京都は大好きな街なので、年に一回くらい通っていますが
今回はちーちゃんがいるのと暑いのとで
寺社仏閣めぐりはパス。(じゃり道、階段は絶対だめなのです~~~)
街中のショッピングもいろいろ楽しいお店があり捨てがたいのですが
車を止めるところにもいちいち困るし。。。ということで
美術館めぐりをすることにしました。
上の写真は京都市美術館。アンティークな趣が好きです
入った所のロビーの雰囲気です
メインのイベントはフィラデルフィア美術館展ですが、私が見たかったのは
もう一つの展示・・・ということで入り口で二手に分かれ私は一人のんびりと
眺めさせてもらいました
見たものは・・・京都市美術館コレクション展「咲きそめる時」クリックできます
そめるというのは咲き初める花の描写と、染めによる表現を掛けた言葉です。
花を題材にした日本画、染め、織物・・・すべてが花だらけ
お花好きの方にはぜひ見ていただきたい展覧会です。
大きな作品も多く圧巻ですよ
美術館前はおなじみ、平安神宮の大鳥居。
修学旅行で見たわ~って仰る方も多いでしょうね。
そう、平安神宮のお庭もいいんですよ~しだれ桜、しょうぶなど季節の
お花がたくさん植わっています
次はもう少し西に行き、細見美術館です。クリックできます
ここは小さな美術館で、まだできて10年くらいの新しい美術館です。
でも、なかなか渋い作品が多く人気の美術館だと思います。
今回は「細見コレクション・リクエスト展07」珠玉の日本美術といういことで
若冲、北斎・・・など、こちらのコレクションの数々を
ベスト20形式で見ることができました。
2001年より、毎年当館コレクションの人気投票をして順位を出す
おもしろいイベントです。毎年、微妙に順位も変わるようです。
今年のベスト1は・・・ふふふっそれは行ってのお楽しみということで
今、流行の伊藤若冲の作品もありましたよ。
でも、私が一番気に入ったのは神坂雪佳(せっか)
色づかいといい、構図といい、とてもモダンです。
秋頃、ここ細見美術館で神坂雪佳展があるようですので、
興味のある方はぜひ見に行ってくださいね
そうそう、この展覧会を見ての感想なのですが江戸時代もすでに
ガーデニングというものがあって、菊や朝顔などの品評会があり
たくさんの種類が育てられていたことがわかりました。
ボタニカルアートっぽい絵もあり、楽しめましたよ~
最後にもう一つ・・・次の日に行った所はMIHO MUSEUMクリックできます
滋賀県の信楽の近くにあります。
山の中なので初めて行かれる方はビックリするかも・・・
以前、行ったとき夏なのに涼しく今回もそれを期待していたのですが
残念ながら暑かったです
建物を見るだけでも、一見の価値がある壮大な建造物です。
本館の建物はルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計したI.Mペイ氏作。
現在は「いにしえのほほえみ・・・地中海から東アジア・日本まで」という展示です。
紀元前2600年前くらいの礼拝者像から仏陀座像、
はたまた日本の埴輪、六地蔵まで展示されています。
ほんとに、ほほえんでいる像があり、眺めていると心が落ち着くのです。
不思議な空間でした。
常設展もたくさんありますので、一度出かけてみてはいかがでしょうか・・・
まだまだ続く暑い夏・・・美術館で涼しく過ごすのもいいですよ
最近の美術館はカフェも洒落ているし、ミュージアムショップも
充実していて楽しめます。
長々と、お付き合いありがとう・・・