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coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

子供たちは何処へ行く

2005-04-08 13:53:21 | 学校
愛知万博の会場に、塀を乗り越えて入り込んだ大学生2人が捕まった。
お金がなかったが、万博は見たかったと、超自分勝手な言い訳に、驚くやら、呆れるやら・・
所持金は1000円くらいだったらしい。
千葉の大学生だという話だが、愛知万博の会場までは、どうやって行ったのだろう?
そして、帰りの交通費は、どうするつもりだったのだろう?
こんな感じの、自分だけ良ければ、その場さえ乗り切れればいいって人間が増えてるよね。
自転車の盗難なんかはその顕著な例でしょ。
自分さえ良ければいいから、盗まれた人の気持ちがわからない。
平気で乗っていき、平気で乗り捨てる。
そもそも、自転車の盗難は、犯罪だという意識がないんじゃないかと思うくらい、簡単に人の自転車に乗っていく。
万引きもそうだけど、立派な窃盗なんだよ。
捕まったら前科がつくんだよ。
もう少し考えようよ。
愛知万博の侵入者の大学生も、全国ニュースで自分たちのバカさ加減が流れるなんて、思ってもみなかっただろうけど、いい薬になるんじゃないか。
それとも、そんなバカ学生は、帰ってきてから、一躍、スター気取りになるのかな?

学校の教育のせいにするつもりはない。
家庭での教育や、社会の環境が変わってきているよね。
上の子の保護者会なんかに行っても、先生が、これこれはさせないでくださいと言ってることを、親の方が、そのくらいはいいんじゃないのと、子供のプチ悪事の手助けを平然としている。
そんなことじゃ、先生の言うことも聞かなくなるし、大げさに言えば、善悪の判断もできなくなる。
先生の言うこともちょっとなあと思うことだってあるけど、そんなときは、先生にかけあってみればいい。
話もしないで、平然ときまりを守らせないのは、子供のためには良くないと思うんだよね。

今さっき、purupuruちゃんからメールが来た。
purupuruんとこは、今日、上の子の高校の入学式。
行ってビックリ、入学式だっちゅ~に、物凄いごてごてメイクに、浮きまくりヘアで、開始前から注意されている女子学生がいたんだと!
入学式だから、当然親も一緒だというのに、親の方も全然反省の色もなしらしい。
まあ、反省するくらいなら、家を出る前に注意するだろうし、親に注意されて聞くような子なら、そんなヘアメイクで入学式には臨まないだろうけどね~。
そういう親が増えてくることで、先生方もやりづらいだろうなあと、心から同情申しあげる。
昔、一時期、教師になりたいと思っていたことがあったが、今となってみれば、教師にならなくて良かったと、ほっと胸をなで下ろしている自分がいる。
自分の周囲を見渡してみても、あんな親とは関わり合いになりたくない!って人が、少なからずいるもんね。
先生になってしまったら、そんなことで、子供を差別することもできないし、どんな親とも公平に接していかなければならないだろうし、そんな芸当、coconutには死んでも不可能であることは、coconut自身がよ~~く知っている。
Pをやったり、いろいろなところで関わりを持ってみて、若い親の中には、意志の疎通ができないというか、日本語が通じない!と思わせるような親が、少なからず発生してきたもんね。
これから、そういう人種は増殖していくだろうと推察されるから、学校も、先生方も、Pも、大変さが増していくことは、容易に推察できる。
(seraphimの兄貴、頑張れ!!

ゆとり教育の見直しで、改訂された教科書は、かなりの量、内容が増えているようだけど、それを教える「時間数」が大幅に足りない。
先生方の苦悩は、さらに深まるだろう。
そして、このご時世、防犯関係に費やす時間と労力。
それから、「日本語の通じない世代の親」の増殖。
外からは不審者の恐怖、内からは自分さえ良ければいいわ世代の親の反乱・・・
学校の試行錯誤は、これからも続くんだろうなあ・・・
まあ、先生方の中にだって、頭に来ることだけど、てきと~にその場を乗り切ればいいやって人はいるけどね。
「北極星」の見えない暗闇で、子供たちは何処へ行ってしまうんだろう。
かなり不安なcoconutである。

