ゆんたく日記

ドラマ、映画、旅行等々…自己満足で好きなこと書いていきます。

「7月24日通りのクリスマス」初日舞台挨拶

2006-11-04 14:37:07 | 映画
感想の下に書こうと思ったら、あまりにも感想が長くなってしまったので分けます(笑)
キャストで特に熱狂的に好きな人がいたわけじゃなかったんですけど、どうせだったら見に行こうということで、チケット頑張って取れたので行ってきました舞台挨拶
劇場の入り口で全員にサンタさんの帽子が配られて、(CM用にこれをみんなでかぶって、出演者が立ってるうしろから「メリークリスマス」とか言うんじゃないの~?)と思っていたら予想的中 本編上映終了後拍手が起こり、ザワザワしてきたなぁと思ったら、テレ朝・下平さやかアナが登場 ここでもなんだかみんなうれしくなっちゃって拍手が起こったのでした。笑 そして、出演者の動画撮影のためにサンタの帽子をかぶり、「ハッピークリスマス」と言ってほしいと言う指示のもと、出演者の登場前にみんなで練習。

下平「せ~のと言ったら皆さんで『ハッピークリスマス』ですよ~いきますよ~、せ~のっ!!」

客席「ハッピークリスマス・・(笑い声多々。)」

声小さっ はりきって言っちゃったのがなんか恥ずかしいじゃないの 
下平「元気ありませんよ もう一度いきます!せーのっ」

客席「ハッピークリスマス・・

さっきよりは大きいけど、なんでそんなに元気ないのみなさん(笑)という感じで、もう時間になり、みんなが(たぶん下平アナが一番)不安の中、出演者が登場しました 歓声が凄過ぎる 大沢さんめっちゃ人気じゃん 向かって右から、小日向さん、隆太君、中谷さん、大沢さん、樹里ちゃん、阿部くん、監督・・だったかな?大沢たかおが真ん中でスラ~っとしてて終始ニコニコしててカッコよくって素敵すぎた 中谷美紀もベージュっぽいドレスに東京国際映画祭でも御馴染みのあのぐる~っと丸く編みこんだ可愛い髪形でキラキラしててヤバイ綺麗でした そして、一人一人が挨拶をしました 「何人の方が帽子をかぶってくれるんだろうと裏で話していましたがこんなにたくさんの方がかぶってくださってうれしい」というようなことを大沢さんが言っていたような・・みんな、自発的にかぶったわけではないんですけどね(笑) 
それまで大人っぽかった雰囲気も隆太くんのあいさつで一気に変わりました「みなさんこんにちは~」から始まり、「恋愛の輪の中に入れてうれしい」など言ってました。
隆太「こんなにサンタさんがいるということで、僕は自転車が欲しいです!!」(たぶん自転車だったと思います。自信なっ。笑)と言ったところ、
中谷「みなさんから買っていただくつもりですか?笑」(会場笑)
隆太「はい
中谷「この中で、佐藤隆太くんに自転車を買ってあげてもいいという人・・?」
10人くらいですかね?あちらこちらで「ハイッ」と元気良く手が挙がりました これに一番ビックリしていたのは隆太くん。
「いるんですか ウソですウソです お気になさらず~」(会場爆笑)
その後も隆太くんはお客さんと何やら話してたり、監督の話で一人だけ大爆笑してたり、意味もなくマイクを胸ポケットに入れてみたりと自由人全開でした 
そしてドキドキの写真撮影 ポスターを持った出演者が客席を背にして並び、舞台側から写真撮影です 私たちはサンタ帽をかぶってカメラに向かって手を振ります。異様な光景です 次は動画ということで、テレビカメラに向かって、下平アナの合図のもと、
下平「せ~のっ!!」
客席「ハッピークリスマス・・笑」  グダグダ・・(笑) 

下平「みなさん、出演者の方もいらっしゃいますし、恥ずかしがらず、思いっきり言っちゃいましょう
ここで、中谷さん始め出演者も振り返って、客席に何やら呼びかけていたような。「頑張れ~」的な?笑 さぞかし心配させたに違いない
下平「いきますよ~ せ~のっ!!」
客席「ハッピークリスマス
・・まぁ、こんなもんかな?今まででは一番大きな声で言えました なんか、すんごい中途半端な全校朝会みたいな感じだったんですけど(笑)グダグダになりつつも、とにかくみんな楽しそうで、私も楽しくて、出演者もみんなアットホームな感じでいい思い出です あぁ、やっぱり幸せな映画だったなぁと改めて感じたのでした なんかもう、出てた人みんな好きになった 行ってよかった 

追記です東宝のサイトに舞台挨拶の模様がアップされていたのでどうぞ こんな感じでした→ コチラ
 

「7月24日通りのクリスマス」感想

2006-11-04 13:21:12 | 映画
story
地味で平凡、彼氏なし。生まれ育った長崎で、単調な毎日を送るOL・サユリ(中谷美紀)は、妄想の中でポルトガルのリスボンに暮らし、出会う男性に“自分だけの王子様ランキング”をつけて退屈な日常を過ごしている。そんな彼女にとって、唯一の自慢は、超美男子の弟・耕治(阿部力)だけ。しかし、彼が連れてきた恋人・メグミ(上野樹里)は、自分にそっくりなさえない女性で、サユリのイライラは募るばかり。
幼なじみの漫画オタク・森山(佐藤隆太)に、「恋がしたい」と愚痴ってばかりの悶々とした日々の中で、サユリは王子様ランキング1位を独走中の憧れの先輩・聡史(大沢たかお)と再会。舞い上がるサユリだが、聡史との仲が進展するほど不釣合いな恋に臆病になってしまう。

クリスマスまであと1ヵ月――。妄想と現実のはざまで揺れ動く、サユリの恋の行方は…?

