飼い主が農家直売所で、銀杏を買って来て
くれました。今日はあったかいですが、今週は
徐々に冬らしくなってくるとの予報なので、
お鍋にに入れて楽しみたいと思います。
という記事を読みました。
大雑把に要約すると、「日本の消費者が過剰とも
思える品質(サービス)を要求するので、過剰労働
せざるを得なくなっている」という内容。
記事の最初に取り上げられている、大手宅配会社の
配送担当者の例は、正にその通りだと思いました。
時間指定配達サービスがあるために、宅配会社の配送
担当者が過酷な労働環境に置かれています。
ただし、消費者が求めないのに、社会の仕組みが
変えられた結果、過酷労働を強いられた例もあります。
スーパー、デパートが年中無休になり、労働者が休め
なくなったは、「大規模小売店鋪法撤廃」が発端です。
昭和の頃は、大手スーパー、百貨店も、たいてい週に1日
定休日がありました。初売だって3日か4日に行なわれて
いました。
閉店時刻も、だいたい7時で、当時音楽教室でパート勤務を
閉店時刻も、だいたい7時で、当時音楽教室でパート勤務を
していたコロ子は、仕事が6時に終わると、スーパーに
走って、夕食の買い物をしていました。レジで待っていると、
「本日もご来店ありがとうございました。間もなく閉店で
ございます」というアナウンスがあり、「蛍の光」が流れて
きました。それが普通で、不便とも思いませんでした。
書かれているので、引用しておきます。
昭和時代は欧州と同じ規制だった
日米構造協議により流通規制緩和が進められ、1990年以降
閉店時刻は7時から8時へ、年間休日数は44日から24日へ
次々に緩和され、2000年 にアメリカの強硬な要求で
大店法が廃止されると同時に、閉店時刻、休日規制が完全に
なくなり、24時間営業・年中無休が常態化したのです。
(大店法廃止と不眠不休型小売店の解禁)