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Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

義足ソケットが皮膚にあたり痛む対策その1

2025-08-26 23:55:00 | 義肢装具や関連のお話

義肢装具に関する工夫について、ご紹介。

今回は、上の娘が抱えている悩みを解決すべく試している一つ。


「ソケット上端部に、肌触りの柔らかい素材のテープを巻く」

というもの。


何のためかというと。

シリコンライナーを長めに履いて、義足を普段は履くことで、娘はソケット上端が皮膚に当たるのを保護しているんだけれど。

ライナーが動作により外側にめくれてしまう。そうなると、ソケット上端が皮膚に直接当たるから痛いらしい。


ちなみに補足すると、

NUソケットの標準は、長めのライナーを外側に折り返して、輪っかにした別のライナーで上から抑える情報らしいんだけれど。

娘はこれをやると、ライナーと断端の間にすぐに空気が入り、脱げやすくなり危ない。

②また、ソケットを短くするのも選択肢なんだけれど、ずっと長いソケットを使用してきたので、安心感が手放せなくて、短いソケットに踏み切れないでいる。


そうした事もあり、対策。

少しはマシになったろうか。

また、試してみて次回に活かそう。

今回は何個か同時に対策を試しているから、また、紹介しますね。










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義足メンテナンス

2025-08-22 23:59:00 | 義肢装具や関連のお話

義肢製作所へ久々に義足のメンテナンスに行ってきました。


作業内容は以下の通り。

クレームメンテナンスで預けていた膝継手(メンテナンス完了品)を借りていたレンタル品と付け替えました。

部品設定は変わっていなかったため、すぐに調整は終了しました。増し締め確認o.k.


追加作業

①ライナーをソケット端から5-7cmくらいのところで、波ハサミで切り揃えました。

それにより、ライナーが捲れ上がることを緩和できることを期待しました。

やはりめくれるようだが、少しは改善した。次回からは、やはり切り揃えた方が良いと思われます。


②ソケット端に、柔らかい素材のテープで,カバーリングをしていただきました。耐久性と洗えないことが不安なため、経過観察をしていきます。

今後の様子を伝えていきつつ、次回また検討していきます。

革素材などの方が、長い目で見ると良いのかもしれないとのこと、要検討です。


③ライナー上端を内側に折り返して履き、ソケットを履く方法を試しました。

メリットはライナーが外巻きになり、ライナーと断端の間に空気が入る現象が防げます。デメリットは内側に折り返した部分が二重になり、段差部分が10分程度で跡がつくため、長時間の場合が心配です。

一つの解決法かもしれないが、要観察。試してみる価値はあるため、自宅にいる際に再度試してみて、結果を共有したいです。

夏場に脱げてしまう状況が起きる場合に、こうしておくことで、少しは脱げるまでの時間を伸ばせないだろうかと考えています。


次回の予定について。

足部は20249月が起算日で2年保証であるため、2026年8月初め頃に状況確認して、役場の了解が取れれば、足部交換する予定としたい。

その際にソケットがキツくないかを確認する。経年劣化が目立つので、ターンテーブルを合わせて、申請することを検討したい。


なお、それまでに限界が来なければ、ライナーは20263月から4月頃に、ライナーのみ交換申請交換する予定としたい。


また、膝継手交換に関しては、202495日から三年保証のため、次回20278月に相談する形にしたい。


以上



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上の娘の国民健康保険切替

2025-08-04 23:58:00 | 義肢装具や関連のお話
上の娘が昨年六月に20歳になり、障害基礎年金をもらいはじめたんだけれど。扶養手当の事後確認で調べていたら、収入超過がわかり返納。合わせて共済組合からも時期をずらして抜けることに。
先日手続きが終わり,証明書がもらえたので、役場に。妻が言ってきてくれました。

なんとか、無事に遡って加入。晴れて国民健康保険証をもらいました。
あとは、切替分を一時払いして、領収書を持参して、切替手続きかな。
いろいろあるよね、こうした手続き。
皆が通る道なんだろうけど、どうにも解りづらいよね。(^ ^)

社会福祉士を目指す上の娘には、いい教材だなぁ。本当は本人にやってもらいたかったけれど、インターンで忙しそうだったからなぁ。(^^)
また、ゆっくり理解してもらわなきゃね。

