義足の申請

役場への交付申請

役場へ義足の交付申請をおこないました。
５月に相談しはじめてから３回相談を続けてパーツ構成を検討、本人の希望や必要な機能、安全性などを考慮して理解していただき、ようやく本申請です。

パーツセット選定が思った以上に難航しましたね。お付き合いいただいた義肢装具士さまや理学療法士さま、先生方に感謝感謝です。

なにせ、小学生。
学校生活の中で立て膝でやらなくてはいけない作業が、想像しているより多い。
掃除の際の雑巾がけ、園芸部の草とり。様々なダンスや集団行動。
少し低い位置でしゃがむという姿勢が苦手な義足。それをカバーしつつ、油圧膝のスムーズさと衝撃吸収のバウンシング機構を使いこなすために。まだ、5年生だから小学校生活の中であらゆる動きをしなければならない。そんな時期だからこそ。

敢えて大人用の重さに、大人用のパーツに。
娘にとって酷だなと思いながら。でもやはり今やるべきだと感じる。
そういう視点。

実はこういう視点こそ、いまの小児義肢装具関連の医療体制には足りない部分なんだろうな。誰が補完すべきで誰なら補完し得るのか。難しい問題ですね。

ともかく、義足作りも一区切り。
あとは、壊れた時の対応と来年はどうするかだなぁ。うーむ。