鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

12月25日、クリスマスの日です。

2006-12-25 16:11:49 | 直言!
今朝は暖かいので風呂場のでも手のとどかないところが気になっていたので長い柄のついた束子でごしごしこすってきれいになった。このところ少し気になっていたので高いところをしたついでにあれもこれもと磨いて40分、朝の7時半から取り掛かって8時10分過ぎに終わった。
気になっていたことが片付いたので気持ちがすっきりした。

新聞を1紙読んで外出した。
暖かい。暖かいので動き易い。普段は100円ショップにたち寄る時間もなくて取材ノートを購入するのもバタバタと駆け込んでいる。
今日は時間もあったので100円ショップによって店内を見て回って少し買い物をした。
歳末の抽選会が東向き商店街で行なわれている。当たると大きいベルの鐘がなっている。けっこう当たっている人もいるのだろうと思っているが私には縁が遠いと思って財布のどこかにしまいこんでいた。
そしたら今日も5枚頂いた。
それなら前の分5枚もらったものがある。10枚で1回抽選ができると考えてあわてて財布の中をごそごそ探すと隅っこの方に隠れていた。
たぶん、はずれでテッシュだろうと思いながらぐるぐると抽選の箱を回した。
まわすときに担当している年輩の女性に「たぶんテッシュだと思います」と嫌な言葉を言いながらまわした。
そしたらなんとベルがカランカランとなったのである。
3等賞というのである。
3等なんて初めてでものすごい商品だと思った。
一瞬、頭の中は大きい物だったら持って変えるのが大変だと思った。
とらぬ狸の皮算用している。
そしたら商品は1000円のお食事券だった。
一瞬、うんと思ったがそんなのがふきとんで思わず「うれしい」と言っていた。
「私、めったに当たらないのにあたってうれしいです。今年の暮もパソコンが故障してまた出費したのでついていない年だったなと思っていたのですが最後、ちゃんと私にも「ツキ」を頂きました。ありがとうございます」と言っていた。
なるほど。人生あきらめたらあかん。
思わぬところでツキの運もあると私流に考えて喜んだ。
また反面、思わぬところで転んだりして怪我するので気をつけなければならない。

そんなことで1000円の食事券があたった。1月31日まで有効である。
正月、夫と食事したときの足しにしょう。

そしてあれこれスーパーで買い物して暖かいのでまたクリスマスのことを忘れている。バスに乗ってショートケーキを買ってこなかったことに気がついた。
しかたなく近所のスーパーに立ち寄ったがショートケーキはなかった。ケーキの土台、スポンジは売っていたが手作りケーキする才能は私にはない。
しょうがないのでちょっと高そうなカステラを買ってきた。
今年のクリスマスはこれにすることにした。

帰り、自宅に戻るとき美味しい手作りの豆腐屋さんが開いていた。
ご主人が亡くなられて長いこと店が閉店していた。
そしたら店が開いていた。
京都に嫁がれた娘さんが奈良に引越ししてこられて昼間は家業の豆腐屋さんの看板娘をしてこられた。
今日は 立ち寄って美味しい豆腐や油揚げを買った。
「誰が豆腐を作っておられるのですか」
と聞くと「娘と2人で作っています」と言われた。
娘さんが「豆腐を一緒に作ろうと言ってくれたので娘と一緒に作っている」と話された。奥さんは「見よう見真似で覚えたのですが娘としている」とおっしゃったが長い間、ご主人がわずらっておられたので店はときどき閉めておられたが開いているときは奥さんが主になって作っておられたのだろう。
とにかく美味しい豆腐屋さんが開店した。
今月の初めに開店したとおっしゃっていたが私は外出をするとたいてい近鉄奈良駅の近くのスーパーで買い物をしていたので知らなかった。
美味しい豆腐が食べられることは私にとって今年のうれしいことである。
1000円の食事券よりもっとうれしい。
豆腐屋さんの奥さんに「体に気をつけて下さい。美味しい豆腐を楽しみにしています」と言っていた。
ことしの暮のうれしい出来事である。
ショートケーキを買ってくるのを忘れたがいいものを見つけたと思っている。

私の豆腐のこだわり、これは子どものころに食べた豆腐の味があるからである。
私が育った木津町南大路町、今は住所表記変更で垣外なんていう。私が育った実家に1軒置いて隣が豆腐屋さんだった。木津町で1番美味しい豆腐屋さんだった。朝早くから夫婦で手作り豆腐を作っておられた。
夏は冷たい井戸水の石の水槽に豆腐がたくさん冷やされていた。いかにも涼しげだった。冬は手を真っ赤にしながらも豆腐をボールら入れて下さった。
その豆腐はものすごく豆の味がして美味しかった。
ここの豆腐を食べて育ったものは他の豆腐が食べられなくなった。
先日、弟が言っていた。
その豆腐屋さんはご主人がなくなって豆腐屋さんをやめられた。長男がその家に住んでいるが大手企業のサラリーナンになっておられる。
町内の会合があると弟たちはみんな幼馴染である。
「会社員やめてあんたが豆腐屋さんをしたら」と言ってしまう。と言う。
それほど美味しかった豆腐に町内の人たちも飢えている。
何が違ったのだろうか。「国産のとびきり上等の豆を使っていたのだろう」と夫は話す。そして手作り、手で作る技術だったのだろうか。
そしてもう1つ豆腐に対する愛情がいっぱい詰まっていたのだろう。
そんな豆腐を食べたくてスーパーで右往左往している。1つ美味しい豆腐を教えてくれた人がおられるが、まだまだ私の子どもの頃に食べた豆腐の味にはほど遠いのである。
それに近いのが今日、買ってきた近所の豆腐屋さんの豆腐である。
子どもの頃に食べた舌の味は大人になっても残っている。
そんなことで豆腐のこだわりが今も続いている。
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