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扶養手当返納

2025-08-01 23:53:00 | 義肢装具や関連のお話
このところ、職場でバタバタしているのが、扶養手当の返納関係。
上の娘さん、昨年夏に20歳になり、障害基礎年金をもらいはじめたんだけれど。それに加えた手当てみたいなこと合わせて、年金収入が発生しまして。
上の娘のやっていたバイトの収入と合算して130万円を年額で超えたんですね。

それが、年次確認で判明しまして
5月末くらいから手続きをしています。
ようやく、全ての書類が整い、返納かな。
約一年分、約10万円返納。あらら。

それに付随して、共済組合健康保険も、少し時期はズレるけれど資格喪失になるらしく。
昨年10月1日に遡って、国民健康保険に入らないといけないらしい。

まあ。
上の娘さん、実は健康そのもので、病気や怪我で医者にかかっていなくて、強いて言えば歯科検診くらいかな。
7割負担不満の返納と所属替えが発生するらしいけれど、まあなんとかなるかな。

なんか、上の娘が大人になったんだなぁと、改めて。
独り立ちも近いな。
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暑さは続く

2025-07-10 23:59:00 | 義肢装具や関連のお話
この暑さと湿度。
上の娘が履いている義足には大敵。
何もしていなくても汗がでるから、シリコンライナー内が蒸れる。
蒸れた状態で朝から寝る前まで。
そりゃトラブルも起きやすい。

考えてみてほしい
冬用の汗を吸わない靴下を、この時期に、朝起きてすぐから、寝る前まで履き続ける事を。

義足を使うということは、そういうこと。
それはどうしても避けられない。

一部ではライナー自体の改良も進んでいるらしいがまだまだ。
こうした苦労は、あまり知られていない。

なんでかな。
たぶん、義足を使用している人は知っている。自分が恵まれている事を。
だからして、あまり多くを求めない。
だからして、伝わらない。
だからして、改善されない。

構造的な問題。
義肢装具業界は、長年、こうした問題を抱えている気がする。
補助をうけて生活する障害者や障害児の当たり前をどこに定義するか。
その水準が低すぎるのだ。
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靴新調

2025-06-18 07:56:00 | 義肢装具や関連のお話
上の娘の普段使い靴、新調
踵側が剥がれていたことがわかったんだよね。









義足使用者あるあるなんだけれど、靴が痛みやすい
たぶん四ヶ月くらいで踵がだめになることもあるかな。

義肢装具士さんと歩行状況チェックをする時、耳を澄ませてイオンがないか聞くんだけれど。
なんだかぱかぱか音がするなと気づいたら、靴底が1/3くらい剥がれていたと(^^)
そんな気づき。

その場で、今履いている靴の品番とサイズの同じものを発注。翌日着。
また、あたらしいデザインの靴は、ゆっくり探そう。大変だしね。

踵が平らで、アライメントを合わせやすいconverseシューズ。少し重いんだよね。
うーむ。







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今日は5時起き

2025-06-17 01:24:00 | 義肢装具や関連のお話
5時起きでタクシー
新幹線で東京へ行きます。

壊れた膝と足部の交換品、片方の膝と足部のメンテナンス中の予備品を使い、8月に部品が揃うまで保たせるため。

今使っている、使用期限が切れている部品は、あまり当てにしては行けない。
緊急避難用に、もう一度くらいはお世話になるかもしれないしね。

ひるごはんと18:30の帰りの新幹線までは、未定。義足の調整が終わり次第、上の娘が行きたいところに行けたらいいなぁ
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上の娘のETC割引手続き

2025-06-06 23:23:00 | 義肢装具や関連のお話



上の娘のETC割引更新手続きをオンラインで4月にやったんですが。
実は.添付した書類が一部古くて、不受理状態だったらしく。

上の娘にメールが来ていたはずらしいんだけど。上の娘は気がついておらず。
私はすっかり忘れていて。

お出かけの帰りに、いろいろあって、手帳を高速出口で見せたら、係の人が気がついてくれて助かりました。

慌てて、休みを取り手続き。
なんとか更新できました。
危ない危ない。
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義足調整日程前倒し

2025-05-21 23:56:00 | 義肢装具や関連のお話
東京での定例の、上の娘の義足調整日程
今年は5月2日に部品が壊れた件があり、その後いろいろ調整した結果、前倒しをすることになりました。

