小さな世界

　　
まあ、昨日までの天気がウソのように晴れている。
東京では、桜の開花宣言も出た。
春本番、花粉も本番である。


夕べは、電車男と、「のだめ」のお正月スペシャルのDVDを一緒に見ていた。
ヤツは、１話目は見たけど、２話目は見ていなかったようである。
電車男、意外とドラマ好きである。
ぴかこは、対照的に、あまり興味がないようである。
ぴかこが見るドラマは、もっぱら出演者で決まる。
ジャニタレが出てるドラマは見ているけど（それも、リアルタイムでは見ない)、ドラマの内容よりも、
「○○かわいい～～～！！」
とか、
「××かっこいい～～～！！」
の世界である。
虚構の話には、興味がないのか？？
見終わったのは午前２時をまわっていた。
なんか、久々に、だら～～～んとしてしまった(笑)

数日前、テレビ東京で、夜中に映画「亀は意外と速く泳ぐ」をやっていた。
夜中というか、明け方に近い時間だったので、録画して、今朝方見ていたんだけど、まあ、これが結構スゴイ俳優陣でやっている。
なんで録画してまで見たかというのは、主演が上野樹里ちゃんだったからなんだけど、２００５年作品だから、彼女はきっとこれを撮ってるときは１７歳か１８歳なんだろうが、２３歳主婦の役をやっている。
まだ、垢抜けないというか、スイングガールズのときのように、田舎っぽい感じがまたマニアックにいいんだな(笑)
話としては、平凡な主婦（とは思えないけど・・・笑)が、ふとしたきっかけでスパイになるという、荒唐無稽な話なんだけど、スパイを募集していた夫婦(笑)の旦那役が、のだめで、のだめの父親をやっていた岩松了（ちなみに、妻役はふせえり）
それから、瑛太くん演ずる峰龍太郎のとうちゃん役の裏軒のマスターをやっていた伊武雅刀とか、まあ、のだめ関連ではないものの、最近、ちまたのドラマに脇役で出てる俳優陣が、こぞって出演！みたいな感じで、なにげに豪華だった。
一番驚いたのは、のだめのスペシャルのときに、千秋のライバルのジャンをやっていたジリ・ヴァンソンが出ていたことである！！
この人、なにげに有名人なの？？？
どっちにしても、芸能界、大勢の人がいるようで、活躍してるというか、人の目に触れるのは、結構一握りの人の小さな世界なんだなあと思った。
まあ、昨今の連ドラなんかを見ていても、同じ人と、全く違う人間関係、世界観をやっていかなきゃならないんだから、俳優さんっていうのも大変なんだなあと思っていたところである。
実際、フジテレビ、「鹿男あをによし」のあと番組は、主役級５人のうち３人が「のだめ組」である。
上野樹里ちゃん、瑛太くん、そして水川あさみちゃん・・・（ちなみに、あとは、長澤まさみちゃんとNEWS関ジャニの錦戸亮くん）
やりにくくないのかなあ・・・
上野樹里ちゃんは、驚くほどのショートカットにしていたけど（あの子は、演技力はスゴイかもしれない・・と、最近思ってる）、な～んか、どうも、みんなのだめの印象が強すぎて・・・
だから、当たり役が出ちゃうと、その役で見られちゃうから、役者さんは逆に大変なのだろうと思うけどね。
今度のは、のだめと真逆で、結構シリアスっちゅ～か、重い感じのドラマみたいだけど、どのようになっていくのか、ちょっくら楽しみでもある。

結局、coconut、テレビっこである。