異動の春

2005-04-01 17:19:39 | 学校
今朝、起きて、一番にしたことは、朝刊をチェックすることだった。
公立の、小中高の校長人事が出ているからだ。
そうだろうとは思っていたが、上の子の中学校の校長が替わった。
この3月で、丸3年だったし、卒業式に、異常なくらい泣いていた(来賓で来ていた、下の子の小学校の卒業式でさえ、泣いていた)し、保護者の間でも、今年度まででしょうともっぱらの噂だったからだ。
新しく赴任される校長先生は、どっかの中学校の教頭先生の昇任配置らしい。
別に、若葉マークの校長先生がイヤだ!というわけではないが、今のあの状況の、あの学校に校長として赴任してくるのは、新任の校長先生には荷が重いのではないかと、ちょっと危惧している。
とにかく悪いのだ、上の子の代、今度3年生になる子供たちが・・・
もちろん、ほとんどの生徒は真面目だし、普通の中学生なのだが、数人の子供たちが、とにかく手がつけられないくらい悪い。
実際問題、その子が入るということが決まった途端、近隣の小学校の6年生は、受験する予定のなかった子まで慌てて受験をして、その中学校に行かないようにしたので、当初6クラスの予定だった学年が、蓋を開けたら4クラス分の人数しかいなかったという、ウソのような本当の話がある。
(そ~いえば、今日は、エイプリルフールだけど、ウソじゃないのよん
今までも、数々の問題があり、うちの子も含め、男の子はみんな、多かれ少なかれ、何かしら巻き込まれている。
上の子の通っている中学校は、その学年を受け持っている先生は、異動がない限り、卒業までその学年を受け持つことになっているので、大変であろうことは容易に察しられるし、実際問題、担任の先生、学年主任の先生、生活指導の先生(うちの子の担任だ)、みんな疲弊しきっている。
みんな必死に介入している中、校長、教頭は、自分の任期中に問題が起こったり、警察沙汰になったりするのを嫌うあまり、問題を隠匿しようとしている
この辺が、公立学校の問題点ではないだろうか。
校長も教頭も、自分の経歴に傷が付くのを恐れて、問題の表面化を潔しとしない。
学校評議員のタケちゃんは、本当に子供のことを考えてくれているので、子供たちにとっては、ときにはウザイ存在らしいが、昔の雷オヤジよろしく、いいことはいい、悪いことは悪いと断罪してくれるし、結局、子供たちにとっても信頼できる存在であるが、学校側(校長、教頭)が、タケちゃんをうざったく思っているのは、今の公立学校の限界を示しているのではないだろうか。
3年くらいの短い任期を、保身に汲々としている校長を頭に頂いて、学校の中をよくしていく取り組みを、真剣に考えられるわけないじゃない!
まだ、どんな人かもわからないので、ここで言いきるわけにはいかないけど、少しでもいい方向に向かってくれるように、一保護者として切実に願っている。
(今の教頭先生がまた、タヌキというか、人気取りに汲々としてる感じの人なのよねえ・・)

昨日、親がパチンコに行ってる間に、子供5人が焼死したという悲惨な事故があったよね。
これに関しては、考えてることもあるけど、ここではおいといて、記事の中で、焼死した次女が「離任式には中学校の制服を着て出席して、とても嬉しそうだった。」とあった。(悲しみが増すよね・・・)
昨日は、それ以外のところでも、何回か「離任式」という言葉を目にしていたので、ちょっと驚いていた。
生まれてこの方、ず~~っとここにいるのでわからなかったのだが、離任式というものは、4月の後半にするものだと思っていた。
修了式、卒業式のあとは、入学式、始業式までは学校に行くこともないし、変に秘密主義なので、4月最初の登校日まで、先生方の転退出情報は、保護者には知らされることはないのである。
なので、校長先生の異動情報も、新聞で確認することになるのである。
でもさあ、やっぱり、離任式は3月31日にするほうが自然なことだよなあと思った。
最初の登校日に先生方の異動情報がわかって、ある程度日数が経ったあとに転退出された先生方が学校に来て、涙の再会っていうのも、ある意味感慨深いものもあるけど、本来の「離任式」は、他府県の方が筋が通ってるよなあと思った。
こういうのって、誰の意見が反映されるのかなあ・・・
少子化が進む現在でも、親の私立志向が衰えないのは、公立学校には問題点が多いからではなかろうか。
文部科学省は、もう少し、現状にあった対策を、真剣に考えてくれないかなあ・・・

エライ違いだわ~

2005-03-26 15:35:53 | 学校
昨日、無事に小学校を卒業したっちゅ~に、今日はPTAの用事で、校区の中学校に行って来ました(笑)
涙のお別れをしたメンバーの顔を今日も見てしまった
昨日はみんな、改まった格好をしていたけど、今日はいつもど~りの普段着で、このままの時間がまだまだ続くような錯覚にとらわれました。

考えたら、去年の今頃は、成田空港にいたんだよね。
kaorun一家と、ハワイに行く飛行機の出発を待っていた。

今年は、校区の中学校の視聴覚室で、中学生がお汁粉まぜまぜしてるのを後ろから監視(笑)
なんちゅ~違い

今日は、子供祭りみたいなのだったんだけど、お汁粉、ポップコーン、フランクフルト、食べ物満載。
子供たちにとってみたら楽しいのかもしれないけど、やっぱ、ああいうことやるなら、準備から後かたづけまでさせないといかんよね。
子供がやっていたのは、まぜまぜして、よそって、お客さんに配る。
鍋を洗ったりとかは、手伝いの保護者がやっていた。
そんなこっていいのかなあ。
ま、百歩譲ってそれはいいとしても、衛生観念のないこと!!
保護者の方は、エプロンに三角巾持参なのに、肝心な子供たちは、始める前に手を洗ってる子もいなかったし、エプロンしてるわけじゃないし、お汁粉の鍋の蓋は開けっ放しで誰もいなくなるし、鍋の蓋が開いているのに、窓からバタバタ出入りして、埃たてまくりだし
ま、ちょっとくらい変なモン食べても、この子たちなら大丈夫だろ~なとは思ったわ(笑)

去年の3月26日は、小雨まじりの寒い日だったわ
でも、成田空港は混雑していた。
ハワイ行きの飛行機も、満席だった。
待合室で食べたアイス、走り回る上の子とkaorunちの一番下の子・・・
kaorunと私も、高校生ぐらいの気持ちに戻っていたなあ。
今度また、海外旅行に行けるのは、いつなんだろう

去年と今年のエライ違いに、感慨もひとしおのcoconutであった。
    

ありがとう!

2005-03-25 15:50:57 | 学校
今日、下の子は、無事に卒業式を迎えました。
雨の次の日、風の強いいいお天気の日、花粉飛び交う最高のコンディション
花粉の薬を多めに飲んで、学校に行きました。
旦那は、どうしても仕事を休めないというので、宣言通り、来賓席に三脚を立てて、ビデオを撮りました
大会長、さとちゃん、coconut、卒業生の親3人組が並んで、さとちゃんは一眼レフ、coconutはビデオ、とても来賓とは思えない私たちでした
coconutは、「長期分割でもいいですよ。」と、店員さんに言われた例のスーツを着ていきました。
着られてよかったぁ~(笑)
これが入らなくなったら、ちょっと悲惨

始まる前、家庭科室で待機していたんだけど、卒業生の親3人組は緊張気味で、緊張をほぐすために、ニャホニャホタマクローを歌って、腰をくねくねしてた(爆)
igu-iguやみんなものって一緒に歌って踊っていたら、seraphimの兄貴に
「何、それ?」
と言われてしまった(爆)
来賓は、一列に並んで体育館まで行くのだけど、会場に入る直前までみんなでニャホニャホしてた。

いよいよ式が始まり、担任の先生の先導で、卒業生の入場。
鳴りやまぬ拍手の中、coconutはビデオの位置調整で焦りまくっていました!
卒業証書授与のとき、名前を呼ばれたら一言話すのだけど、うちの下の子、自分の言うことを忘れたらしく、壇上で立ち往生
私もハラハラしたけど、みんなも、自分の子のようにハラハラしていてくれたのが嬉しかった
それから、みんなが前に集まって、「門出の言葉」を言うのだけど、その頃からもう、涙腺がゆるんでいた
ふと見ると、大会長が泣いてる!
駄目だ!泣いたら駄目!!
でも、校歌斉唱になったら堪えきれなくなった。  
さとちゃんは、自分の左右で泣いてる大会長とcoconutを、交互に「よしよし」して、自分は泣く機を逸していた
先生方も泣いてる。
みんな、立派だったよぉ~~  

上の子の中学校もだけど、下の子の通った小学校も「難聴学級」があるので、どちらの卒業式のときも、式辞はすべて、映写されていました。
ということは、ずいぶん前までに原稿を用意しなきゃならないのだろう。
ちょっと感心したのは、校長先生、かなり長い「式辞」を、何も見ないで喋っていたことである。
OHPをちらちら見ていたが、ちゃんと同じことをよどみなくお話になる。
この人は、そのへんはプロだなあと、変な感慨に浸ったcoconutであった。