チラシ、予告からして、気になっていたので見に行ってきました
本当に面白かったホントにホントに良かった こんなに褒めるのも珍しいです私(笑) 今年見た映画の中で・・そうだなぁ、「有頂天ホテル」と並んで1位ですね 
まず、舞台が長崎ってのがいいです サユリがリスボンにいる妄想もたくさん出てくるので、パッと見、リスボンだか長崎だかどちらかわからなくなるんですけど、それくらい長崎も美しい かつてはポルトガルとの玄関口であった・・納得です 
音楽も良かったです すんごいオシャレで、リスボン、長崎の景色とピッタリでもう、うっとリッチですよ笑 あとクリスマス音楽もいっぱいで、あぁ、今年もクリスマスがやってくるんだなぁと思わせてくれます
主人公は妄想癖の女の子 彼氏はいないし、外見は地味で目立たないし、自分に自信はないんですけど、幸せそうなんです 自分が暮らしているのはリスボンだと妄想しているので、通勤なんかもウキウキしていて足取りも軽い そして、道で素敵な男性を目にすればもうそれだけでヒロイン気分でうっとりしちゃうんです うらやましいじゃありませんか まだ大沢さんとの素敵な恋が始まっていない何気ないシーンでも私なんて顔がほころんじゃって(笑)見始めてすぐから、あぁ~なんて幸せな映画なんだと思ってしまいました 中谷さん、良かったです ホントによかった 地味で冴えない女の子を本当に魅力的に可哀相に見えないように演じていました 「嫌われ松子~」見てからというものの、幸薄な感じが定着していて私生活を心配しちゃうほどだったんですけど、今回は全然です。勝手な想像ですが、十分幸せなんじゃないかと思いました(笑) そして、この役を愛して、丁寧になりきっていて、すごい女優魂だなと改めて感じました
そしてそして大沢たかおさん 素敵でした こんなに明るくて笑顔がいっぱいの役をやったのを初めて見たんですけど、いい ヒューグラントを探せみたく配役を決めたらしいですけど、あ、私ちなみに外国男優さんではヒューグラントが一番好きなんですけど、本当にヒューグラントだった 大人のラブコメがめっちゃ合う これからもどんどんやってほしい あのですね、私はオダジョー好きなんですよ なんですけど、結婚すると考えたら大沢さんかなと思いましたいやもちろん、オダジョーが結婚してくれるというなら二つ返事でお受けしますけど(どうもすみません。妄想族です。笑) あぁ、広瀬香美がうらやましいなぁ・・。
樹里ちゃんも良かったです 「“メグミ”っていいます!“メグ”って呼んで下さい!あ、“グミ”でもいいです!」っていう台詞がツボ グミってねぇ(笑) 地味で主張しない演技が良かったです
佐藤隆太くんの役(森山)も良かった この役があるからこの映画が幸せになるんですよねぇ 支えがあるから頑張れる 森山がいたからサユリは「間違ってもいい」と思うことができたんです そう思いました
劇団ひとりさんが出てるんですけど、ホストになってからの登場シーンでは客席のあちらこちらで「キモッ」って聞こえてウケた 本当にキモかったんですけど、まぁ、ひとりさんにしかできない役ということで。笑
そして、小日向さんとYOUですが、最高です この人たちのシーンがあるから、ちゃんと基盤ができているから、安心してメインの2人の話を楽しめた感じがしました 隆太くん演じる森山をからかってばかりのYOUさん 「だって面白いんだも~ん」という台詞が可愛かった YOUさんの台詞ではかならず客席で笑いが起きましたね 本当に面白かったから で、またこの2人の関係がいいんだ 小日向さんはサユリのパパで、その恋人がYOUさんなんですけど、終盤にすごい良いシーンがあって、そこは泣けます 主役の2人のシーンも感動ですけど、私はこの2人がオススメです お茶漬け・・いいじゃないですか
監督は「電車男」の村上正典監督です 私「電車男」も好きだったなぁ 人と人との結びつき、そこから生まれる温かさを最高に幸せに描くことのできる人だと思いました 
クリスマス映画といえば、「ホームアローン」シリーズや「34丁目の奇跡」が好きなんですけど、あ、あと「ラブアクチュアリー」も好きですよ(ヒューグラントつながりで一応・・笑) イルミネーションが魅力的だととても華やかだし、温かくて、気持ちも高揚するからいいですよね そこで、なんとこの映画の王子様の職業は照明デザイナーですから言うことないですね 大事な要素は揃っているのです
パンフレットのあらすじを読んで爆笑した母。「これ、あんたにそっくりじゃない笑」 えぇ、まぁそうですけど。。妄想癖なゆえ、毎日幸せですから。笑 だからかなぁ、サユリが自分に似てると思ったから、この映画が好きなんですかね いや、でも、本当にシンデレラストーリーですから女性なら誰でも幸せな夢の世界に連れて行ってもらえる映画だと思います 見終わってしばらくたった今でもまだウキウキしてるし、夢見心地な感じが続いてます(そりゃ困った早く現実に戻ってこ~い笑)かなりオススメです 出会えてよかったこの映画