具体的には6月17日火曜日、朝から義足を調整に行きます。

上の娘が、大学3年生の社会福祉学科実習を終えてすぐ。今の暫定の義足セットを本来の組み合わせに戻します。
5月2日に預けた膝と足部。そのうち左膝、左足部は、明らかな破損認定で交換品が出ているんだけれど、右膝、右足部はメンテナンスに。
このメンテナンスというのがね。結構な時間がかかる。だいたい二ヶ月くらいはかかる。

だからして、その間は、メーカーさんが用意してくれたそうした期間に貸し出す用の部品を使用することになっていて。
今回は、それを付け替えて再調整に行く。

右膝と右足部がいつ頃、メンテナンスから帰ってくるかは不明。
でも、上の娘の大学の都合的に、7月に入るとテストが近くなり、忙しく。
盆前までテストがあるから、盆明けにしか、メンテナンス後の部品を戻しに行けない。
だからして、前倒し前の8月22日の義足調整日程は、やはり必要かな。

今年は、都合2回、これで東京で義足調整をすることになりそう。
ついでに行くランチや、遊びに行く場所を考えておかなきゃね。

本郷三丁目起点で12時過ぎから、17時半くらいには東京駅に帰り新幹線へ
なんかおすすめルートや店が思いつく方は、教えてくださいませ。

よろしくお願いします。
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上の娘の義足 その後

2025-05-18 23:58:00 | 義肢装具や関連のお話
5月初めに膝と足部が損傷し、昔履いていた部品を継ぎ接ぎする形で、なんとか日常生活をやり過ごしている上の娘。
昔の部品は、メンテナンス期限は過ぎていて、「使えない」から新しい義足部品が一年前に処方されている状況。

その状況で、壊れた膝と足部を送り、メーカーへ届いたのが5月8日。
そして、代わりの膝と足部が自宅に届いたのは、昨日。5月17日

なにが言いたいかというと。
我が娘みたいに、毎日十八時間使用しているようなユーザーにとり、義足が破損してから、新しい部品が届くまでの期間がこんなにかかるのは、絶望を意味する。

今の日本の義肢装具支給制度は、そうなってしまっている。
一人一具しか義肢装具を支給しないというのはそういうこと。

我が家は、もうかなり前から、この事実に気がつき、備えて。
長い間備えた結果、かなり偶然とラッキーが重なり、なんとか持ち堪えられた。
でもさ。普通は無理。

今、上の娘は大学三年。
社会福祉学科で、大切な一ヶ月の校外実習中。正直、大学教授の評価にも就職にも大きく影響する。
その直前の不運な破損。

もし、今まで使っていた部品が、まったく使えない状態だったら?
娘はどうなっていた?

実習には行けず、直前のキャンセルのために様々な人に多大な迷惑をかけ。
将来が変わりかねない。
そんな事案。

偶然、やりすごせたから良かったとは思えなくて。
やはり、一人一具の原則を見直すべきだなと改めて思う。
いや、たしかに、使用している部品が、当たり前に予備が義肢製作所やメーカーにあり、即日日本中に発送できる場合はいい。
でもさ、今回は娘の足部は新製品。認可直後だし、そうもいかないのはわかるけれど。

だったらさ、でもさ。
やはり、二具支給を認めるか、予備品をメーカーが必ず持っているべきでさ。
24時間体制でやすみなく、即日相談できるべきだと。
やはりやはり思うのだ。

義足を履いているだけで、部品が壊れたら、人生が狂うリスクを背負うというのは、たぶん制度の趣旨に反すると思う。
だから、たぶん。粘り強く主張すれば、なんとかできるかもしれないと人は言う。

それをさ,患者一人一人が主張して初めて、特例としてしか認められない世の中ってどうよ。
わたしみたいな患者の親ばかりではないし。誰もがそうしたリスクを背負わない社会になるべきだと心から思う。

田澤先生、川村社長、臼井さん。東大病院の四肢形成不全外来の方々。
他にもたくさんの偉い人。
お願いします。義足だけに限らず。そうしたリスクを患者が背負わなくて済むような制度に、変えていってください。
お願いします。

休めない実習が終わり次第、6月17日朝から、再び義肢製作所に行き、再調整をすることになりました。
どうか、それまで、綱渡りだけれど、旧部品が壊れずに持ち堪えてくれますように。祈ります。

心から、制度改革してほしい。
わたしにできることがあるなら、やりたいわ。本当にね。
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