卒業式も無事に終わり、記念写真を撮った。
なるべく痩せてるおかあさんのそばにいるのはやめようと思ったのだが、願いむなしく、かなり細い人の隣になってしまった
身長が2m以上ある、Mくんのおとうさん、最初は前の方にいたんだけど、後ろの人が写りません!と、一番後ろにされてしまった(笑)
できあがったら、Mくんのおとうさんは、首から下だけだった!ってことはないよねえ

さんざんみんなで写真を撮り、PTA室に戻ると、みんなから卒業生の親3人組にと、花束を贈呈された
(冒頭の写真)
ものすご~~~~く嬉しかった。
こんなとこで書いても伝わらないくらい、本当に本当に嬉しかった。
そんな用意をしてくれているなんて、夢にも思わなかったので、嬉しくてまた泣いてしまった
前の小学校から、こっちに転校してきて、いろいろあったけど、ここの小学校から巣立っていくことができて、子供も私も、本当に幸せだった。
みんな、本当にありがとう!ありがとうの100万乗だよぉ~~!!!
    

追伸:しょむいっちゃん、今日、一緒にいられなくて、本当に残念だったよ。
いろいろ大変だろうけど、自分の体にも気を遣ってやってくれ。
少し、気持ちの整理ができたら、みんなで飲もう!
    

☆卒業おめでとう☆

2005-03-18 20:19:01 | 学校
今日は、学区の中学校の卒業式だった。
近隣の小学校の副会長として来賓席に招かれた。
上の子の通っている中学なので、在校生として卒業式に列席した上の子は、嫌そうだった
幸いにもいいお天気で、暖かくて良かったのだけど、さすがに体育館は冷えたし、暖かい分、花粉が飛び飛びだった。
花粉の薬を飲むと、眠くなるのと喉が渇くので、どうしようかと悩んだのだが、厳粛な式の最中にへ~っくしょいな~んてなった日にゃ、目も当てられないので、薬を飲んでいった。
この中学校は、近隣では、もっとも人数の多い学校で、今年度の卒業生は191人いた。
周辺の中学校は、60~70人くらいなので、その多さは推して知るべしだろう。
多いということは、卒業証書の授与にも時間がかかる。
卒業証書の授与だけでも、1時間ぐらいはかかったであろう。
数名、名前を呼ばれたときに、おちゃらけて笑いを取っていたのがいたが、ほとんどの生徒は、厳粛に、真面目に卒業証書を受け取っていた。
3年間の想い出が頭をよぎって、泣いている子も数多く見受けられた。
校長先生も、辺りをはばからず、大泣きしていて、式辞のときに、何回も言葉に詰まっていた。
この校長先生は、この卒業していく子供たちの入学時に赴任してきて、多分、今年度で異動になるだろうと言われているので、感慨もひとしおだったのだろう。
保護者や来賓にも、もらい泣きしている人も多かった。
不肖coconutも、最近、年のせいかとみに涙腺がゆるくなっているので、ああ、来年はうちの子も・・などと考えたら、もういけない
現中学校のPTA執行部で、上の子と同じクラスのNさんも、大泣きしていた  
coconutは、さすがに、大泣きはしなかったぞ~!
(五十歩百歩って声も・・・

まあ、式自体は、厳かに進んでいって、とてもよかったのだが、気になる点もあった。
来賓席でcoconutの真ん前に座っていた議員さん・・・
卒業式が始まって、全員が起立して、開式の言葉があり、その後に国歌斉唱となったのだが、いきなり自分の椅子にどっかと座り込み、背中を椅子の背もたれに・・「ずんだれた」としか形容のしようがない格好で座ったのであった。
国歌や国旗に関して、意見がある人がいるのは知っているし、先生方の中にも、国歌斉唱のときに下を向いて歌わない人がいるのも知ってる。
むしろ、そういう人ウォッチングを楽しんだりしてるイケナイcoconutではあるが、このK議員の態度はむかついた。
それって、国歌とか国旗にじゃなくて、卒業する子供たちに対して失礼なんじゃないの?  
それ以外に、女性議員のF女史も、下を向いて歌っていなかった。
coconutは、純ノンポリで、思想的な背景は全くないけど、オリンピックなどで日本選手がメダルを取ったときとかに、日の丸が揚がって君が代が流れると感動するもん。
君が代、日の丸がイヤなら、具体的な代替案を出せばいいじゃん
日本人で良かった~と思うときに、国歌、国旗は必要だと思う。

