Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

膝継手カバー再考

2015-09-02 00:09:03 | 義肢装具や関連のお話
膝継手カバー再考

まだまだ悩む。
膝継手カバー。

正解が見えないけど。正解はないかもしれなくて、今のパーツセットの限界かもしれないなと思えてきたけど、さらに検討してみる。

今回はダンボールを使おう。

まず、問題は二つ。
一つ目は、ソケット下部の膝継手に対する位置や角度。
よく見るとすごく不自然な角度になってしまっている。

義肢装具士さんによると、「このパーツセットで安定させようとすると、これくらいソケット下部を前に出さないといけない。」という。
そのせいで膝継手下と比べて段差ができる。
大腿部が前に、下腿部が後ろになる。

二つ目は、それにも関連するんだけれども。
今回ソケット下部を前に出しているから、膝継手後ろ側が膝を曲げた時に継手カバーに干渉しにくい。
干渉しにくいからよく曲がる。
よく曲がりすぎて立膝姿勢が出来ない。

それを解消するために大腿部下部の後ろ側に突起を作り、それが膝継手の曲げ干渉になるようにしてもらった。これのせいで、横から見ると大体下部にコブができたみたいに見えてしまう。

これらを解消して、不自然な凹みを解消しようとする。
横から見て、前側は下腿部を膨らませて大腿部に合わせる。後ろ側も下腿部を膨らませて大腿部に合わせる。
結果として、前も後ろも膝下を大腿下部に向けて太くしないとバランスがおかしくなる。

それでね。
わかりやすくするためにダンボール。
真横から見て違和感ないカーブにするとどれくらい下腿部が太くなるかを検証してみた。

結果は写真の通り。
わかりにくいかな。
かなり太いなぁ。

しかし。
これくらい太くしないと滑らかな曲線にはならず凹みが目立ち。無理が出る。
うーむ。難しさが浮き彫りになった感じがあるなぁ。
















コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする