もうRayは離脱してるわけですが)

そこで現在のマイナーを見ていくと、マリナーズに近い位置にいるのはBryan Woo、そしてEmerson Hancockの2人。特にWooは故障明けではあるもののMLBで通用しそうな投球内容を続けています。一方Hancockは不安定。同じAAのローテには面白い投手もいてマリナーズ組織では貴重な左腕のLindow、そしてMercedesがそうなんですけど、そうはいってもMLBレベルで年間通してローテに入る投手になることはないと思われますのでスルーします。忘れてましたがAAAには離脱中のDollardもいますね。

その下は混沌とした状態というかどうなるかよくわからない状況。ルーキーリーグまで見れば昨年ドラフトのWalter FordやAshton IzziさらにJuan Pintoなど可能性のある投手はいますがまあどうなるかは想像もつきません。

ということでWooやHancockを含めて故障を考えなければマリナーズのローテは今後数年は大丈夫?と思ったりしますが、故障や不振を考えないわけにはいきません。マイナーのチーム別に見ればAAにはWooがいますが、A、A+の絶対的エースがいない状況です。ここを補強するなら大学生投手という事になります。2025年くらいにメジャー昇格できそうな先発投手。ここは現在のマリナーズの戦力を見れば足りていないと思います。

今ドラフトで高校生投手をドラフトする必要があるのかははっきり言ってよくわかりません。FordやIzziが結果を出して安心させてくれるなら今年は重視する必要はないと思いますが、不透明すぎます。

 

 

投手はたくさんいても困らないの考え方でいくと最近のマリナーズで結果を出している投手や今後ローテ入りが期待される投手のように大学生を指名というのが順当な流れかと思います。が、昨年は高校生投手を上位で指名してるわけです。これは戦力に余裕があるとみて将来を見据えた高校生指名だったのではないかという事が考えられると思います。

マリナーズがドラフト指名してマリナーズのローテ入りしている投手や今後ローテ入りが期待される投手のドラフト指名順位。

Gilbert (2018年ドラフト-1巡-全体14位)

Kirby (2019-1-20)

Miller (2021-4-113)

Woo (2021-6-174)

Hancock (2020-1-6)

さすがに早い指名を受けている投手が多いです。そのなかで一番早く指名されてるHancock。期待してますよ。。。

 

 

昨年の2022ドラフトでは10巡目までのうち4人の投手を指名してそのうち3人が高校生でした。

Ford(2-74)、Izzi(4-126)、Gough(9-276)

唯一の大学生投手のVanScoter(5-156)は現在24歳でA+で先発としてまずまずの成績です。

投手だけではなくマリナーズ全体のドラフトとしては2021ドラフトでも上位3つの指名で高校生を指名してそのうちの3巡でMichael Moralesを指名しています。過去2年はそれ以前と違い上位で高校生の指名が目立っているのが特徴といえます。

 

さて、こういった状況です。

途中で書いた通り2025年頃に昇格してくれそうな大学生投手というのが足りないところかとは思いますが、Fordら高校生投手が急激に成長して結果も残せるのなら2025年終盤~2026年くらいには昇格もあり得るでしょうから大学生に拘ることはなく優秀な高校生を指名して競争させるのも面白そうですけどね。現状のマリナーズとしては投手力に余裕があるように見えるという点からも高校生を育てるのが夢はあります。

 

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