いつもながら話が逸れたけど、感動的な卒業式で、K議員の態度だけ残念というか、大人げないというか、やっぱむかついたわ
歌うことは強要しないけど、せめて立っていてほしかった。
座るにしても、ちゃんとした態度で座っていてほしかった。
3年間頑張って、卒業の日を迎えた3年生のために・・・・

T中学のみんな、そして、全国のみんな、卒業おめでとう。
ほとんどの大人は、純粋に、君たちの卒業を祝っているよ  
これからの人生も、いろいろあると思うけど、精一杯頑張って、オンリー1になってください。

親の背中を見てるのに・・

2005-03-13 12:38:05 | 学校
今日も3時50分に起きて弁当を作った
子供たちの分と、旦那の分、3個の弁当を作り、慌ただしく3人を送り出した。
さすがに疲れていたので、そのあと2時間ばかり寝た
夕方には子供たちを迎えに行かなければならないのだが、その前に、たまりにたまった家事をこなそうと思ったのだが、あまりにためすぎていて、どこから手をつけていいのかわからない
ボ~然としつつ、結局パソなんかしてるとんでもないcoconutである

話は変わるが、今週、来週で、下の子は小学生として学校に行くのは最後になる
今週末は、学区の中学校の卒業式に「小学校のPTA役員」として出席しなきゃならないし、来週は、小学校の卒業式になる。
追い立てられている心境である
今週には6年生限定で「校長先生の授業」というのがある。
保護者会の説明では、校長先生が、中学生になるための心構えのようなことをお話しされるらしい。
見に行きたいと思ったが、
「おかあさまたちは残念ながら見ることはできませんが・・」
と、先生からやんわりとお断りがあった
しかし、賭けてもいいが、絶対に見に行く親がいるのである。
しかもそれは、「役員、委員経験者」が多いのである
学校、学校によってカラーがあるということは、転校してきてすぐに感じたことではあるし、役員になるごたごたを含めて、ここ1年は身に染みて感じているのであるが、この学校は、いい言い方をすれば
「みんな仲良く、フレンドリー」
悪く言えば
「見境のない人たち」
なのである。
先生方も(特に、今の校長先生は)とても親しみやすい方たちで、上からものを言うこともないし、保護者の話もよく耳を傾けてくださる(まあ、言いたいことはあるが、今はそれはおいといて・・)
なので、一部の保護者は「勘違い」してる向きがあるように私には思える
先生に向かってタメ口をきく、授業参観でビデオを回すなどは序の口。
驚いたのは、夏過ぎから始まった「英語の授業」のときのことだった。
「英語の授業」のときは、基本的に参観してもいいですよとお手紙は来ていたが、時間もなく、見に行くことはなかった。
しかし、ハロウィンの授業のときには、時間を作って見に行ってみた。
外国人の講師の方と、授業と言うよりは、遊びながら英語に慣れることを目的とした時間だった。
が、それはいいとして、参観に来ていた保護者のうちの数名がビデオを持参していたのだが、後ろから撮るだけではとどまらず、前に回り込んで正面からの子供の表情を撮影していたり、教室中を慌ただしく動き回っていたのである
いくらず~ず~しいcoconutとはいえ、そこまではできない!
そのときに始まって、その後の最後の授業参観の「図工の時間」にも、同じことがあった。
そういったことの延長は、つい最近もあった。
卒業を祝う会の前に、在校生たちだけの卒業生を送る会があったのだ。
1年生から5年生までが何かしら出し物をやって、6年生を送り出す会だったらしい。
その会については保護者会のときにやはり先生からやんわりと
「おかあさまがたは残念ながらご覧になれませんが・・・」
というご注意があった。
うちの下の子は、在校生に対して「お礼の言葉」を述べる係りになったそうで、自分で一所懸命原稿を書き、暗記するために何回も何回も練習していた。
見に行きたいなぁと正直思ったし、その日は役員会があって学校にいたのだけれど、先生の言葉があったので、見に行くことはしなかった。
しかし、あとから聞いたら、役員、会長経験者を含めた何人もの母親がビデオ片手に見に行っていたそうである。
その辺の感覚が私には理解できないところである。
しちゃいけないと言われたことを、何故平気でできるのだろう。
特に役員、委員経験者が多いということは、自分は学校にとって特別な人間なのよと勘違いしてるんじゃないかという気がする。
こういったなあなあな感覚は、役員選出やその他にも遺憾なく発揮されている。
よく言えば「人々の善意」で成り立っているのだが、こんなことでは今の時代のPTAは存続していけない。
「今までの役員さんが苦労をして続けてきたことだから」といった理由で、不必要な労力や出費を継続していく謂われはないということを理解できない人もいる。
しかも、そういった人に限って、自分は労を惜しむのである
話があっちこっちにいってしまったけど、役員をやる人の意識がこれじゃいけないよね。
子供は親の背中を見て育つと昔から言うじゃない。
清廉潔白な人生なんちゅ~ものは、やろうとしてもできるもんでもないけど、「やっちゃいけません」と言われたことくらいは守ろうよ。
自分の子供のビデオを撮りたいというのは、わからんでもないけど、ビデオに残った子供の画像よりも、子供の心に残す親の態度の方が重要なんじゃ~ないのかねえ・・

卒業を祝う会

2005-03-11 17:13:15 | 学校
今日は、下の子の「学習発表会」「保護者会」でした。
卒業を祝う会として、入学から今日までの歩みを、子供たちが劇にして発表しました。
自分たちで台本を書いて、自分たちで演じていました。
うちは、途中からの転校生でしたが、それでも、大きくなったなあ・・・と、感慨ひとしお
始まる前に手渡された学年通信には、卒業までの「日程表」があり、本当にあとこれだけなんだなあと、見るもの、聞くもの、涙を誘います。
保護者会、うちの担任の先生の話の前に、先日亡くなった方への黙祷の時間がありました。
亡くなる前に、何通もの手紙をいただいていたそうで、心残りも多いでしょうに、感謝の気持ちが書きつづられていたそうです。
言い尽くせない思いもあったでしょう、先生、泣いていました。
本当に、子供と同じ、純粋な心を持った担任に恵まれて、下の子は幸せだったと思いました。
上の子も、あんな先生に受け持ってもらえたら、もう少し学校というものに対して前向きになってくれたのではないかと思うと、残念でなりません。
先生は、あんなことがあったばかりなので、「祝う会」という名称はいかがなものかと思ったそうですが、子供たちの様子を見て、これでいいのかもと考え直したそうです。
子供たちにも、彼自身にも、多くのことを考えさせられる出来事だったようです。
上の子のときには、「謝恩会」という名称ではなかったものの、体育館に席を作り、食べ物と飲み物が出て、顧問と呼ばれる町会の「じさま連中」がやってきて、歴代の担任の先生、転出されてしまった先生方もお招きして、懇親会がありました。
その前に、卒対さんから、生まれたときの写真も出してくれと言われていて、赤ん坊の頃、入学前、1年生の頃から始まって、今日までの子供たちの様子をスライドで映し、それはそれで盛り上がったのですが、どっちが良かったとかは言えないけど、子供の卒業というのは、本人よりも、親の方が(特に小学校くらいだと)思い入れが強いよなあ

業務連絡(笑)
うちの小学校の卒業式は、9時半に校長室に集合です。
しょむいっちゃん、早く元気になるのよ!
korisuちゃんも、お子のインフルエンザをもらわないように!
その他のみなさまも、体調を崩さないように、万全で臨みましょう!

泣くな!先生(笑)

2005-03-05 00:08:04 | 学校
下の子の卒業が間近になってきた。
実感はないのだが、後ろから追い立てられるような心境になっている。
上の子のときは、学校に行きたくないと泣かれて、あと何日と、親子で指折り卒業の日を待っていたが、下の子の場合は、卒業するのが親子で残念でもある。
こんなに心穏やかに卒業を迎えられるのは、担任の先生のおかげも大きい。
若い男の先生なのだが、精神年齢は子供たちと一緒で、そのことに対して不満を持つ親もいるのは確かだが、私個人としては、小学校の先生はあれでいいと思っている。
子供と給食を争ったり、一緒に転げ回っているが、それはそれでいいじゃないか。
嫌がらず、毎日楽しく登校できるのが、小学生には一番だと思うからである。

卒業を間近に控えて、復習を兼ねたテストが増えたらしい。
1年生の漢字から始まって、各学年、100問ずつやらされたり、慣用句や4文字熟語のテストもやったらしい。
面白かったのは、□を漢数字で埋めよという問題で、
□石□鳥
□発□中
□苦□苦
□寒□温
などの問題が出たそうである。
3番目、答えはもちろん「四苦八苦」なのであるが、数名の子が「四苦四苦」と答えたそうである(爆)
それを聞いて私は爆笑したのだが、担任の先生は、
「しくしく泣きたいのは先生の方だぁ~~
と言ったらしい(爆爆爆)
頑張れ!泣くな!!先生♪

再び学校の安全問題

2005-03-01 13:52:21 | 学校
この間からたびたび話題にしてる学校の安全対策について、今日の読売新聞の朝刊、都民版に2つの記事が載っていた。
一つは文京区の例で、文京区の教育委員会は、区立幼稚園と小中学校に警察官の立ち寄りを求める依頼文を区内の4警察署に提出したという記事。
これには、「今年4月から、保護者の携帯電話への不審者情報配信を行う」というおまけ付き。
もう一つは荒川区の対応なのだが、「来校者と直接対応して、不審者を早期発見する『児童安全推進委員』を配置する。」というもの。
これは、「防犯カメラではわかりにくい不審者の細かい言動に目を光らせ、いち早く対応することが狙い」で、
「推進委員となるのは、区シルバー人材センターから派遣された健康なお年寄りで、各校に1人配置、警備ではなく、基本的な業務は、来校者の受付と校内への案内となる。」
「これにあわせ、学校側は授業中、複数ある出入り口を一カ所に限定し、その他の出入り口を施錠する。」
「推進員は、突然襲いかかられるなど非常時の際、大きな音の出るブザーで校内の職員に知らせる他、不審な言動のある来校者に対しては、校内電話で職員室に”通報”し、来校者の動向を監視する。」
この記事を読んだときに、そうそう!これなんだよ!こういうことをやってほしかったんだよ!と快哉を叫んでしまったのだが、よくよく見たら、危ない仕事だよねえ
”突然襲いかかられるなど非常時の際、大きな音の出るブザーで校内の職員に知らせる”なんて書いてあるけど、そんな余裕があるのかしら・・とも思う。
そこまで考えちゃうと、やっぱプロの人に任せた方がいいのかも・・・という気もする。
不思議だったのは、この前の杉並区の笑っちゃうような『不審者侵入、許さない!』よりも、この記事の方が、ずっとずっと扱いが小さいこと。
給食や事務のおねえさんに学校周辺のパトロールをさせるよりも、ずっと現実的な対応だと思うんだけどなあ。
杉並区は、新聞社に対して、何らかのアピールをしたのじゃないかと詮索してしまう。

それから、文京区で始まろうとしている、保護者の携帯電話への不審者情報配信・・
これ、私は反対!!
私たちのところでは、去年の秋以降、この配信が始まったのだが、私は、検討中から、反対の立場を唱え続けてきた。
理由は、不審者は動くという当たり前のことである。
岩が落ちてきて道をふさいでるとか、どこそこの川が氾濫して橋が落ちたとかいう情報ならともかく、不審者だって、何か起こしたその場所にとどまっている訳じゃないから、どこそこでこういった犯罪が起きましたという情報が流されても、あまり意味はなく、かえって保護者の不安をかき立てるだけではないかというのが一点。
あとは、すべての保護者が携帯、もしくはパソコンを持っているわけではないということ。
PTA会費、給食費の集金すらままならないのだから、携帯を持っていない人がいたって不思議ではない。
そういう人は、情報を得る権利すらないのかという問題も起こってくる。
こういうことは、親が、繰り返し繰り返し、子供に言い聞かせるしかないのだと思う。
実際問題、このメール配信で、うちの地区では問題が起こってしまったのだ。
某所で、不審者に襲われた子供(未遂だったが)の情報が一斉配信されてしまい、些細な情報から、その本人が特定されてしまったのである。(わかる人にはわかるでしょ・・)
そのことによって、親も子供も精神的なダメージを負ったというのである。
そのことを、この間の校外専門委員会で訴えていた方がいらっしゃったが、その人は、もっとも強くメール配信を望んでいた人である。
私は、メール配信を反対するときに、そういった問題も起きるかもしれないよ、とその人に強く言った。
結局は、のぞき趣味と一緒ではないか!とまで言った。
でも、その人は、強引に警察署まで行って、メール配信を決めてきたのである。
意地悪いと思うが、「ほ~ら、みろ」という気持ちになった。
何が何でも、知っていればいいと言う問題ではない。
基本は、家庭なり、学校なりで、繰り返し子供の注意を喚起するしかないとcoconutは思う。
(今日は、遊びなし、大真面目です!!)

学校の安全に関して

2005-02-23 09:56:05 | 学校
昨日、最後の総会の資料づくりや、Pだよりの印刷があった。
みんなそれぞれ忙しいっちゅ~に、たくさんの人が集まったよね
楽しくやれるのが一番!本当に、このメンバーで卒業できる私(と大会長とさとちゃん・・笑)は幸せよ
さとちゃん手作りのお抹茶のケーキseraphimの兄貴持参のチーズケーキ副会長A持参のお菓子みんなおいしかった!
あたしを太らせておいしく食べようとしてるのね~~

昨日は、P協のほうで、来年度の予算要望があって、大会長は行政の担当者と話をしてきた。
こういう時期なので、話はやはり、学校の安全対策についての予算要望が集中したということだ。
そりゃそうだよ、みんな心配しているんだから。
うちの学校としては、
「学校の安全に関わる要望」
・防犯カメラを監視し、警察への通報をしてくれる人を配置していただきたい。(シルバー人材センターの活用等)
「児童の学習に関わる要望」
・コンピューター授業の専門の教員を配置していただきたい。
「心身障害教育に関わる要望」
・発達障害児のための介助員の増員を引き続きお願いします。
・スクールカウンセラーの増員を引き続きお願いします。
ということをお願いしたのだけど、「学校の安全に関わる要望」のところで、大幅に時間を費やしたということだった。
結局は、お金がないということで、逃げ腰だったそうで、みんなが不満顔で引き上げたそうだ。
今日の新聞から抜粋すると、
「大阪府寝屋川市の小学校教職員殺傷事件を受け、杉並区は区立小学校四十四校全校を対象に、学校で一般事務や調理、用務などを担当する職員を総動員し、学校をパトロールしてもらうことを決めた。職員の手が足りない学校は、警視庁OBで作る「安全パトロール隊」なども振り向けて、全校で不審者対策を徹底する。三月一日からスタートさせる。」
ということで、
「同区はすでに、区立小中学校の教職員全員にペン型の催涙スプレーを配布したり、U字型の金具を柄の先に装着した「さすまた」や防犯カラーボールを全校に配備したりしている。今回の事件を受けて、不審者の侵入を未然に防止する緊急措置が必要と判断した。」
また、
「民間警備会社に警備を委託し、小学校全校に警備員を配置した場合、経費は約1億6000万円と試算されるため、同区では、現状で可能な対応策を検討し、学校職員を総動員することを決めた。」
これってつまり、お金がないから警備員の配置なんてとんでもないけど、PTAなどから突き上げが来るから、とりあえず、学校の安全には気を配ってるってポーズをしなきゃ!っていうような措置に私には思えるんだけどなあ・・
「対象となる区職員は、小学校で働く一般事務員や調理員、用務職員、警備員など計約三百人。勤務先の学校で子供たちが登校する午前七時半ごろから下校時間まで、交代で校門や校舎周辺などをパトロールする。」
これも疑問。
事務のお姉さんや、給食の調理員さんなんかが、学校周辺をパトロールしたって、何になるの?
そういう人たちだって、立派な職業で、周辺のパトロールのために雇われてるわけでもないでしょう。
保護者として望んでいるのは、「周辺をパトロール」してくれる人ではなくて、校門にいて「出入りをチェック」してくれる人なんだよ~!
「区地域安全担当課では「学校の安全は緊急課題で、今すぐに可能な対策を考えた。学校をあげて子供たちを守る体制を作りたい」としている。」
これって、本当にそう思ってる??
なんか、とにかく、対外的にアピールしたい!って・・見て!見て!杉並区は、区をあげて取り組んでるんだぞ!って、言いたいだけなんじゃないのかねえ。
いぢわるかなあ<わし
この新聞記事のタイトルがまた、
「不審者侵入、許さない!」
笑っちゃうよぉ~~!
本当に、事務や調理や用務の人が巡回してるだけで、「不審者侵入、許さない!」ことになると思ってる??
昨日も「頑張りましょう!」に書いたけど、ポーズや世間へのアピールじゃ、子供は守れないんだから、せめて、自転車の不法駐輪を取り締まってる方々を、校門の出入りチェックにまわしてほしい。
学校に警備員を配置することに反対されてる方もいらっしゃるようだが、私はそうは思わない。
子供を取り巻く環境が厳しくなってること、各地で相次ぐ不審者の学校への侵入を子供たち自身だってわかっている。
制服の警備員が学校にいることによって、自分たちは守られていると安心する子供だっていると思う。
ようは、警備をする方が、よくテレビ番組で貴重品を守るときに付き添ってきてるときのような直立不動の厳めしい顔(あれも私は「演出」だと思うが・・)をしていないで、子供たちににこやかに挨拶しながら守ってくださればいいことなのだ。
制服の警官、警備員さんはあなた達の安全を守ってくれていると言うことを、親も話していけばいいことなのだ。

どうも、学校の安全に対しては、力が入る
今日も、長文、すんません